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[debian-devel:06659] Re: Is new cd_autoup-jp.sh available?



鍋谷です。

maehara@debian.or.jp (Keita Maehara) writes:

> 前原@再び京都 :-) です。
> 
> > 新しい cd_autoup.sh があるようですが、cd_autoup-jp.sh は
> > これに対応できますでしょうか。
> 
> 対応してみました。また、メッセージの一部を鍋谷さんの README-upgrade.jp 
> の翻訳のものに入れ替えました。master.debian.or.jp の Incoming/maehara に
> 置いておきます。

ありがとうございます。

> > # cd_autoup-jp.sh は ftp site に置いてないのですね。
> 
> README-upgrade.jp (最新は [debian-doc:00476] の v0.4 かな?)  と一緒に 
> hamm-jp の upgrade-i386 に置いてもらえないか…と思ったのですが、よく考え
> たらパス名などの記述が食い違うのでそのままでは駄目ですね。
> 
> # こちらの対応をお願いしてもいいでしょうか? > 鍋谷さん

はい、わかりました。
こっそり改訂していた README-upgrade.jp に path の変更と Debian-JP
に依存した部分を少々書き足してみました(うそが入っているかも)。

README-upgrade.jp        ... 単に README-upgrade の訳
README-upgrade.jp.PLUS   ... README-upgrade.jp + Debian JP 用の説明

の2つを添付します。Debian JP 用の説明の追加・修正があれば教えて下さい。

> 本家と同様に、さらに apt_0.1.4.bo_i386.deb と dpkg_1.4.0.8.deb も一緒に
> 置いておいてもらえると嬉しいのかな?

はい。更に、debian-jp/hamm-jp/hamm/disks-i386/current 以下に

  dselect.beginner.ja.txt
  dselect.beginner.ja.html

も置いていただきたいです(最新ではないのかな?)。
-- 
大阪大学理学研究科物理学専攻 博士後期課程1年 大坪研究室(06-850-5346)
         鍋谷 栄展      nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
              README-upgrade for Debian Gnu/Linux v. 2.0

                Official Debian CD を使ったアップグレード

     Debian の重要な特徴のひとつがアップグレード機構です。これにより
古い Debian システムをアップグレードするために、すべてのパッケージを
再インストールする必要がなくなります。

     Debian 2.0 は、Gnu libc6 ライブラリをベースにしています。これ以
前の Debian バージョンでは libc5 ライブラリをベースにしていました。
libc5 ライブラリ群を使ってダイナミックリンクでコンパイルされたプログ
ラムは libc6 ライブラリ群で動作しませんし、その逆も同様です。しかし、
Debian ではそれぞれのライブラリ群でコンパイルされたバイナリがシステム
上に共存でき、どちらのライブラリでも開発を進めることができるようになっ
ています。

     libc6 用パッケージには、それ以前の libc5 用パッケージとは互換性
がないものもあります。従って、その種のパッケージでは、アップグレード
を始める前に、あらかじめ libc5 用パッケージを削除し、libc6 用パッケー
ジをインストールしておく必要があります。これらのパッケージの削除とイ
ンストール作業は決った順序で行なわなければなりません。さもないと、
システムが不安定な状態になってしまいます。この作業を行う手段を 2 通り
用意しました。 - cd_autoup.sh スクリプトと 'apt-get dist-upgrade' です。

      dselect を使って、システムにインストールしてあるパッケージに
hold(維持) マークをつけている場合、そのパッケージを削除またはアップグ
レードすることができないため、アップグレード作業は失敗してしまいます。
次に挙げるパッケージを hold(維持) にしている場合は、アップグレードを
始める前に dselect を使って hold(維持) をはずしておく必要があります。

    ldso, libc5, libc6, timezones, locales, ncurses3.0, ncurses3.4,
libreadline2, libreadlineg2, bash, libg++27, libg++272, libstdc++2.8,
dpkg, dpkg-dev, slang0.99.34, slang0.99.38, libgdbm1, libgdbmg1,
perl-base, perl, data-dumper, libnet-perl, dpkg-ftp, dpkg-mountable,
netbase, netstd, timezone, xmanpages, perl-suid, perl-debug, wg15-locale,
libpthread0, xslib, splay, boot-floppies, localebin.

