#use wml::debian::template title="Debian ``sarge'' リリース情報" #use wml::debian::translation-check translation="1.6"

woody の次の Debian のメジャーリリースの コードネームは、``sarge'' です。このリリースは、バージョン ``3.1'' になる可能性が高いです。

このリリースは woody のコピーとして出発し、現在は 「テスト版 (testing)」 の状態にあります。これはつまり、一定の期間を経たパッケージで、かつ、 リリースクリティカルバグが存在しないパッケージのみが入ることができるので、 不安定版 (unstable) や experimental ディストリビューションほどの危険性はないということです。

テスト版 (testing) ディストリビューションについてより詳しく知りたい方は、 テスト版についての開発者情報を 参照してください。

あるリリースの「進捗メーター」のようなものはないのか、 との質問をよく受けます。残念ながら単独のかたちでは存在しないのですが、 リリースに到達するために行わなければならない事柄を示している 情報源をいくつか示すことは可能です。

さらに、一般的な状況の報告が、リリース管理者によって \ debian-devel-announce メーリングリストにポストされています。

いつもと同様に、リリースの目標と期日は、前もっては決められて いません。要するに、「Debian はリリースされるときにリリースされる」のです。

sarge における主要な変更点としては、 古い boot-floppies インストールシステムを新しい debian-installer に置き換えること、従来 GCC 2.95 が使われていたアーキテクチャにおいて GCC 3.2 をデフォルトのコンパイラとすることが、現在予定されています。 さらに、Perl 5.8 や XFree86 4.2/4.3 のような新バージョンの採用について、 取り組んでいるところです。