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コーディネーションによるチーム翻訳
文書が大きすぎて一人では訳し切れそうにない場合や、随時更新されていく文書などで、一人が動けないときでも他の人がサポートできる体制で翻訳を進めたい場合などは、翻訳チームのコーディネーションを検討してみてください。
概要
コーディネーションでは、誰かがコーディネータとして翻訳チームのとりまとめを行うことになります。
通常は、翻訳の言い出しっぺがコーディネータをすることになるでしょう。
コーディネータは、ML で翻訳チームへの参加を募り、翻訳を割り振り、それを集めて仕上げを行います。
コーディネーションの流れ
コーディネーションは、次のような流れで行われています。
- 呼び掛け
- コーディネータは、翻訳しようとしている文書と、翻訳の進め方についてメーリングリストに投稿し、翻訳チームへの参加を募ります。(例)
- 割り振り
- コーディネータは、翻訳チームが集ったら、文書をいくつかに分割して、各メンバーに割り当てます。(例)
- 翻訳と査読
- 翻訳チームは、それぞれ担当部分を翻訳します。メーリングリストなどに査読依頼をするといいでしょう。
- とりまとめ
- コーディネータは、提出された翻訳をまとめて、原稿を仕上げます。
-
- 公開
- コーディネータは、可能なら自分で、不可能なら依頼して、原稿を適切な場所に公開します。(例)
翻訳対象が大きかったり、連載などで継続するものは、上記のサイクルを繰り返します。
コーディネータも翻訳チームの一員ですので、場合によっては自分で翻訳したり、あるいは
途中でコーディネータを交代することもあります。
コーディネーションの実例
これまでにコーディネートされた翻訳チームは下記の通りです。
- lenny リリースノート翻訳チーム
- 翻訳対象:lenny リリースノート
- 翻訳チーム:5 名前後
- メーリングリスト:debian-doc
- DeveloperNews 翻訳チーム
- 翻訳対象:Debian Wiki の DeveloperNews
- 翻訳チーム:5 名前後
- メーリングリスト:debian-www
- 原稿リポジトリ
- Debian Project News 翻訳チーム
- 翻訳対象:Debian Wiki の ProjectNews
- 翻訳チーム:5 名前後
- メーリングリスト:debian-www