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[debian-users:22945] PPxP: 一般ユーザでダイアルアップ



 こんにちは。島田です。

 一般ユーザをグループ dialout に参加させることで、一般ユーザからのダイア
ルアップ接続に成功しました。

 問題があるのですが、ユーザ A が ppxp でコネクトしてディスコネクトした後、
別のユーザ B が ppxp を実行すると

    $ ppxp
    SysIfOpen: Device or resource busy

と表示され、接続できません。
 逆に、ユーザ B が先に ppxp でコネクトしてディスコネクトした後は、ユーザ
A は上述の症状が出てコネクトできません。

 つまり、誰かが ppxp を一度でも実行してしまうと、

    $ ppxp
    PPxP version 0.99120923
    interface: tap0
    ppxp> 

と表示されて tap0 が使われてしまいます。その後は、そのユーザに tap0 が占
有されてしまい開放されないようで、他の誰も ppxp できなくなってしまうので
す。

 いまのところ、これを回避するには、root になって /usr/sbin/ppxpd を
kill してから、別のユーザが ppxp を実行するとうまくいきます。
 が、そのためだけにいちいち root 権限で操作するのもスマートでないなと思
います。

#  userlink-modules でもやってみましたが、こちらは root が ul0 でユーザ
# A が ul1 でユーザ B が ul2 で、となっているようですが、やはり最初に
# ppxpを実行したときに立ち上がった /usr/sbin/ppxpd を root で kill しない
# と接続できませんでした。
#  さらに、なぜかユーザ B は(いつも ul2 になるのですが)PPXp で止まって
# しまいます。設定ファイルは ethertap のときと同じです。

 環境は次のとおりです。

    OS      : Debian GNU/Linux 2.2 (Potato)
    Kernel  : 2.2.16 で ethertap を有効(モジュールではない)
    デバイス: crw-rw---- 1 root dialout 36, 16 Dec 18  1999 /dev/tap0
    PPxP    : version 0.99120923 (Debian 標準の ppxp パッケージ)

 もっとスマートな解決策はないものでしょうか。
 よろしくお願いします。


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島田博幸
Hiroyuki Shimada
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