Pavel Kankovsky さんは、X11 用の画像ライブラリである imlib および imlib2 内にも存在している libXpm に複数のオーバーフローを発見しました。 攻撃者は、ある方法で注意深く細工をした画像ファイルを作成し、犠牲者が ファイルをオープンした際に imlib または imlib2 にリンクされている アプリケーションにて任意のコードの実行が可能になります。 The Common Vulnerabilities and Exposures project では以下の問題を認識しています:
複数のヒープオーバフロー。imlib2 にはそのようなコードは存在していない。
imlib ライブラリ内の複数の整数オーバフロー。
安定版ディストリビューション (stable、コードネーム woody) では、これらの問題は バージョン 1.0.5-2woody2 で修正されています。
不安定版ディストリビューション (unstable、コードネーム sid) では、 これらの問題は近く修正される予定です。
imlib2 パッケージのアップグレードをお勧めします。