#use wml::debian::projectnews::header PUBDATE="2012-03-20" SUMMARY="2012 年 Debian プロジェクトリーダー選挙、最初の のSqueeze
ベースの Debian Edu をリリース、最近のバグ潰しパーティの報告"
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# $Rev: 3435 $
# Status: [frozen]
3 月 2 日、現 Debian プロジェクト幹事の Kurt Roeckx
さんは、2012 年 Debian プロジェクトリーダーの\
候補者募集のアナウンスを行いました。Stefano Zacchiroli
さんだけが候補であった昨年と異なり、今年は 3 人の候補者 (Wouter Verhelst
さん、Gergely Nagy さんおよび現 DPL の Stefano Zacchiroli さん) が Debian
プロジェクトリーダーに立候補する予定です。
選挙運動期間はすでに始まっていて、3月31日に終了します。候補者の公約はすでに閲覧できる状態です。debian-vote
メーリングリスト上で選挙運動を追従できます。このメーリングリストは、未来のリーダーが、投票者 /
有権者からの疑問に答える場です。選挙期間は、4 月 1 日開始、4 月 14 日終了です。
のSqueezeベースの Debian Edu をリリース
先週、Debian Edu の Squeeze
ベースの最初のバージョンがリリースされました。Debian Edu (別称
Skolelinux
) は、学校やその他の教育機関での使用を目的とした Debian Pure
Blend(s) で、すぐに使える設定済みの学内ネットワーク環境を提供します。
Petter Reinholdtsen さんは、Debian Edu / Skolelinux
についての一連のブログ記事の掲載を開始しました。それは、Debian
Edu のユーザーと管理者のインタビューおよび、\
チームのワークフローの説明が含まれます。
Debian プロジェクトは、旧安定版
Debian 5.0 (コードネーム Lenny
) の 10
回目で最終のアップデートのアナウンスをお知らせ出来て嬉しく思います。
このアップデートには、主に旧安定版に対するセキュリティ問題の修正と、
その他の深刻な問題に対する若干の調整が含まれます。
セキュリティ勧告はすでに別途公開されており、
アナウンスには勧告の内容が参照できる場所へのリンクが付けられています。
Jonathan Wiltshire さんは 3 月 2–4 日の週末中にケンブリッジで開催されたバグ潰しパーティ
(BSP) のレポートを送信しました。BSP は成功しました。18
人の開発者と貢献者が 170 個のバグに対して仕事し、45 個のバグが修正され、16
個のバグには新たな情報が追加されました。Manuel Montecelo さんは 2005 年に報告された\
最も古いバグを修正し、これに対して Neil Williams さんは、opensync
とそれに関連するパッケージの削除を要求し、このパーティの間に 25 個のバグを修正しました。
Paul Wise さんは 3 月 10–11 日の週末中に\
パースで開催されたバグ潰しパーティに関して報告しました。この週末の間、10
人の人々が rc-alert が挙げた 12
個のリリースクリティカルバグに関して仕事をしました。
Philipp Kern さんは Debian
がホスティングしている Gobby
サーバの可用性に関して発表しました。Gobby
は独立デスクトップアプリケーション型のリアルタイム共同作業用エディタです。これを使うには、gobby-0.5
パッケージをインストールして、gobby.debian.org サーバに接続するだけです。
最近の記事の中で、Stefano Zacchiroli さんは Debian
カーネルチームが上流開発者にどれだけ貢献しているかについて指摘しました。Debian
カーネルチームのメンバーは特定の Linux
リリースに対する特に活動的な貢献者として名前を挙げられているだけでなく、メンバーは現在の Linux
安定版カーネルメンテナである Greg
Kroah-Hartman さんから次のように公的に感謝されました:
私は Debian カーネル開発者の皆さんに感謝しています。具体的には、Ben Hutchings
さん、Maximilian Attems さん、Dann Frazier さん、Bastian Blank さん、Moritz Muehlenhoff
さんに感謝しています。彼らによって
普通の
開発者が行う貢献の水準をはるかに超えた貢献がなされました。彼らは
kernel.org 以外の場所や、様々なベンダーがリリースしたカーネルとバグトラッカー等に公開されたパッチを収集し、これらのパッチを
2.6.32 カーネルにバックポートしてテストし、私にパッチを転送しました。
彼らのユーザコミュニティに対する彼らの貢献は開発者のボランティア
グループとしては素晴らしいものです。
私は彼らの手伝いが無ければ 2.6.32 カーネルは成功しなかったと固く信じています。Red Hat
や SuSE 製品のユーザは Debian カーネルチームからの恩恵を受けているのです。
Raphaël Hertzog さんが Debian の裏方
インタビューを 1
件公開しました。Perl チームのメンバーである Gregor
Herrmann さん へのインタビューです。
Enrico Zini さんは、\ 新メンバープロセスに関する新しいウェブサイトについてアナウンスしました。新しいウェブサイトのバックエンドには最近のバグ潰しパーティで再設計されたデータベースが使われています。
Stefano Zacchiroliさんは、今月の Debian プロジェクトリーダー活動の月例報告を発信しました。
川口耕介さんは、Debian と Maven が持つ文化の対立に関する興味深いブログ記事を記述しました。
Debian プロジェクトは、7
年連続で Google Summer of Code
に参加する予定です。詳細は、Debian wikiで見ることができます。
前回の Debian プロジェクトニュースの発行以降、 8 人の方々が\ パッケージのメンテナンスを始めました。 Raúl Benencia さん、AbdulKarim Memon さん、Keith Winstein さん、 Medhamsh V さん、Robin Gareus さん、Andrea Palazzi さん、Sergey Slipchenko さん、 Anton Kokalj さんを私たちのプロジェクトに歓迎しましょう!
Debian セキュリティチームは最近、以下のパッケージ (抜粋) にセキュリティ勧告を公開しました: libxml-atom-perl、 plib、 gimp、 imagemagick、 freetype、 mysql-5.1、 python-pam、 libdbd-pg-perl、 libyaml-libyaml-perl、 iceweasel。 勧告の内容をよく読んで、適切な対策を講じてください。
Debian Backports チームは、以下のパッケージにセキュリティ勧告を公開しました: fex、 notmuch。 勧告の内容をよく読んで、適切な対策を講じてください。
Debian 安定版リリースチームは以下のパッケージにアップデートを公開しました: at。 勧告の内容をよく読んで、適切な対策を講じてください。
これらは、先週のセキュリティ勧告の中からより重要なものだけが抜粋されていることに注意してください。Debian セキュリティチームが公開したセキュリティ勧告の最新情報をチェックする必要があるなら、アナウンスを受けとるためにセキュリティメーリングリスト (これとは別に backports メーリングリストと安定版アップデートメーリングリスト) を購読してください。
最近、315 のパッケージが不安定版の Debian アーカイブに追加されました。\ 新規パッケージからの抜粋: