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man.1



鍋谷です。

man.1 の後半の校正です。ほとんどは言い回しの変更かと思います。

# 一応これですべてのチェックが終わりました。

> .\"O Alternatively, if an executable program 
> .\"O .I mandb_nfmt 
> .\"O (or 
> .\"O .I mandb_tfmt
> .\"O with 
> .\"O .BR \-t ) 
> .\"O exists in the man tree root, it is executed instead.  
> あるいは、実行可能なプログラム
> .I mandb_nfmt
> (または
> .I mandb_tfmt
>
> .BR \-t オプション)
> が man 系列ツリーのルートにある場合は、これが代わりに実行される。

(または、-t オプションの使用時は mandb_tfmt)

> .B \-7, \-\-ascii
> .\"O This option allows pure 
> .\"O .I ascii 
> .\"O manual pages to
> .\"O be displayed in 
> .\"O .I ascii 
> .\"O with the 
> .\"O .I latin1 
> .\"O device. It will not translate any
> .\"O .I latin1 
> .\"O text. The following table shows the translations performed. 
> このオプションを用いると、純粋な
> .I ascii
> のマニュアルページを、
> .I latin1
> デバイスを用いて
> .I ascii
> で表示することができるようになる。
> ただしこれは
> .I latin1
> テキストを変換するわけではない。以下の表は、行われる変換の様子を
> 示すものである。

# この辺りは、少々冗長なのが気になります。例えば、

「ができるようになる」 => 「ができる」
「するわけではない」   => 「しない」
「示すものである」     => 「示す」

で十分にも思いますが、実際はどうすればよいのでしょう?

> .B \-a, \-\-all
> .\"O By default, 
> .\"O .B man 
> .\"O will exit after displaying the most suitable manual page it
> .\"O finds. Using this option forces 
> .\"O .B man 
> .\"O to display all the manual pages with 
> .\"O names that match the search criteria.  
> デフォルトでは
> .B man
> は検索で見つかったページのうち、もっとも適切と判断したものを一つだけ
> 表示して終了する。このオプションを用いると、
> .B man
> は検索でマッチしたすべてのファイルを表示する。

このオプションを用いると、
.B man
は検索条件にマッチする名前を持つすべてのマニュアルページを表示する。

> .B \-c, \-\-catman
> .\"O This option is not for general use and should only be used by the 
> .\"O .B catman
> .\"O program.
> このオプションは一般的な用途のためのものではなく、
> .B catman
> プログラムを通してのみ用いるべきである。

このオプションは通常の用途では使用されず、
.B catman
プログラムによってのみ用いられる。

> .BR exit (3)
> など) が二つ存在してしまうことを避けるために、通常
> .B Tcl
> のページは
> .B l
> というセクションに割り当てられえいた。

「割り当てられていた。」
              ^^
> .\"O To negotiate this situation and to avoid having to know which section the page
> .\"O you require resides in, it is now possible to give 
> この状況を調整し、目的とするページがどのセクションにあるのかをいちいち
> 記憶しておかなくてもすむように、

「この状況をうまく処理し、」

# 「negotiate」は readers では、
# 「<困難・障害などを>切り抜ける、うまく処理する」
# とあります。

> .B \-k, \-\-apropos
> .\"O Equivalent to
> .\"O .BR apropos .
> .\"O Search the short manual page descriptions for keywords and display any
> .\"O matches. 
> .B apropos
> と等価。可能であればマニュアルページの要約文を表示する。
> 詳細は
> .BR apropos (1)
> を見よ。

指定した keyword についてマニュアルページの要約文を検索し、
マッチしたものをすべて表示する。

> .\"O To include a search of the native operating system's
> .\"O manual pages, include the system name
> .\"O .B man
> .\"O in the argument string.
> ネイティブのオペレーティングシステムの
> .B whatis
> 記述を検索の対象に含めるためには、システム名
> .B man
> を引き数文字列に加える。

# 「whatis 記述を」を意訳として入れたのでしたらかまいませんが、
# 正確には、

「本オペレーティングシステム自体のマニュアルページを
  検索の対象に含めるためには、」

> .BR LANG , " LC_MESSAGES"
> .\"O Depending on system and implementation, either or both of
> .\"O .RB $ LANG
> .\"O and
> .\"O .RB $ LC_MESSAGES
> .\"O will be interrogated for the current message locale. 
> .\"O .B man
> .\"O will display its messages in that locale (if available). 
> システムと実装に依存するが、
> .RB $ LANG
>
> .RB $ LC_MESSAGES
> のどちらか、あるいは両方は、カレントロケールの指定に用いられる。
> .B man
> は自分自身のメッセージを、そのロケールで出力する (可能な場合)。

現在のメッセージロケールの指定には、$LANG と $LC_MESSAGES の
どちらか一方、あるいは両方が用いられる。man が出力するメッ
セージには、(可能な場合に)その指定されたロケールが使用される。

> .I /usr/man/index.(bt|db|dir|pag)
> .\"O A traditional global
> .\"O .I index
> .\"O database cache.
> 従来形式の、 global なデータベースキャッシュの
> インデックス。
> .TP
> .I /var/catman/index.(bt|db|dir|pag)
> .\"O An alternate or FSSTND 
> .\"O compliant global 
> .\"O .I index 
> .\"O database cache.
> 新しい (FSSTND 準拠の)、 global なデータベースキャッシュのインデッ
> クス。

「index データベースキャッシュ」

> .I /usr/man/mandb_nfmt
> .\"O Example of an optional per-hierarchy 
> .\"O .B nroff 
> .\"O based formatter script.
> ある系列に専用の整形スクリプトを用意する場合の例。
> .B nroff
> ベースのものになっている。
> .I /usr/man/mandb_tfmt
> .\"O Example of an optional per-hierarchy
> .\"O .RB [ tg ] roff
> .\"O based formatter script used with 
> .\"O .BR \-t .
> ある系列に専用の整形スクリプトを用意する場合の例。
> .RB [ tg ] roff
>
> .B \-t
> と共に用いるものになっている。

階層毎に専用の nroff 形式の整形スクリプトを用意する例。

階層毎に専用の [tg]roff 形式の整形スクリプトを用意する例。
整形スクリプトは -t で指定する。

> .\"O April 30th, 1994 - July 12th, 1995: Wilf. 
> .\"O (G.Wilford@xxxxxxxxxxxxxxx) has been developing and maintaining
> .\"O this package
> .\"O with the help of a few dedicated people.
> April 30th, 1994 \- July 12th 1995:
> Wilf. (G.Wilford@xxxxxxxxxxxxxxx) が何人かの人々の助力のもと、このパッ
> ケージをメンテナンスしている。

「このパッケージを開発・保守している。」

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大阪大学理学研究科物理学専攻 博士後期課程1年 大坪研究室(06-850-5346)
         鍋谷 栄展      nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx