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[debian-users:09166] Re: A reason of why I've been telling the``TISRNOTW/BLGFASATACOSS''.



佐野@浜松です。

> From: "Ken N." <kenn@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
> Subject: [debian-users:09086] Re: A reason of why I've been telling the``TISRNOTW/BLGFASATACOSS''. 

> #佐野さんからのご質問には、これでひととおりお答えしたと
>  思いますが、抜けがあったら教えて下さい。

いえ、すべて答えて頂けたと思います。どうもありがとうございました。
# またいつか疑問が出てきたら、ひょっとしてお願いすることがあるかも
# しれませんが、、、

> 摩擦と対立はいつでもどこででも起こる可能性のあるものです。それ
> でも、互いの価値観「そのもの」は尊重しあえる人の間では、どんな
> に激しい言葉のやりとりがあるときでも信頼関係が成り立ちます。他
> 人の内面にはけして土足で上がり込まないという相互の信頼です。
> 
> 信頼関係がある限り、コミュニケーションもまた成り立ちます。たと
> えなんらかの「合意」に至る事はなくても、相手の言葉から何かをえ
> ることはできるのです。(ほんの小さな「何か」かもしれませんが。)

「議論」が成立するための前提条件ですね。たしかに、これが確保されて
いなければ、結局は単なる感情的な非難の応酬に堕してしまうか、そうで
なくても、表面的な言葉の奥にそうした非難の感情を隠し持ったままでの
単なる外交辞令のやり取りに終始してしまうということになってしまうの
かもしれません。

> 「理論武装」にはこれがありません。自分は何も(他人を理解する事
> すら)しようとしていないのに他人には自分の要求を平然と押しつけ
> てくる人間、自分の狭く矛盾した価値観を指摘するひとを、論を左右
> にしては頑なに拒絶しつづける人間、このようなひとは、その場限り
> の論理を使い捨てにします。目的は、未熟な自分の内面を守ることで
> す。内面が未熟だからこそ、「武装」をしなくてはならないわけです。
> 
> 問題なのは、このような人間にまともにつき合おうとしたら、つき合
> う側もなんらかの「武装」を行なう必要に迫られるだろうということ
> です。相互に信頼のないまま議論は上滑りし、ことばのやりとりから
> 何も得ることができないどころか、はたで見ていた第三者からは軽蔑
> と失笑を買う事になるでしょう。

おっしゃりたかったことを、やっと理解できたように思います。
これを読んで初めて、そこまで考えが思い至らなかったことに
気づきました。

> DebianやFree software のことを語る人物が、信頼するに足るひとだ
> と他人に思ってもらえる人物であれば、少なくともその人物は敬意を
> 払ってもらえます。敬意と言うのは得がたい物ですが、数多くの敬意
> を勝ち得る事ができれば、それは普及と発展につながるのではないで
> しょうか。たとえ直接的なものでないにしても。

これはその通りだと思います。いろいろ教えて下さって、ありがとう
ございました。

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     #わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。
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