     cd_autoup.sh スクリプトは、必須パッケージが hold (維持) になっ
ている場合でも、それらを強制的に削除しようとします。しかしながら、
hold にしているパッケージは、アップグレード前にあらかじめ手動で
hold をはずしておくことが望ましいです。


            cd_autoup.sh スクリプトを利用したアップグレード

     CD のトップ直下にあるディレクトリ "upgrade-i386" には、本文書
(README)と、スクリプト cd-autoup.sh、そして bo 用の deb パッケージ 2 つ
があります。アップグレードを始める前にこのディレクトリに移動しておけば、
bo パッケージのインストールとスクリプトを実行には、以下に例示す
コマンドをそのまま使用できます(bo パッケージのインストールは必要な場合
のみ行ってください)。上記のディレクトリに移動しない場合は、適当なパス名
を以下に示すコマンドに追加してください。

     このディレクトリには cd-autoup.sh スクリプトが用意されています。
このスクリプトは、互換性のなくなる libc5 用パッケージを削除し、必要な
libc6 用パッケージをインストールするように設計されています。
buzz (1.1.x)、rex (1.2.x)、bo (1.3.x) から hamm (2.0) にアップグレード
する場合に使用できます。

     dselect の使用方法に慣れていない方は、アップグレードを始める前
にこの CD の debian/hamm/hamm/disks-i386/current ディレクトリにある 
dselect.beginner.txt または dselect.beginner.html を読んでください。

     ログを記録しておくために、/usr/bin/script を使用することを強く
推奨します。 実際、dselect のログを script で記録しておくと非常に便
です(これは dselect の場合に限りません)。そうすることで、何らかの問題
が発生した場合、何が起ったのか知ることが可能です。script を
`script -myfilename' のように実行すれば、引数として指定したファイルに
コンソールの写しが書き出されます。引数を省略した場合は、デフォルトの
ファイル名 `typescript' が用いられます。(script を実行する時に、カレ
ントディレクトリが CD 上にある場合、"myfilename"のパスには書き込み可
能なディレクトリを指定しなければなりません。)   

     autoup スクリプトの実行もそうですが、パッケージインストール作業
はスーパーユーザ権限で実行しなければいけません。root でログインするか
su または sudo を使用して、スーパーユーザ権限を取得してください。buzz 
(1.1.x) システムからアップグレードする場合には、cd_autoup.sh を実行す
る前に手動で dpkg をアップグレードしなければなりません
(dpkg -i dpkg_1.4.0.8.deb を実行してください)。後で、dselect でアクセ
スメソッドとして apt を使用するのでしたら、この時点で apt を手動でイ
ンストールしてください(dpkg -i apt_0.1.4.bo_i386.deb)。以上が終りまし
たら、`cd_autoup.sh'を実行してください。

     このスクリプトは、何らかの理由のためにアップグレードの妨げとなる
いくつかのパッケージを、実際のアップグレードの前に削除します。あるパッ
ケージはスクリプトによって hamm 用パッケージで置き換えられ、またある
パッケージはスクリプト終了後に dselect で再インストールしなければなり
ません。削除したすべてのファイル一覧は /root ディレクトリのファイル名
"removed-<today's date>" に書き出されます。このファイルは後ほど
dselect を実行して際に、インストールすべきパッケージを選択するときの
参考になるでしょう。

     その後、質問されたらそれに答えていきます(一部の新規インストールプ
ログラムでは、設定用スクリプトによる設問があります)。アップグレードの
途中で何回か警告が表示されることがあります。特に、perl-base をインス
トールするために perl を削除したとき現れる警告は不安に感じるかもしれ
ませんが害はありません。

     スクリプトが終了すると、以下のようなメッセージが表示されます。前
もって参考になるよう、ここでも示しておきます:

  libc6 がインストールされました。dselect を起動して残りのパッケージを
  アップグレードしてください。最初は、現在インストール済のパッケージの
  みをアップグレードするために、(select を選択しないで) access, update,
  install, configure モジュールだけを順に実行することを推奨します。
  その後で、必要ならば select, install モジュール を使用して、追加パッ
  ケージをインストールしてください。

  dpkg/dselect は多くのパッケージをアップグレードすることを心に止めてお
  いてください(また、この段階でインストールされている殆ど全てのパッケージ
  がアップグレードされるでしょう)。通常はすべてのパッケージが設定済となる
  までには何回か install と configure を繰り返す必要があります。 dselect 
  の apt アクセスメソッドではこの欠点がかなり修正されています。

  apt がインストールされているなら("apt を利用したアップグレード" 以下の
  説明を参照)、dselect の Access モジュールで apt アクセスを選択できます。
  apt は以前の dselect アクセスメソッドに比べ非常に高速です。これが終了
  したら、アップグレードした libc5 の utmp/wtmp wrapper 関数が有効にする
  ために "shutdown -r now" でリブートします。

