[debian-users:16043] Re: 環境変数の設定

[Toyohiko Nagai <nagai@xxxxxxxxxxxx>]

  永井＠シリウスです。

>>>>>> Takao KAWAMURA <kawamura@debian.or.jp> wrote:

kawamura> >   例えば、.bashrcに環境変数の設定を入れてしまうと、意図的に別
kawamura> > の環境変数を設定したbashからforkされたサブシェルでも環境変数が
kawamura> > いつも.bashrcのものに従ってしまい、シェルスクリプトなどが予期
kawamura> > せぬ動作を行うことがあるのではないかと思います。
kawamura> 
kawamura> そんなことはありません。bashが.bashrcを読むのは、対話的に起
kawamura> 動されたときだけです。シェルスクリプトを実行するときは、
kawamura> BASH_ENVという変数がセットされていれば、その内容をファイル名
kawamura> に持つファイルを読みます。

  その通りです。すみません、発言が軽率でした。危うくただの嘘つ
きになってしまうところでした。ありがとうございます。

kawamura> > という利用方法が推奨されていたと思いますので、.bashrcにはあま
kawamura> > り環境変数の設定を入れないのが普通なのではないかと思っています。
kawamura> 
kawamura> 昔はそんなことも言われましたが、X、特にxdmが一般的になるにつ
kawamura> れ、ログインシェル用と、その他の対話的シェル用の初期化ファイ
kawamura> ルを分けないのが常識になりました(と思います)。
kawamura> # (あんな昔の)「続たのしいUNIX」にすらそう書かれていたような…。

  ありゃ、最近はそうなんですか。最初にこのての知識を得たのが
「Korn Shell Programming」の本でしたが、その辺はその時代から変
わっていないのだと思っていました。勉強不足でした。

  私もxdmを使っていますし、たしかにbashを意図的にログインシェ
ルでない対話シェルとして起動するというのはごく稀ですもんね。本
題からははずれますが、いつまでも同じ知識は通用せんといういい教
訓になりました。

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Toyohiko Nagai <nagai@xxxxxxxxxxxx>
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