[debian-devel:02821] Re: Bug#JP/209: libc6_2.0.6.3.wml.1 -- locale problem

[yosshy@debian.or.jp (Akira YOSHIYAMA)]

  吉山＠神戸大です．

I received from tantaka@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx on 02 16 , 1998. 

+ Package: libc6
+ Version: 2.0.6-3.wml.1
+ 
+ 安中と申します。
+ 
+ experimental にあったlibc6_2.0.6-2.wml.1_i386.deb ではEUCのファイルを
+ 正常に変換してくれるようなのですが、libc6_2.0.6-3.wml.1ではうまく行きま
+ せん。
+ 
+ 具体的にはPOVRAY - isosurface patch をコンパイルしました。
+ そのなかにsetlocale(LC_TYPE,"ja_JP.ujis")という部分があります。
+ (元々は setlocale(LC_TYPE,"Japanese") でしたが、変えてあります。)
+ 
+ そのプログラムをコンパイルして
+ 2.0.6-2.wml.1の場合、straceで追跡した時は、
+ open("/usr/share/locale/ja_JP.ujis/wcsmbs.so", O_RDONLY) = 6
+ という表示があるのですが、
+ 2.0.6-3.wml.1の場合には現れません。
		（略）
+ のような感じです。
+ 上のパッケージの構成でlibc6_2.0.6-3.wml.1 の代わりに
+ libc6_2.0.6-2.wml.1を入れると正常に動作するようです。
+ libc6_2.0.6-2.wml.1の動作がおかしくて
+ libc6_2.0.6-3.wml.1は正常に動作しているから
+ このような結果になる、、という場合でしたら申し訳御座いません。

  すいません，全くもって私のミスです．m(__)m
  ドキュメントの整備だけやって，wcsmbs-locale (wcsmbs*.deb) 関連のパッ
チを glibc-2.0.6-3.wml.1 に当てるのを忘れていました．今 glibc の再パッ
ケージングをやっていますので，今しばらくお待ち下さい．

  ところで，

+ experimental にあったlibc6_2.0.6-2.wml.1_i386.deb ではEUCのファイルを
+ 正常に変換してくれるようなのですが、

との事ですが，具体的にどのような変換をするのでしょうか．
  実は，情けない事に，自作のテストコマンドで mbtowc() など動作テストを
行なった事はあるものの，実際にそれがアプリケーションでどのように使われ
ているか知りません．POVRAY で動いているというのを聞いて，どうやって 
wcsmbs の機能が使われている（使えている）のか非常に興味があります．よ
ろしかったらそのやり方も教えて頂けませんでしょうか．

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   Name: 吉山あきら  Akira Yoshiyama
   E-mail: yosshy@debian.or.jp
   URL: http://jedi.seg.kobe-u.ac.jp/~yosshy/linux.html