  すべての開発パッケージ(-dev, -dbg, and -pic) と互換性のなくなるいくつ
  かのパッケージは、libc5 バージョンと libc6 バージョンで衝突しますので、
  このアップグレード中に削除されます。削除されたパッケージのリストはファ
  イル "/root/removed-<today's date>" にあります。必要ならこれらの libc6
  用パッケージをインストールしなければなりません。libc5 で開発作業をして
  いるのでしたら、(oldlibs ディレクトリに用意された) libc5 用パッケージ
  のうち必要なものを再インストールします。

  最後に、忘れずに wtmp と utmp を修正して下さい。さもないと、last や
  who や sac などが機能しません。debian-users メーリングリストで
  Miquel van Smoorenburg <miquels@xxxxxxxxxx> から以下のような発言をいた
  だきました:

      > 1. すべてのパッケージを hamm に更新します。
      > 2. まだリブートしていない場合はリブートします。
      > 3. wtmp ファイルを移動して、utmp ファイルを切ります:
      >    cd /var/log
      >    mv wtmp wtmp.libc5
      >    touch wtmp
      >    cd /var/run
      >    cp /dev/null utmp
      > 4. 確認のためもう一度リブートするといいでしょう。
      > 
      > これは、"utmp 構造体" が libc5 と libc6 では異なっているため、
      > utmp と wtmp の「データベース」が libc5 と libc6 で異なるから
      > です。

       これで Debian Gnu/Linux v2.0 システムはあなたのものです。
       お楽しみください!


                     apt を利用したアップグレード

     The Deity Project は apt という名で知られる新しい改良された dpkg 
インターフェースを開発しています。apt のユーザインターフェースはまだ利
用できませんが、現在はコマンドラインからの利用や、dselect の access 
メソッドとして利用が可能です。

     dselect の使用方法に慣れていない方は、アップグレード作業を始める
前にこの CD の debian/hamm/hamm/disks-i386/current ディレクトリにある
dselect.beginner.txt または dselect.beginner.html を読んでください。


     ログを記録しておくために、/usr/bin/script を使用することを強く
推奨します。 実際、dselect のログを script で記録しておくと非常に便
です(これは dselect の場合に限りません)。そうすることで、何らかの問題
が発生した場合、何が起ったのか知ることが可能です。script を
`script -myfilename' のように実行すれば、引数として指定したファイルに
コンソールの写しをき出します。引数を省略した場合は、デフォルトのファ
イル名 `typescript' が用いられます。(script を実行する時にカレントディ
レクトリが CD 上にある場合、"myfilename"のパスには書き込み可能なディレ
クトリを指定しなければなりません。)   

     CD のトップ直下にあるディレクトリ "upgrade-i386" には、本文書
(README)と、apt_0.1.4.bo_i386.deb、dpkg_1.4.0.8.deb、スクリプト
cd-autoup.sh があります。アップグレードを始める前にこのディレクトリに
移動しておけば、bo パッケージのインストール(必要な場合のみ)には、以下
に示すコマンドをそのまま使用できます。CD 上のそのディレクトリに移動し
たくない場合は、適当なパス名を以下に示すコマンドに追加してください。

     パッケージインストール作業にはスーパーユーザ権限が必要ですので、
root でログインするか su または sudo を使用して、スーパーユーザ権限を
取得してください。root になった後、`script -<filename>' と入力し、更
にこの README があるディレクトリに移動してください。(script の実行時
に作業ディレクトリが CD 上にある場合は、<filename>のパスに書き込み可
能なディレクトリを指定してください。) 次に、 apt を手動でインストー
ルしてください(dpkg -i apt*)。buzz (1.1.x) システムからアップグレード
する場合には、以降のアップグレード作業を進める前にこのディレクトリに
ある dpkg に手動でアップグレードしておく必要があります(dpkg -i dpkg*)。

     /usr/doc/apt にある apt ユーザガイドを読んでおくことを推奨します。
アップグレードを始める前に、apt 設定ファイル /etc/apt/sources.list の
設定をしなければいけません。コメントされた説明の後の最初の行に
             deb file:<cd_mount_point>/debian stable main
を追加します。

     インターネットに接続できない場合(または、セキュリティ問題を修正し
た新しいパッケージをダウンロードしたくない場合)は、残りの2行はコメント
アウトしてください。アップグレード作業時にインターネットに接続する場合
には、お近くのミラーサイトに変更してください。

     次に、以下のように実行します。
            apt-get update
            apt-get -f dist-upgrade

     APT が削除しようとしているパッケージ一覧を十分に吟味し、間違いがな
いことを確認してください。必須(essential)パッケージの中には、削除しても
大丈夫なパッケージ(例えば、e2fsprogs)もありますが、削除してはいけない
パッケージもあります。

