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[debian-users:08895] Fw: user-ja0.02について質問があります



久保田@阪大です。


> /*>>>>> 前書き <<<<<*/
> 突然のメールで申し訳ありません。
> 
> このようなメールはdebian関係のメーリングリストの方へ流した方が良いと思わ
> れるのなら、お手数ですがご連絡ください。今後は、メーリングリストにて質問
> させていただきます。(勝手に転載していただくのでも結構です。)

というわけで、転載させて頂きます。

> /*>>>>> 本文 <<<<<*/
> はじめまして、真部といいます。
> 
> user-jaをさっそく使わせていただきました。
> 以前から「pjeにはsample-user(?)があるのに、なんでdebian-jpには無いんだろ
> う。よし、いつか作ってやろう。」と思っていたので、  /* 思っていただけ */
> 作者の久保田さんに大いに感謝します。
> 
> さて、使ってみていくつか気になる点があったので質問します。
> 
> 1つ目は「サンプルdotfileの詰め合わせという形ではなく、user-ja-confを使う
> ようにしたのは何故か」ということです。
> 確かにuser-ja-confを使うのはお手軽なんですが、すでに自分で作ったdotfile
> があったりすると2重に書き込まれる設定があって面倒です。
> また、サンプルdotfileを提供する方法ならユーザーは一応その中身をチェック
> しなければならないので、書式を覚えるチャンスがあると思います。
> 従って、僕は「コメントたっぷりのサンプルdotfileの詰め合わせ」がベストで
> はないかと思うんですがいかがでしょうか?
> 
> 2つ目は「なんでdotfileのコメントがローマ字なのか」です。
> 漢字仮名混じり文の方が読みやすいと思うんですが。
> それに、日本語を表示できるような設定が.cshrcなんかに    /* 僕はtcsh派 */
> 書かれるわけだからローマ字にするメリットはあまりないのでは?
> 
> 3つ目は「作成された.cshrcや.bashrc、.bash_profileに実行許可が立ってい
> る」です。
> バグレポートを出したほうがいいのかもしれませんが、少し自信が無いのでやめ
> ときます。
> 
> 以上、よろしくお願いします。
> 
> ところで、dot.emacs.plをXに対応させてみました。メールに添付しておきま
> す。
> patchを作れば良かったんですが、良く分からなかったのでできませんでした。
> 変更点は
> ・(set-default-coding-systems 'euc-japan-unix)の追加と
> (set-terminal-coding-system 'euc-japan-unix)をwindow-systemが動いていな
> い時に限った。
> ・Xの場合、hilit19とfont-lockを使って、色が出るようにした。
>   (c、lisp、perlモード時のみ、動的に色が付けられるfont-lockを使う)
> ・cannaで色がつくように(setq canna-use-color t)を追加した。
> です。
> 結構適当ですが、よろしければ使ってください。
> 
> /* 現在、dot.nexrcも作成中ですが、コメント文字は何でしょう? */
> 
> --
> ----------------------------------------------------------------------
> 真部浩一
>             広島大学 総合科学部 総合科学科 社会科学コース (社会学) 4年
>                                 E-mail: u0745164@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
>                       URL: http://www.ipc.hiroshima-u.ac.jp/~u0745164/
> 

まず、1点目ですが、率直に言うと、「そういう可能性は思い付かなかった」
というのが理由です。というのは、user-ja の位置づけとして、

 o user-de パッケージを見本として日本語版をつくった。
 o "日本語版 Debian" (Debian のライセンスはこれを禁じていない) を
   作ろうかという、ぼつになったアイディアの代わりとして、作った。
 o TurboLinux日本語版のような、お気楽なインストール/設定ができれば
   いいなと思った。(ただし、TurboLinuxは使ったことがありません。)

というふうに考えていたからです。でも、それでは勉強にならない、
というのもすごく分かるんです... ただ、設定ファイル集、というだけなら、
JF とかで、Japanese-dotfile-HOWTO みたいなのを執筆するほうがいい、
という気もします (その場合、ぼくにはまったくその技量がありません)。
2 重設定についても、まず問題になることはないと思いますし、ぼくの
意見としては、やっぱり、いまのままがいいかな、と思います。
でも、「コメントたっぷり」はそのほうがいいですね。

たとえば、user-ja-conf を実行すると、最後に「それぞれのドットファイルを
自分で見て、好きに変更して下さい」というふうなメッセージを出すとか
いうのはどうでしょうか。


つぎに、ローマ字表記ですが、たしかに見にくいのは見にくいですね。
最初に漢字を表示して、それを読めるかどうかを尋ねる形式にする、
というのでどうでしょう。というのは、user-ja-conf を実行する
時点では LANG の設定さえできていない場合がある、というのを
念頭に置いていますので。



3つめの、ドットファイルの実行属性ですが、これはこっちの勘違いでした。
.xsession に実行属性をつけるときに、まちがってついでにつけてしまいました。
ってことは、dot.bash_profile のなかで、

if [ -x ~/.bashrc ]

って書いあてるのはまちがいですね。


で、.nexrc ですが、user-ja 0.03 に入っています。
コメントは「"」です。


dot.emacs.pl、見せてもらいました。じつは、emacs lisp って
ぜんぜん読めないんです。こんなパッケージを作る以上、ちょっとは
勉強しないとと思ってるのですが...
次回には取り込みます。

こういうコントリビューションって、すごく嬉しいです。
パッケージを公開したかいがあった、と思います。
ありがとうございます。

# ALICE (http://www.kumamoto-it.ac.jp/~g0801635/alice)
# にも、コンタクトをとってみました。ここの設定ファイルは
# たくさんあって、読むのが大変です。

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 * 久保田智広  Tomohiro KUBOTA
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