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[debian-devel:05425] packaging strategy for SKK



現在のskkパッケージはバージョン10.39で、emacs 20.3では使えま
せん。そこで、skk10.45.14をDebianizeしようと思います。なるべ
くオリジナルの配布物に手を加えたくないので、やなぎはらさんが
作られていた、辞書やサーバを含んだ配布物に基づくパッケージと、
skk10.45.14.tar.gzというelのみに基づくパッケージの2本立てで
行こうと思っています。

ソース| バイナリ
------+----------------------------------
skk   | skk, skkserv, skkdic, skk-dictools
skk-el| skk-el

となるわけです。skkとskk-elはConflictsしません。両方入れた場
合はskk-elが有効になります。なぜこうするかというと、skkに含
まれるinfoやtutorialをskk-elには含めたくないからです(オリジ
ナルの配布物に入っていないから)。

将来、SKKの公式フルパッケージが出たときは、skkのcontrolに
Conflicts: skk-el (<= 10.45.14-4)
という風な指定をすれば問題ないですよね。

今後もEmacs Lispの部分だけはどんどん改訂されていくでしょうか
ら、こういうやりかたがいいのではないかと思うのですが、ややこ
しいことはややこしいですよね。もっといい手があるでしょうか。
みなさんの御意見を聞かせてください。

また、いっそのことフルパッケージ版を、公式の最新版である9.6
にバージョンダウンしてはどうかと考えました。βが二つより、公
式版+βという形の方がいい気がします。

現在の10.39というのは、Emacs Lispコードが変化しているだけで、
辞書その他には違いはないはずなので、skk-elと組み合わせるのが
前提なら困らないはず。ただし、これはますますややこしいので、
やめておいた方がいいかな…。

-- 
川村 尚生