*警告*
     APT が必須パッケージの削除リストに lib* を挙げた場合は、そのまま継
続するとシステムをだめにしてしまう可能性が非常に高いです。

     確認したら以下のように実行します。
            apt-get install timezones locales

     この時点でシステムは安定版となり、ほんんど又は全てのパッケージが
libc6 にアップグレードされています。dselect を実行して、まだ libc5 用で
あるパッケージをアップグレードしたり、お望みの新しいパッケージをインス
トールすることができます。アクセスメソッドには apt を使用すると良いで
しょう。

     最後に、忘れずに wtmp と utmp を修正して下さい。さもないと、
last や who や sac などが機能しません。debian-users メーリングリストで
Miquel van Smoorenburg <miquels@xxxxxxxxxx> から以下のような発言をいた
だきました:

    > 1. すべてのパッケージを hamm に更新します。
    > 2. まだリブートしていない場合はリブートします。
    > 3. wtmp ファイルを移動して、utmp ファイルを切ります:
    >    cd /var/log
    >    mv wtmp wtmp.libc5
    >    touch wtmp
    >    cd /var/run
    >    cp /dev/null utmp
    > 4. 確認のためもう一度リブートするといいでしょう。
    > 
    > これは、"utmp 構造体" が libc5 と libc6 では異なっているため、
    > utmp と wtmp の「データベース」が libc5 と libc6 で異なるから
    > です。

     これで Debian Gnu/Linux v2.0 システムはあなたのものです。
     お楽しみください!

$Id: README-upgrade,v 0.7 1998/08/27 13:37:45 bob Exp bob $

日本語訳(v 0.5 1998/12/28)
     Hidenobu NABETANI <nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
          README-upgrade.jp for Debian Gnu/Linux v. 2.0
                            and Debian JP packages

                Official Debian CD を使ったアップグレード

     Debian の重要な特徴のひとつがアップグレード機構です。これにより
古い Debian システムをアップグレードするために、すべてのパッケージを
再インストールする必要がなくなります。

     Debian 2.0 は、Gnu libc6 ライブラリをベースにしています。これ以
前の Debian バージョンでは libc5 ライブラリをベースにしていました。
libc5 ライブラリ群を使ってダイナミックリンクでコンパイルされたプログ
ラムは libc6 ライブラリ群で動作しませんし、その逆も同様です。しかし、
Debian ではそれぞれのライブラリ群でコンパイルされたバイナリがシステム
上に共存でき、どちらのライブラリでも開発を進めることができるようになっ
ています。

     libc6 用パッケージには、それ以前の libc5 用パッケージとは互換性
がないものもあります。従って、その種のパッケージでは、アップグレード
を始める前に、あらかじめ libc5 用パッケージを削除し、libc6 用パッケー
ジをインストールしておく必要があります。これらのパッケージの削除とイ
ンストール作業は決った順序で行なわなければなりません。さもないと、
システムが不安定な状態になってしまいます。この作業を行う手段を 2 通り
用意しました。 - cd_autoup-jp.sh スクリプトと 'apt-get dist-upgrade' です。

      dselect を使って、システムにインストールしてあるパッケージに
hold(維持) マークをつけている場合、そのパッケージを削除またはアップグ
レードすることができないため、アップグレード作業は失敗してしまいます。
次に挙げるパッケージを hold(維持) にしている場合は、アップグレードを
始める前に dselect を使って hold(維持) をはずしておく必要があります。

    ldso, libc5, libc6, timezones, locales, ncurses3.0, ncurses3.4,
libreadline2, libreadlineg2, bash, libg++27, libg++272, libstdc++2.8,
dpkg, dpkg-dev, slang0.99.34, slang0.99.38, libgdbm1, libgdbmg1,
perl-base, perl, data-dumper, libnet-perl, dpkg-ftp, dpkg-mountable,
netbase, netstd, timezone, xmanpages, perl-suid, perl-debug, wg15-locale,
libpthread0, xslib, splay, boot-floppies, localebin,
(Debian-JP パッケージ)dpkg-i18n, dpkg-ftp-i18n, dpkg-dev-i18n, locale-ja

     cd_autoup-jp.sh スクリプトは、必須パッケージが hold (維持) になっ
ている場合でも、それらを強制的に削除しようとします。しかしながら、
hold にしているパッケージは、アップグレード前にあらかじめ手動で
hold をはずしておくことが望ましいです。


            cd_autoup-jp.sh スクリプトを利用したアップグレード

     CD のトップ直下にあるディレクトリ "upgrade-i386" には、本文書
(README)と、スクリプト cd_autoup-jp.sh、そして bo 用の deb パッケージ 2 つ
があります。アップグレードを始める前にこのディレクトリに移動しておけば、
bo パッケージのインストールとスクリプトを実行には、以下に例示す
コマンドをそのまま使用できます(bo パッケージのインストールは必要な場合
のみ行ってください)。上記のディレクトリに移動しない場合は、適当なパス名
を以下に示すコマンドに追加してください。

