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boot-floppies/documentation/ja/post-install.sgml



鍋谷です。

 boot-floppies/documentation/ja/post-install.sgml

をチェックしました。一応、最新版に更新もしています。

--- post-install.sgml	Wed Mar  8 12:24:29 2000
+++ post-install.new.sgml	Wed Mar  8 12:25:01 2000
@@ -1,5 +1,5 @@
 <!-- id for an easier reference for translators: $Id: post-install.sgml,v 1.4 2000/03/04 15:13:52 y-endo Exp $ -->
-<!--original_revision: 1.4 :-->
+<!--original_revision: 1.6 :-->
 
     <chapt id="post-install">次のステップとそれから
 
@@ -35,6 +35,7 @@
 
       <sect id="debian-orientation">Debian に慣れる
 	<p>
+Debian は他のディストリビューションとは少々異なっています。
 他のディストリビューションで Linux に精通された方でさえも、システムを
 整然とした状態に保つためには、Debian について知っておかなくてはな
 らないことがあります。
@@ -65,7 +66,7 @@
 置き換えたとしても、その動作には問題はありません。ただし、後で
 <package>perl</package> パッケージを更新すると、
 あなたが設置したファイルは、パッケージによって置き換えられてしまいます。
-このことは、熟練者ならば <prgn>dselect</prgn> でパッケージを「保留 hold」
+これは <prgn>dselect</prgn> でパッケージを「hold(保留)」
 するという操作を行うことで避けることができます。
 
       <sect id="further-reading">さらなる文書や情報
@@ -131,24 +132,31 @@
 
 カーネルをコンパイルすることを恐れないでください。楽しくて有益なことです。
 	<p>
-Debian 式にカーネルをコンパイルするには、
+Debian 流にカーネルをコンパイルすために必要なパッケージは、
 <package>kernel-package</package>、
 <package>kernel-source-&kernelversion;</package>
 (この文書を執筆している時点で最も新しいバージョンです)、
 <package>fakeroot</package>、
 おそらくすでにインストール済みのいくつかのパッケージ
-(その完全なリストについては <file>/usr/doc/kernel-package/README.gz</file>
-をご覧ください) が必要です。
-必ずしも「Debian 式」にカーネルをコンパイルする必要は<em>ありません</em>。
+です(その完全なリストについては 
+<file>/usr/share/doc/kernel-package/README.gz</file>
+をご覧ください)。
+<![ %sparc [
+UltraSPARC でカーネルをコンパイルする場合は、必ず <package>egcs64</package> 
+パッケージをインストールしておく必要があります。これは、64bit SPARC カーネ
+ルで推奨されるコンパイラです。標準の <prgn>gcc</prgn> でも 64 ビットカーネ
+ルをコンパイルすることができますが、それほど安定していません。加えて、
+<package>egcs64</package> を使用していないカーネルで問題が起きた場合に、そ
+れが既存の問題であることを証明するためには、<package>egcs64</package> を用
+いてカーネルを再構築するよう求められるでしょう。<package>egcs64</package> 
+をインストールした後、必ず root で
+<tt>update-alternatives --config sparc64-linux-gcc</tt> を実行してください。
+それから、ご自分の問題が <package>egcs64</package> を使用した時にも発生する
+ことを確かめてください。 ]]>
+必ずしも「Debian 流」にカーネルをコンパイルする必要は<em>ありません</em>。
 しかし、カーネルの管理にパッケージングシステムを用いることは、
 実際により安全で簡単です。
 
-もちろん Linus
-氏が配付しているカーネルソースをそのまま利用することもできますし、
-その場合はカーネルソースを入手するために
-<package>kernel-source-&kernelversion;</package>
-を利用する必要はありません。
-
 もちろん <package>kernel-source-&kernelversion;</package> の代わりに
 Linus 氏が配付しているカーネルソースをそのまま利用することもできますが、
 その場合でも、<package>kernel-package</package>
@@ -156,7 +164,7 @@
 
 	<p>
 <package>kernel-package</package> の利用にあたっては、
-<file>/usr/doc/kernel-package</file> 以下のディレクトリから完全な文書を
+<file>/usr/share/doc/kernel-package</file> 以下のディレクトリから完全な文書を
 ご覧になれるでしょう。そのため、この節では簡単な解説のみを行います。
 
 	<p>
@@ -188,17 +196,28 @@
 特定のハードウェアに関係のないその他のオプションで、
 よく理解できないものはデフォルトの値のままにしておいてください。
 
-また、"Loadable module support" (デフォルトでは選択されていません) にある
-"Kernel module loader"
+また、"Loadable module support" にある "Kernel module loader"
+<![ %alpha [
+と "Character devices" にある "Enhanced Real Time Clock Support"
+(これらは
+]]>
+<![ %not-alpha [ (]]>
+デフォルトでは選択されていません) にある
 は忘れずに選択してください。
 さもないと、Debian のインストールに問題が生じることもあります
+<![ %alpha [
+Real Time Clock ドライバの全機能を必要としないならば、
+id="&url-lightweight-rtc-patch;" name="Light-weight RTC パッチ"> を当て
+て、カーネルコンフィグレーションで light-weight オプションを選択するこ
+とを望む(または勧められる)場合もあるでしょう。
+]]>
 
 	<p>
 続いてソースツリーのクリアと、<package>kernel-package</package>
 のパラメータのリセットを行います。
 <tt>/usr/sbin/make-kpkg clean</tt> を実行してください。
 	<p>
-さあ、カーネルをコンパイルをしましょう。
+さあ、カーネルをコンパイルしましょう。
 <tt>fakeroot /usr/sbin/make-kpkg --revision=custom.1.0 kernel_image</tt>
 を実行してください。