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[debian-users:17046] Re: kinput2 の起動キーの設定方法について
榎田です。さっそくのフォローありがとうございます。
UNO Takeshi <uno@xxxxxxxxxxxxx> writes:
> > kinput2やクライアントではなく、Xのライブラリか何かで、Ctrl+O が設定されて
> > いるのでしょうか?
>
> potatoだからか、自分で書き換えているからか、Ctrl+Oでは変換にはならない...
>
> でもXresourceの
> Kinput2*conversionStartKeysとか、
> KTerm*VT100*Translationsとかの設定のことではないかと思うのですが、
> いかがでしょう?
それらのリソースの設定は試しています。以前 debian-users:16637 で質問してた
こともあり、やや情報不足でした。以下、16637 と重複しますが、
XMODIFIERS=@im=kinput2 を設定し、
(設定 1)
KTerm*VT100*translations: #override \
Shift<Key>space: begin-conversion(_JAPANESE_CONVERSION)
と設定した場合は、kinput2は Shift+space で「のみ」起動します。つまり
Ctrl+Oキーを無効にできます。しかし、
(設定 2)
KTerm*VT100*translations: #override \
Shift<Key>space: open-im(XMODIFIERS)
と設定した場合は、kinput2は Shift+space だけでなく、Ctrl+O でも
起動してしまいます。
(設定 1) の方は、kinput2プロトコルでの設定、(設定 2)の方は、XIMプロトコル
での設定じゃないかと、ドキュメント等を読んで、自分では理解しています。
ktermについては、(設定 1)によって、Ctrl+O を無効にできました。しかし、
krxvtその他、XIMをサポートしている(と思われる)プログラム上では、
例えば Shift+spaceによるkinput2起動「のみ」を有効にしようと思って
~/.Xresources に
Kinput2*cconversionStartKeys: Shift<Key>space と設定しても、
また、~/.Xresources 自身が無い場合でさえも、
XMODIFIERS=@im=kinput2 の設定がしてあれば、Shift+space だけでなく、
Ctrol+O や Kanjiキー でもkinput2が起動してしまうのです。
よって、kinput2やkrxvtなどのリソース設定ではどうにもならないところで
Ctrl+O によるkinput2起動が設定されており、キーバインドを無効にすること
はできないのではないか? と思ったわけです。
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Yukihito ENOKIDA
yeno1013@xxxxxxxxxxxxxxx