     このディレクトリには cd_autoup-jp.sh スクリプトが用意されています。
このスクリプトは、互換性のなくなる libc5 用パッケージを削除し、必要な
libc6 用パッケージをインストールするように設計されています。
buzz (1.1.x)、rex (1.2.x)、bo (1.3.x) から hamm (2.0) にアップグレード
する場合に使用できます。

     dselect の使用方法に慣れていない方は、アップグレードを始める前
にこの CD の debian-jp/hamm-jp/hamm/disks-i386/current ディレクトリにある 
dselect.beginner.ja.txt または dselect.beginner.ja.html を読んでください。

     ログを記録しておくために、/usr/bin/script を使用することを強く
推奨します。 実際、dselect のログを script で記録しておくと非常に便
です(これは dselect の場合に限りません)。そうすることで、何らかの問題
が発生した場合、何が起ったのか知ることが可能です。script を
`script -myfilename' のように実行すれば、引数として指定したファイルに
コンソールの写しが書き出されます。引数を省略した場合は、デフォルトの
ファイル名 `typescript' が用いられます。(script を実行する時に、カレ
ントディレクトリが CD 上にある場合、"myfilename"のパスには書き込み可
能なディレクトリを指定しなければなりません。)   

     autoup-jp スクリプトの実行もそうですが、パッケージインストール作業
はスーパーユーザ権限で実行しなければいけません。root でログインするか
su または sudo を使用して、スーパーユーザ権限を取得してください。buzz 
(1.1.x) システムからアップグレードする場合には、cd_autoup-jp.sh を実行す
る前に手動で dpkg をアップグレードしなければなりません
(dpkg -i dpkg_1.4.0.8.deb を実行してください)。後で、dselect でアクセ
スメソッドとして apt を使用するのでしたら、この時点で apt を手動でイ
ンストールしてください(dpkg -i apt_0.1.4.bo_i386.deb)。以上が終りまし
たら、`cd_autoup-jp.sh'を実行してください。

     このスクリプトは、何らかの理由のためにアップグレードの妨げとなる
いくつかのパッケージを、実際のアップグレードの前に削除します。あるパッ
ケージはスクリプトによって hamm 用パッケージで置き換えられ、またある
パッケージはスクリプト終了後に dselect で再インストールしなければなり
ません。削除したすべてのファイル一覧は /root ディレクトリのファイル名
"removed-<today's date>" に書き出されます。このファイルは後ほど
dselect を実行して際に、インストールすべきパッケージを選択するときの
参考になるでしょう。

     その後、質問されたらそれに答えていきます(一部の新規インストールプ
ログラムでは、設定用スクリプトによる設問があります)。アップグレードの
途中で何回か警告が表示されることがあります。特に、perl-base をインス
トールするために perl を削除したとき現れる警告は不安に感じるかもしれ
ませんが害はありません。

     スクリプトが終了すると、以下のようなメッセージが表示されます。前
もって参考になるよう、ここでも示しておきます:

  libc6 がインストールされました。dselect を起動して残りのパッケージを
  アップグレードしてください。最初は、現在インストール済のパッケージの
  みをアップグレードするために、(select を選択しないで) access, update,
  install, configure モジュールだけを順に実行することを推奨します。
  その後で、必要ならば select, install モジュール を使用して、追加パッ
  ケージをインストールしてください。

  dpkg/dselect は多くのパッケージをアップグレードすることを心に止めてお
  いてください(また、この段階でインストールされている殆ど全てのパッケージ
  がアップグレードされるでしょう)。通常はすべてのパッケージが設定済となる
  までには何回か install と configure を繰り返す必要があります。 dselect 
  の apt アクセスメソッドではこの欠点がかなり修正されています。

  apt がインストールされているなら("apt を利用したアップグレード" 以下の
  説明を参照)、dselect の Access モジュールで apt アクセスを選択できます。
  apt は以前の dselect アクセスメソッドに比べ非常に高速です。これが終了
  したら、アップグレードした libc5 の utmp/wtmp wrapper 関数が有効にする
  ために "shutdown -r now" でリブートします。

