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[debian-devel:18774] Re: [Freewnn-users 240] Re: tamago-tsunagi-draft.gitの公開とご意見伺い (was: Emacs-tamago (egg) のupstreamを(再び)作りませんか?)



このメールは
tamago-tsunagi-misc@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
chise-ja@xxxxxxxxxxxxxxx
freewnn-users@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
canna-dev@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
anthy-dev@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
opensuse-ja@xxxxxxxxxxxx
debian-devel@debian.or.jp
freebsd-users-jp@xxxxxxxxxxx
に同じ内容で出しております。

お待たせして申し訳ありません。
退院しました。


2014年11月20日 5:59 Mitsutoshi NAKANO <itsango@xxxxxxxxx>:
>
> typoに気づきましたのでfixします。
>
> 2014/11/19 Mitsutoshi NAKANO <itsango@xxxxxxxxx>:
>> 考えたり、調べたりしながらこの文章を書いてみたのですが、
>> 著作権者を一つに統一するというのは
>> もはや無理なんじゃないかという気がしてきました。
>>
>> 残念ですが
>> http://producingoss.com/ja/copyright-assignment.html
>> の「何も対処しない」以外の選択肢が
>> 現実で内容に思えてきました。
>
> s/現実で内容に思えてきました。/現実的で無いように思えてきました。/
>
> 今後のソースとパッチの開発については考え中です。

さて、今後のソースとパッチの追加について考えたいと思います。

考えが間違っている、違う考え方もできる、など
意見・異見がございましたらどうかご指摘願います。


少なくとも新規にソースを追加する場合には、
そのソースをGPL-2+でライセンスすることに同意していただきます。
そして、その事実を示すためにソースのヘッダに
http://www.gnu.org/licenses/old-licenses/gpl-2.0.en.html#howto
で示された文章をコメントで入れてもらいます。

Copyright (C) yyyy  name of author

This program is free software; you can redistribute it and/or
modify it under the terms of the GNU General Public License
as published by the Free Software Foundation; either version 2
of the License, or (at your option) any later version.

This program is distributed in the hope that it will be useful,
but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.  See the
GNU General Public License for more details.

You should have received a copy of the GNU General Public License
along with this program; if not, write to the Free Software
Foundation, Inc., 51 Franklin Street, Fifth Floor, Boston, MA  02110-1301, USA.

ここまでは良いのですが問題はname of authorに
誰の名前を入れるかです。

Tamagoは当初GNU Emacsに取り込むことを考え、
FSFに著作権を譲渡していたと聞きました。
https://www.mail-archive.com/anthy-dev@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/msg00402.html

しかし、今私が取り組んでいるTamago-tsunagiは、
そこから大幅に後退して、
ながらくディストリビューションごとに別々に保守され、
バラバラになっていたTamago(Egg)の命脈が消えないように
保守する(つなぐ)ことを目的としています。

それを目的としたとき、どこかへ著作権を譲渡することを
必須にすることが望ましいことなのかどうか、悩んでいます。

手続きの煩雑さが開発の速度を落としてしまうんではないかと、
危惧しています。


-------- ちょっと横道にそれます --------

著作権を譲渡することを前提にするなら、
その手続きを判りやすく提示しておく必要があるかなと感じております。
(私も手続きを知らないですし。)
FSFへの著作権譲渡についてお詳しい方がいらっしゃいましたら、
どのような手続きで行っていたか教えていただけないでしょうか?
特に新規のコードをFSFに譲渡する場合どうしていたのかを
知りたいです。

ishikawa@xxxxxxxxxxxx さんの
http://sourceforge.jp/projects/freewnn/lists/archive/users/2014-November/000239.html
は参考になったのですが、これは既にFSFにコードが譲渡されていて
FSFがコードを管理している場合の手続きだと思います。

Tamago(Egg)のソースコードの多くはFSFが著作権を
持っていることになっていますが、
この譲渡手続きがどのようにしてなされたのかが解っていれば
参考になるかなと思っています。


