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[debian-users:57774] Re: The Debian Administrator's Handbook の日本語翻訳



武藤様

綾小路です。アドバイス有難うございます。

頂いた各修正をトピックブランチ [1] に反映させ、改めて html [2] を生成しました。
なお、本家ブランチに push する場合は複数のコミットを適当な区切りでまとめる必要があるので、
トピックブランチを squash して [3] push する予定です
(本家ブランチへの push が可能になる時期が不明なので、更にまとめるかもしれません)。

[1] https://github.com/l/debian-handbook/commits/master/translation_ja/bug/d-u%40jp/57772
[2] http://l.github.io/debian-handbook/html/ja-JP/
[3] https://github.com/l/debian-handbook/commit/5e9c54f280d9fccc449196113327ce95b559762e

> 全体
> ・本書/この本 が揺れ。「本書」統一のほうがよいかも

「本書」に統一しました。

> ・(条件やライセンス) のもと/の下 が揺れ。好きなほうで

「の下」に統一しました。

> ・すべて/全て が揺れ。「すべて」のほうを推奨。

「すべて」に統一しました。

> ・全く/まったく が揺れ。好きなほうで

「全く」に統一しました。

> ・事/こと が揺れ。「こと」のほうを推奨。

「こと」に統一しました。

> ・御一考 などの「御」はひらがなを推奨

「ご一考」に統一しました。

> ・有り難く は「ありがたく」、のほうが推奨

「ありがたく」に統一しました。

> ・無か・無い・無く →なか・なく・ない のほうを推奨

「なか」「なく」「ない」に統一しました。

> ・web→Web (原文どおりだけど、日本語ではあまり小文字にしない)

「Web」に統一しました。

> ・例えば/たとえば がゆれ。「たとえば」のほうを推奨

「たとえば」に統一しました。

> カバー(Book_Info)
> ・我々はすべての人がこの本から恩恵を受ける事を望んでいるため→本書が皆の役に立つことを我々は願っているので とか。(かかり受けがわかりにくいので意訳)

「本書が皆の役に立つことを我々は願っているので」に修正しました。

> ・保守することは→保守することには

「保守することには」に修正しました。

> ・我々はは→我々は

「我々は」に修正しました。

> ・寄付するかのどちらか一方を行うことで→either orだけど、"どちらか一方"という選択肢をつきつけるよりはどっちでもいいよという程度のニュアンスではないでしょうか。

「ペーパーバックを購入したり本書の公式ウェブサイト経由で寄付することで」に修正しました。

> ・初インストール→ここでのinitial installは初体験ではなくupgradeとは違うという意味での「新規インストール」でどうでしょうか。

「新規インストール」に修正しました。

> 序文(preface)
> ・気付いているよりも→「意識したりしているよりも」とか

「人々が想像したり意識しているよりも広く」に修正しました。

> ・至る所→いたるところ を推奨

「デジタルライフのいたるところに浸透しています」に修正しました。

> ・Debian を選ぶことは単なる→この文すでにかなり「こと」が多いので、「Debianを選ぶというのは単なる」とか

「Debian を選ぶというのは単なるオペレーティングシステムを」に修正しました。

> ・構想を持っています→vision of the freedomsの箇所。「構想」がひっかかるが言い換えが思い浮かばず
> ・基本的なフリーソフトウェア構想→cardinal Free Software idea。気取ってみると「根幹的なフリーソフトウェア思想」とか

少し書き換えて、
「理念を持っています」および「根幹的なフリーソフトウェア理念」に修正しました。
いかがでしょうか。

> ・同様にソフトウェアを自由に選択するべきです→should enjoy those freedom 同様にソフトウェアの自由の恩恵にあずかれるべきです とか。(その次の文も原文がわかりにくいのですが、委託すべきというよりは委託できる自由が与えられるべきということを著者は言いたいのかな)

少し書き換えて、
「ソフトウェアを自由に選択するという恩恵を受けるべきです: そのような人々は、自分たちの代わりに自分たちが選んだ信頼できる人に、ソフトウェアによって制御される機器の監査や改良を自由に委託できるという恩恵を受けるべきです」に修正しました。
いかがでしょうか。

> ・完全に支配できません→完全に支配することはできません としたほうがここは読みやすい

「完全に支配することはできません」に修正しました。

> ・最高で完全にフリーなオペレーティングシステム → the best, entirely Free operating system このbestって品質というよりはtruly的な意味だったりしないのかな。2つ同じ意味を重ねて強調する感じで(真の、完全にフリーなオペレーティングシステム?)

少し書き換えて、
「偽りなく、完全にフリーなオペレーティングシステム」に修正しました。
いかがでしょうか。

> ・主要な目標→main ambition 大望 とするのはやりすぎ?

少し書き換えて、
「Debian の本願はここから来ています」に修正しました。
いかがでしょうか。

> ・付随するフリーソフトウェア→free software around it(operating system) 付随だとおまけっぽく見える。取り巻くとか囲むとかするか、完全に意訳して"支える"としちゃうか

「これを支えるフリーソフトウェア」に修正しました。

> ・その際に Debian は世界中のソフトウェアフリーダム支持者に対して非常に高いハードルを設定し続けています。例えば、国際的標準機構や政府やその他のフリーソフトウェアプロジェクトが対象を「十分にフリー」と考えるべきか否かを決定する際には、通常ソフトウェア使用許諾に関する Debian の決定を基準にします。→In so doing,... or not.の文。原文がわかりづらい…。「そうした中で、Debianは世界中のフリーソフトウェアの自由の支持者に非常に高いハードルを設けてきました。ソフトウェアの使用許諾に関するDebianの決定は、何かについて「十分にフリー」と考え得るか否かを決定するにあたり、たとえば国際的な標準機構、政府機関、あるいはその他のフリーソフトウェプロジェクトでよく参考にされています。」とか

少し書き換えて、
「そうした中で、Debian は世界中のソフトウェアの自由の支持者に非常に高いハードルを設けてきました。ソフトウェアの使用許諾に関する Debian の決定は、何かにつけて「十分にフリー」と考え得るか否かを決定するにあたり、たとえば国際的な標準機構、政府機関、あるいはその他のフリーソフトウェアプロジェクトでよく参考にされています。」に修正しました。
いかがでしょうか。

よろしくお願いします。
綾小路龍之介
--
AYANOKOUZI, Ryuunosuke <i38w7i3@xxxxxxxxxxx>

Attachment: pgpki8QcqFRBn.pgp
Description: OpenPGP Digital Signature