  すべての開発パッケージ(-dev, -dbg, and -pic) と互換性のなくなるいくつ
  かのパッケージは、libc5 バージョンと libc6 バージョンで衝突しますので、
  このアップグレード中に削除されます。削除されたパッケージのリストはファ
  イル "/root/removed-<today's date>" にあります。必要ならこれらの libc6
  用パッケージをインストールしなければなりません。libc5 で開発作業をして
  いるのでしたら、(oldlibs ディレクトリに用意された) libc5 用パッケージ
  のうち必要なものを再インストールします。

  最後に、忘れずに wtmp と utmp を修正して下さい。さもないと、last や
  who や sac などが機能しません。debian-users メーリングリストで
  Miquel van Smoorenburg <miquels@xxxxxxxxxx> から以下のような発言をいた
  だきました:

      > 1. すべてのパッケージを hamm に更新します。
      > 2. まだリブートしていない場合はリブートします。
      > 3. wtmp ファイルを移動して、utmp ファイルを切ります:
      >    cd /var/log
      >    mv wtmp wtmp.libc5
      >    touch wtmp
      >    cd /var/run
      >    cp /dev/null utmp
      > 4. 確認のためもう一度リブートするといいでしょう。
      > 
      > これは、"utmp 構造体" が libc5 と libc6 では異なっているため、
      > utmp と wtmp の「データベース」が libc5 と libc6 で異なるから
      > です。

       これで Debian Gnu/Linux v2.0 システムはあなたのものです。
       お楽しみください!


                     apt を利用したアップグレード

     The Deity Project は apt という名で知られる新しい改良された dpkg 
インターフェースを開発しています。apt のユーザインターフェースはまだ利
用できませんが、現在はコマンドラインからの利用や、dselect の access 
メソッドとして利用が可能です。

     dselect の使用方法に慣れていない方は、アップグレード作業を始める
前にこの CD の debian-jp/hamm-jp/hamm/disks-i386/current ディレクトリにある
dselect.beginner.ja.txt または dselect.beginner.ja.html を読んでください。


     ログを記録しておくために、/usr/bin/script を使用することを強く
推奨します。 実際、dselect のログを script で記録しておくと非常に便
です(これは dselect の場合に限りません)。そうすることで、何らかの問題
が発生した場合、何が起ったのか知ることが可能です。script を
`script -myfilename' のように実行すれば、引数として指定したファイルに
コンソールの写しをき出します。引数を省略した場合は、デフォルトのファ
イル名 `typescript' が用いられます。(script を実行する時にカレントディ
レクトリが CD 上にある場合、"myfilename"のパスには書き込み可能なディレ
クトリを指定しなければなりません。)   

     CD のトップ直下にあるディレクトリ "upgrade-i386" には、本文書
(README)と、apt_0.1.4.bo_i386.deb、dpkg_1.4.0.8.deb、スクリプト
cd_autoup-jp.sh があります。アップグレードを始める前にこのディレクトリに
移動しておけば、bo パッケージのインストール(必要な場合のみ)には、以下
に示すコマンドをそのまま使用できます。CD 上のそのディレクトリに移動し
たくない場合は、適当なパス名を以下に示すコマンドに追加してください。

     パッケージインストール作業にはスーパーユーザ権限が必要ですので、
root でログインするか su または sudo を使用して、スーパーユーザ権限を
取得してください。root になった後、`script -<filename>' と入力し、更
にこの README があるディレクトリに移動してください。(script の実行時
に作業ディレクトリが CD 上にある場合は、<filename>のパスに書き込み可
能なディレクトリを指定してください。) 次に、 apt を手動でインストー
ルしてください(dpkg -i apt*)。buzz (1.1.x) システムからアップグレード
する場合には、以降のアップグレード作業を進める前にこのディレクトリに
ある dpkg に手動でアップグレードしておく必要があります(dpkg -i dpkg*)。

     /usr/doc/apt にある apt ユーザガイドを読んでおくことを推奨します。
アップグレードを始める前に、apt 設定ファイル /etc/apt/sources.list の
設定をしなければいけません。コメントされた説明の後の最初の行に
             deb file:<cd_mount_point>/debian stable main
             deb file:<cd_mount_point>/debian-jp stable-jp main
を追加します。

     インターネットに接続できない場合(または、セキュリティ問題を修正し
た新しいパッケージをダウンロードしたくない場合)は、残りの2行はコメント
アウトしてください。アップグレード作業時にインターネットに接続する場合
には、お近くのミラーサイトに変更してください。

