[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[debian-users:08651] Re: fsck で毎回エラー



佐野@浜松です。

なかなか進展しないようですが、せっかくここまで頑張ったんですから
なんとか原因だけでもはっきりさせておきたいですね。

>  以下がLinuxブート時のエラー内容です.雰囲気がわかるように,少し余分な

御苦労さまです。

> Checking root file system...
> Parallelizing fsck version 1.10 (24-Apr-97)
> e2fsck 1.10, 24-Apr-97 for EXT2 FS 0.5b, 95/08/09
> Pass 1: Checking inodes, blocks, and sizes
> Deleted inode 130854 has zero dtime.  Fix? yes
> 
> Pass 2: Checking directory structure
> Pass 3: Checking directory connectivity
> Pass 4: Checking reference counts
> Pass 5: Checking group summary information
> Fix summary information? yes
> 
> Block bitmap differences: -132368 -132369 -132370.  FIXED
> Free blocks count wrong for group 16 (6873, counted=6876).  FIXED
> Free blocks count wrong (1100427, counted=1100430).  FIXED
> Inode bitmap differences: -130854.  FIXED
> Free inodes count wrong for group #16 (8086, counted=8087).  FIXED
> Free inodes count wrong (1463552, counted=1463553).  FIXED
> 
> /dev/hda3: ***** FILE SYSTEM WAS MODIFIED *****
> /dev/hda3: 24479/1488032 files (0.4% non-contiguous), 387378/1487808 blocks

以前書かれていた、 Dec HiNote Ultra (?) での fdisk の結果は
 hda1 が "/" (root) になっていましたが、このエラーログは hda3 に
なっていますね ? 今回のログはチャンドラでのものでしょうか。

いくつかの環境で同時進行すると話が見えにくいので、とりあえず原因究明
のための環境を (たとえば最も優先度の高いと思われるチャンドラに) 限定
してはいかがでしょう ? 

もちろん、現象確認のためにいろいろな環境で試されるのはアリだと
思うのですが、せっかく出された情報がバラバラな環境からのものだと
読んでいる立場としては、それらをまとめて意味のある結論を出すこと
ができないように思います。で、とりあえず上のログを出された環境での
 fdisk -l;  cfdisk -Ps; cfdisk -Pt; cat /etc/fstab; cat /etc/mtab 
などの出力を見てみたいです。それから dmesg|grep -3 hda も。
# そういえば hamm なら sfdisk もあるんだっけ。

あと、 130854 の i-node はどのファイルで使われていたものか、
確認できると良いのですが。表示されている i-node が毎回同じならば
再起動する前に find / -inum 130854 すれば調べられますよね ? ここ
でエラーが出る i-node は毎回異なりますか ? また「沢山出る」時は
同じような (近い) i-node 番号ですか、それとも (飛び飛びの) 遠い番号
ですか ?

( 132368, 132369, 132370, 103854 などの数値は i-node 番号とは
 関係無いのでしたっけ > 識者の方へ)

エラーログから見た症状は、正規のシャットダウン手順を経ずに
カーネルパニックや X のハングなどで「落ちた」後の再起動時に
出るものとそっくりなんですけどね。ちゃんと shutdown -r now で
再起動しても出るというのはどうもわからない。パッケージを入れて
いくと出るということは、ディスク領域のある一定量以上を使用する
と出るようになる、ということなんだろうか。

試しに、エラーの出ない状態からダミーファイルを /var/tmp の下に
作るなどして、 df での使用量を 50 % 程度にした時にエラーが出る
かどうか確認してみることは可能ですか ?

# 例えば
# i=0; while [ "$i" -lt 10 ]; do 
# dd if=/dev/zero of=/var/tmp/chkran$i bs=512 count=10;
# i=`expr "$i" '+' 1`; echo $i; done
# とか。

あるいは、ライブラリ関係の問題 (ldconfig の実行) が疑わしいのであれば
パッケージインストール前 (エラーが出る前) の ldconfig -p の実行結果と
 cat /etc/ld.so.conf の結果と、インストール後 (エラーが出るようになった
時) の上の結果の 4 つをまとめて比較してみるとか、 diff -u の結果を
ここに書いてみるなどされてはいかがでしょう。

-- 
 <sano@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)