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[debian-users:01710] Re: Debian on UMSDOS



UMSDOSにDebianのシステムをインストールする話ですが、一応、目標の
パッケージ(Mule+SKK)までインストールできました。容量の関係で
ドキュメント類を削ってしまいましたが。まあ、一週間遊ぶにはいいでしょう。

>>>>> On Tue, 26 Aug 1997 22:22:49 +0900,
>	Hiroshi KISE <kise@xxxxxxxxxxxx> said:

kise> 疑問点:
kise> 1、UMSDOSドライバを組み込んだカーネルの入手法。Slackwareから
kise> もらってくればいいらしい。

SlackwareのカーネルはすべてUMSDOSを組み込んでいるらしいのですが、
loopデバイスが組み込まれていないので、Debian1.3.1のインストールには
使えませんでした。RedHatはカーネル単体で置いていないようです。

二回目の起動のときには、UMSDOSファイルシステムを/としてマウント
するため、どうしてもカーネルに組み込まないといけないようです。
とすると、同じCPUのLinuxシステムでカーネルを作成するのが
一番簡単そうです。

Debian1.3.1の場合、drv1440.binのモジュールのバージョンにあわせて、
2.0.29のカーネルを作成する必要があります。

カーネルのコンフィグですが、kernel-source-2.0.29_2.0.29-7.debに入って
いる.configをもとにいじるのが無難なようです。UMSDOSドライバを組み込む
だけですから。ですが、あとでカーネルの再構築をするのは二度手間なので、
最初のうちできっちりやっておくのもいいかもしれません。

わざわざパッケージを作らなくても、“make zImage”で充分です。
それをコピーして使います。

kise> 2、最初のloadlinで、UMSDOSをルート(/)としてブートするには
kise> どうればいいのか。

これは勘違いをしていました。インストール時のファイルシステムは
RAMディスクに作成して、どこかのディレクトリ(Debianの場合は
/target)にマウントするのが普通です。これはext2なファイルシステム
でも同様です。

kise> 3、関連して、umssyncは絶対必要なのか?

これは必要。からっぽのディレクトリに対応した“--linux.---”
ファイルを手作業で簡単に作成かどうか、によりますが、未確認。

kise> 4、root.binにあるインストーラは、UMSDOSのことを考えていないのか?
kise> というのも、メニューでマウントを選ぶと、MSDOSとしてマウントする
kise> ようなので。

考えていない、でしょうね、やっぱり。(^_^)

人にすすめてまわるには、
・UMSDOSを組み込んだカーネル
・umssync入りroot.bin	(普通のでもいいか)
が必要ですね。ですが、これで不安定なところが出て「Linuxって不安定
なんだぁ」と思われたらいやですし。
-- 
喜瀬“冬猫”浩@南国沖縄
kise@xxxxxxxxxxxx