     次に、以下のように実行します。
            apt-get update
            apt-get -f dist-upgrade

     APT が削除しようとしているパッケージ一覧を十分に吟味し、間違いがな
いことを確認してください。必須(essential)パッケージの中には、削除しても
大丈夫なパッケージ(例えば、e2fsprogs)もありますが、削除してはいけない
パッケージもあります。

*警告*
     APT が必須パッケージの削除リストに lib* を挙げた場合は、そのまま継
続するとシステムをだめにしてしまう可能性が非常に高いです。

     確認したら以下のように実行します。
            apt-get install timezones locales

     この時点でシステムは安定版となり、ほんんど又は全てのパッケージが
libc6 にアップグレードされています。dselect を実行して、まだ libc5 用で
あるパッケージをアップグレードしたり、お望みの新しいパッケージをインス
トールすることができます。アクセスメソッドには apt を使用すると良いで
しょう。

     最後に、忘れずに wtmp と utmp を修正して下さい。さもないと、
last や who や sac などが機能しません。debian-users メーリングリストで
Miquel van Smoorenburg <miquels@xxxxxxxxxx> から以下のような発言をいた
だきました:

    > 1. すべてのパッケージを hamm に更新します。
    > 2. まだリブートしていない場合はリブートします。
    > 3. wtmp ファイルを移動して、utmp ファイルを切ります:
    >    cd /var/log
    >    mv wtmp wtmp.libc5
    >    touch wtmp
    >    cd /var/run
    >    cp /dev/null utmp
    > 4. 確認のためもう一度リブートするといいでしょう。
    > 
    > これは、"utmp 構造体" が libc5 と libc6 では異なっているため、
    > utmp と wtmp の「データベース」が libc5 と libc6 で異なるから
    > です。

     これで Debian Gnu/Linux v2.0 システムはあなたのものです。
     お楽しみください!

$Id: README-upgrade,v 0.7 1998/08/27 13:37:45 bob Exp bob $

日本語訳(v 0.5 1998/12/28)
Debian JP Project 用に説明追加(v 0.1 1998/12/28)
     Hidenobu NABETANI <nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
--- README-upgrade.jp	Mon Dec 28 19:58:07 1998
+++ README-upgrade.jp.PLUS	Mon Dec 28 22:41:05 1998
@@ -1,4 +1,5 @@
-              README-upgrade for Debian Gnu/Linux v. 2.0
+          README-upgrade.jp for Debian Gnu/Linux v. 2.0
+                            and Debian JP packages
 
                 Official Debian CD を使ったアップグレード
 
@@ -20,7 +21,7 @@
 ジをインストールしておく必要があります。これらのパッケージの削除とイ
 ンストール作業は決った順序で行なわなければなりません。さもないと、
 システムが不安定な状態になってしまいます。この作業を行う手段を 2 通り
-用意しました。 - cd_autoup.sh スクリプトと 'apt-get dist-upgrade' です。
+用意しました。 - cd_autoup-jp.sh スクリプトと 'apt-get dist-upgrade' です。
 
       dselect を使って、システムにインストールしてあるパッケージに
 hold(維持) マークをつけている場合、そのパッケージを削除またはアップグ
@@ -33,33 +34,34 @@
 dpkg, dpkg-dev, slang0.99.34, slang0.99.38, libgdbm1, libgdbmg1,
 perl-base, perl, data-dumper, libnet-perl, dpkg-ftp, dpkg-mountable,
 netbase, netstd, timezone, xmanpages, perl-suid, perl-debug, wg15-locale,
-libpthread0, xslib, splay, boot-floppies, localebin.
+libpthread0, xslib, splay, boot-floppies, localebin,
+(Debian-JP パッケージ)dpkg-i18n, dpkg-ftp-i18n, dpkg-dev-i18n, locale-ja
 
-     cd_autoup.sh スクリプトは、必須パッケージが hold (維持) になっ
+     cd_autoup-jp.sh スクリプトは、必須パッケージが hold (維持) になっ
 ている場合でも、それらを強制的に削除しようとします。しかしながら、
 hold にしているパッケージは、アップグレード前にあらかじめ手動で
 hold をはずしておくことが望ましいです。
 
 
-            cd_autoup.sh スクリプトを利用したアップグレード
+            cd_autoup-jp.sh スクリプトを利用したアップグレード
 
      CD のトップ直下にあるディレクトリ "upgrade-i386" には、本文書
-(README)と、スクリプト cd-autoup.sh、そして bo 用の deb パッケージ 2 つ
+(README)と、スクリプト cd_autoup-jp.sh、そして bo 用の deb パッケージ 2 つ
 があります。アップグレードを始める前にこのディレクトリに移動しておけば、
 bo パッケージのインストールとスクリプトを実行には、以下に例示す
 コマンドをそのまま使用できます(bo パッケージのインストールは必要な場合
 のみ行ってください)。上記のディレクトリに移動しない場合は、適当なパス名
 を以下に示すコマンドに追加してください。
 