また、著作権の譲渡先をどこにするかも、
検討する必要があります。

現在Tamago(Egg)のソースはCopyright表記を信じる限りでも
FSF・FSIJ・PFU・
;;; egg-sim.el --- EGG Simple Input Method
;; Copyright (C) 2000 Electrotechnical Laboratory, JAPAN.
;; Licensed to the Free Software Foundation.
;; Copyright (C) 2000 TOMURA Satoru <tomura @ etl.go.jp>
とか
helper/egg-helper.c
 * Copyright (c) 2005 ISHIKAWA Mutsumi
とかがあります。
http://sourceforge.jp/projects/tamago-tsunagi/lists/archive/misc/2014-November/000008.html

これらのうち、著作権の譲渡を受け付けている著作者は
FSFとFSIJくらいでしょうか?

-------- 話を戻します --------


あれこれゴチャゴチャ考えたのですが、
著作権者を一(法)人にまとめるのはもはや無理じゃないかという気がしています。
http://producingoss.com/ja/copyright-assignment.html
には3つの方式が書かれていますが、
http://producingoss.com/ja/copyright-assignment.html#copyright-assignment-none
以外の選択肢はもはや現実的ではないかなと。


Tamago-tsunagiは
みんながGPL-2+の基で著作権を共有(分有?)する方式で
やって行こうかと思います。


GPLではプログラムを改変した場合、
改変した箇所・日時・改変者が誰であるか
明らかにするよう求めています。


新たなソースをTamago-tsunagiに追加する場合には
ソースの冒頭に
Copyright (C) yyyy  <あなたの名前とemail address>


This program is free software; you can redistribute it and/or
modify it under the terms of the GNU General Public License
as published by the Free Software Foundation; either version 2
of the License, or (at your option) any later version.

This program is distributed in the hope that it will be useful,
but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.  See the
GNU General Public License for more details.

You should have received a copy of the GNU General Public License
along with this program; if not, write to the Free Software
Foundation, Inc., 51 Franklin Street, Fifth Floor, Boston, MA  02110-1301, USA.

を追加していただくことになります。


その上でChangeLogに日付、名前、email address、
追加したソースの名前と変更箇所を
出来るだけ詳細に記述していただくことになります。
これまでのChangeLogを読む限り、割と詳細に書かれているので、
これを模倣すればよいと思います。

gitのコミットログにも名前、e-mail address、
変更箇所をできる限り詳細に記述することを
ルールにしたいと思います。



新たなパッチ・修正を追加する場合には
以下のことを守っていただくことになると思います。

パッチ・修正はTamago(Egg)に対する二次的著作物であると認識すること。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO048.html#1000000000000000000000000000000000000000000000000200000000001000000011000000000

パッチ・修正の著作者は二次的著作物に対する
著作権者である事を自覚すること。
(たぶん、パッチを書く人の中には、
これを曖昧にしてしまう人がいるんじゃないかと想像しています。)

(Tamago(Egg)は原著作者を含む全ての著作者がGPL-2+で
ライセンスすることに合意したソフトウェアなので)
当然パッチ・修正にもGPL-2+が適用されるということに同意すること。
(同意しなければパッチ・修正を行うことができないはず。)


その上でChangeLogに日付、名前、email address、
変更したソースの名前と変更箇所を
出来るだけ詳細に記述していただくことになります。

gitのコミットログにも名前、e-mail address、
変更箇所をできる限り詳細に記述することを
ルールにしたいと思います。



こんなところでしょうか?



特に意見がないようでしたら、
https://github.com/MItsutoshiNAKANO/tamago-tsunagi-draft2http://sourceforge.jp/projects/tamago-tsunagi/
に移し替える作業に入りたいと思います。

-- 
1xx <ItSANgo@xxxxxxxxx> <https://twitter.com/ItSANgo>
Mitsutoshi NAKANO <bkbin005@xxxxxxxxxxxxxxx>
<http://d.hatena.ne.jp/Itisango/>