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[debian-devel:11338] Re: potato の xfs-xtt の安定性について



佐野@浜松です。

In article <199912232126.GAA14011@xxxxxxxxxxxxxxx>,
  at Fri, 24 Dec 1999 06:26:36 +0900,
   on [debian-devel:11195] potato の xfs-xttの安定性について,
 Yukihito ENOKIDA <yeno1013@xxxxxxxxxxxxxxx> さん writes:

> この現象を、Gimpの...という特殊な状況じゃなくても、xfd を使っても確認する
> ことができました。X-TTのMLにも報告、質問しているのですが、Debianの問題
> なのか、私ひとりの症状なのか、xfs-xtt以外に問題があるのか等、わからない
> ため、どなたか以下に示すxfdの実行結果を、報告していただきたいのです。

遅くなりましたが、追試してみました。結果は、榎田さんと同じく、
 xfs-xtt が落ちて xfd が固まったようにみえます。

ii  xfs-xtt         1.3.0.1-7      X-TrueType font server
ii  freetype2       1.3.1-0        The FREE TrueType Font Engine, shared librar
ii  libc6           2.1.2-11       GNU C Library: Shared libraries and Timezone
ii  libxfont-xtt    1.3.0.1-7      X-TT patched font library of X (Shared libra
ii  zlib1g          1.1.3-5        compression library - runtime
        ^^^ (Provides virtual package libz1)

ii  xtt-fonts       0.19990222-4   Free Japanese TrueType fonts (mincho & gothi
ii  xserver-common  3.3.5-2        files and utilities common to all X servers
ii  xserver-svga    3.3.5-2        X server for SVGA graphics cards

榎田さんの環境との違いは xfs-xtt と libxfont-xtt のバージョンが 1.3.0.1-3 から
 1.3.0.1-7 に更新されている点くらいでしょうか。

> 上記の環境で、
> 
> xfd  -start 15000 -rows 4 -columns 6  \
>  -fn "-wadalab-gothic-medium-r-*--200-*-*-*-p-*-jisx0208.1983-0" &
> 
> などとして、"Next Page"をマウスでどんどんクリックしているうちに、
> 私のところでは、数10回(不規則)したところで、xfs-xttがクラッシュして、
> xfdも固まります。"-c-" だと問題ありません。 また、古いDebianパッケージ
> (X-TT 1.2, XFree86 3.3.3ベース)では問題ありませんでした。

私が試した範囲では、上記のコマンドだと 17 回目の "Next Page"、つまり

range: 0x2121 (33,33) thru 0x747e (116,126)
upper left: 0x3c30 (60,48)

と表示された状態 (左上から「式 識 鴫 ...」と表示されている状態」
のところで必ず固まりました。表示内容を見てみると、下から 2 番目の行、
右から 3 番目の「漆」まで表示されており、次の「疾」が空白になっています。

  # 「疾」をクリックしてみると character 0x3c40 (60,64) (074,0100) と
  # 表示されます。

が、先に "Prev Page" をクリックしてから Next Page を繰り返すと、
もっと前に固まるようです。

 xfd  -start 15000 -rows 4 -columns 6  \
  -fn "-wadalab-gothic-medium-r-*--200-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0" &

だと何の問題も無くずっと表示されているようです。(30 回目くらいまで確認)

それから /etc/X11/xfs/config にある

# font cache control, specified in KB
cache-hi-mark = 2048
cache-low-mark = 1433

の cache-hi-mark の数値を大きくすると、「固まる」までの
回数が増えるようです。手元では 4096, 8192 などを試してみました。

今ちょっとやってみたところでは、8192 を hi-mark に指定した場合は
 "Next Page" が選択できなくなるところ、つまり upper left:  0x7470 (116,112)
までクリックを繰り返しても固まりませんでした。そのまま "Prev Page" を
繰り返して先頭まで、つまり upper left: 0x0018 (0,24) までトライしましたが
大丈夫です。また 4560 でも大丈夫なようでした。が、4096 では固まりました。

 hi-mark と low-mark の比率が問題かと思って hi-mark を 2048 として
 low-mark を 512 にして試してみたら固まったので、そういう問題では無い
みたいです。

原因などはわかりませんが、とりあえず現象を確認したので報告しておきます。

  # ノート PC (TP235) のキーボードでマウスボタンのクリックを
  # 繰り返したら手が疲れた、、、

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     # (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
    <xlj06203@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)