[debian-devel:14457] potato -> woody and locale-{ja,ko,zh,vi}

[Tomohiro KUBOTA <tkubota@xxxxxxxxxxx>]

こんばんは。久保田です。

potato から woody に dist-upgrade する際に、locale-ja が
うまく処理されない、という不具合があるそうです。

http://slashdot.jp/journal.pl?op=display&uid=1544&id=9653

そこで、woody の Packages.gz ファイルを検索してみると、

 - locale-ja (version 18) が存在する
 - locale-ja は libc6 (>= 2.1.94-1) と Conflicts: する
 - locale は locale-* との依存関係はとくに記述されていない
 - woody の libc6 のバージョンは 2.2-5

といった状態です。おそらく、libc6 と locale-ja の両方を
potato から woody にバージョンアップさせようとして競合が
起こり、unconfigured な状態に置かれてしまったのだと思います。

potato から woody に dist-upgrade する際には locale-ja は
不要になります。が、その情報が apt に伝わっていないために、
apt はどちらも消すことができず、結局きちんとインストール
されない状態に陥ってしまったのだと思います。そこで、
locales パッケージに、Conflicts: locale-{ja,ko,vi,zh} と
Provides: locale-{ja,ko,vi,zh} を加えればいいのだと思うの
ですが、それで正しいのでしょうか？

# それと、woody から locale-{ja,ko,vi,zh} を消しておく必要も
# あるのではないかと思います。

なにせ、dist-upgrade というのが何をやっているのか、私自身、
分かっていないものですので。。。

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久保田智広 Tomohiro KUBOTA <kubota@debian.org>
http://www.debian.or.jp/~kubota/
"Introduction to I18N"  http://www.debian.org/doc/manuals/intro-i18n/