[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[debian-devel:14788] Woody install from USB FDD / boot-floppies i18n 3.0.18 cvs + 2.0.20 usbfdboot



佐野@浜松です。

doc@JP での上川さんのメールに刺激されて、手元の cvs 版で
 woody 用 boot-floppies を build してみました。

たしかに、Language Chooser はスバラシイですね。
日本語メッセージも utf-8 でちゃんと文字化けせずに
表示されているようです。

一部に改行位置が不自然なところもあるので、そのへんまで
修正できると文句無しですが、現状でも機能的には充分
使える範囲ではないかという感じです。

ということで、ちょっと 2.0.20 なカーネルに例の usbfdboot な
パッチを適用した local なパッケージを作成して、それを使って
 usbfdboot な woody 向け boot-floppies 3.0.18cvs+usbfdboot を
作ってみました。

今、 http://www.debian.or.jp/~sano/usbfdboot/ 以下に
 scp でコピーしているところです。(遅いなぁ、、、)

うまくいけば usbfdboot/woody-3.0.18-cvs-boot-floppies/ 以下に

     706 diff-usbfdboot-boot-floppies.txt
 1474560 drv14-1.bin
    4096 kernel-patches
 1474560 resc1440-s.bin
 1474560 resc1440.bin
 1474560 root1440.bin

といったファイルが置かれているはずです。

diff-usbfdboot-boot-floppies.txt は rootdisk の中で
 mv /dev/fd0 /dev/fd0.std; ln -s /dev/sda /dev/fd0
としておくために boot-floppies へ加えた変更点、
kernel-patches/ 以下にある diff ファイル 3 つは
 2.2.20 カーネルのソースツリーに加えた変更点です。

まだ自分の機械でしかテストしていませんが、
 resc1440.bin を dd/rawritewin でフロッピーに
書き込んで起動し、

  VFS: Insert root floppy disk to be loaded into RAM disk and press ENTER

というメッセージの後でフロッピーを root disk に入れ換えて Enter キーを
押すとエラーメッセージが出て USB FDD を認識するはずなので、その後で
もう一度 Enter キーを押せば compressed root image の load が始まる
はずです。

その後、言語選択の画面が出ると思うので、カーソルキーで日本語を
選択すれば、後はたぶん通常のインストール作業と同様にできるだろうと
思います。(まだちゃんと全部の作業を検証してはいませんが、いくつかの
画面を眺めてみて確認しました。)

なお使用した kernel の config は compact をべースにいくつかの
変更を加えてあります。

最近なかなか時間が取れなくて woody 版 boot-floppies のテストも
やっていませんでしたけど、JP 独自の作業をやらなくても i18n 版で
日本語サポートも OK というのは非常にありがたいことですね。
(frame buffer + bterm で i18n support on multi architecture だし)

ちゃんとテストできたら debian-boot ML に「日本語サポート OK だよ」と
報告を入れてあげると Adam 達も喜んでくれるんじゃないかと思いますので
よろしく。(最近 ML を講読してませんが、web でざっと眺めた範囲では
 i18n 版の日本語サポート状況について OK/NG の report を出した人は
まだいなかったような。)

では。

--
   # わたしのおうちは浜松市、アカウミガメもやってくる
    <kgh12351@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)