-     このディレクトリには cd-autoup.sh スクリプトが用意されています。
+     このディレクトリには cd_autoup-jp.sh スクリプトが用意されています。
 このスクリプトは、互換性のなくなる libc5 用パッケージを削除し、必要な
 libc6 用パッケージをインストールするように設計されています。
 buzz (1.1.x)、rex (1.2.x)、bo (1.3.x) から hamm (2.0) にアップグレード
 する場合に使用できます。
 
      dselect の使用方法に慣れていない方は、アップグレードを始める前
-にこの CD の debian/hamm/hamm/disks-i386/current ディレクトリにある 
-dselect.beginner.txt または dselect.beginner.html を読んでください。
+にこの CD の debian-jp/hamm-jp/hamm/disks-i386/current ディレクトリにある 
+dselect.beginner.ja.txt または dselect.beginner.ja.html を読んでください。
 
      ログを記録しておくために、/usr/bin/script を使用することを強く
 推奨します。 実際、dselect のログを script で記録しておくと非常に便
@@ -71,15 +73,15 @@
 ントディレクトリが CD 上にある場合、"myfilename"のパスには書き込み可
 能なディレクトリを指定しなければなりません。)   
 
-     autoup スクリプトの実行もそうですが、パッケージインストール作業
+     autoup-jp スクリプトの実行もそうですが、パッケージインストール作業
 はスーパーユーザ権限で実行しなければいけません。root でログインするか
 su または sudo を使用して、スーパーユーザ権限を取得してください。buzz 
-(1.1.x) システムからアップグレードする場合には、cd_autoup.sh を実行す
+(1.1.x) システムからアップグレードする場合には、cd_autoup-jp.sh を実行す
 る前に手動で dpkg をアップグレードしなければなりません
 (dpkg -i dpkg_1.4.0.8.deb を実行してください)。後で、dselect でアクセ
 スメソッドとして apt を使用するのでしたら、この時点で apt を手動でイ
 ンストールしてください(dpkg -i apt_0.1.4.bo_i386.deb)。以上が終りまし
-たら、`cd_autoup.sh'を実行してください。
+たら、`cd_autoup-jp.sh'を実行してください。
 
      このスクリプトは、何らかの理由のためにアップグレードの妨げとなる
 いくつかのパッケージを、実際のアップグレードの前に削除します。あるパッ
@@ -157,8 +159,8 @@
 メソッドとして利用が可能です。
 
      dselect の使用方法に慣れていない方は、アップグレード作業を始める
-前にこの CD の debian/hamm/hamm/disks-i386/current ディレクトリにある
-dselect.beginner.txt または dselect.beginner.html を読んでください。
+前にこの CD の debian-jp/hamm-jp/hamm/disks-i386/current ディレクトリにある
+dselect.beginner.ja.txt または dselect.beginner.ja.html を読んでください。
 
 
      ログを記録しておくために、/usr/bin/script を使用することを強く
@@ -173,7 +175,7 @@
 
      CD のトップ直下にあるディレクトリ "upgrade-i386" には、本文書
 (README)と、apt_0.1.4.bo_i386.deb、dpkg_1.4.0.8.deb、スクリプト
-cd-autoup.sh があります。アップグレードを始める前にこのディレクトリに
+cd_autoup-jp.sh があります。アップグレードを始める前にこのディレクトリに
 移動しておけば、bo パッケージのインストール(必要な場合のみ)には、以下
 に示すコマンドをそのまま使用できます。CD 上のそのディレクトリに移動し
 たくない場合は、適当なパス名を以下に示すコマンドに追加してください。
@@ -192,6 +194,7 @@
 アップグレードを始める前に、apt 設定ファイル /etc/apt/sources.list の
 設定をしなければいけません。コメントされた説明の後の最初の行に
              deb file:<cd_mount_point>/debian stable main
+             deb file:<cd_mount_point>/debian-jp stable-jp main
 を追加します。
 
      インターネットに接続できない場合(または、セキュリティ問題を修正し
@@ -246,4 +249,5 @@
 $Id: README-upgrade,v 0.7 1998/08/27 13:37:45 bob Exp bob $
 
 日本語訳(v 0.5 1998/12/28)
+Debian JP Project 用に説明追加(v 0.1 1998/12/28)
      Hidenobu NABETANI <nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>