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[debian-users:09045] Re: Source Package (Re: Pristine Upstream Source)
むつみです。
言いたいことはわかりますが、いくつか事実誤認、不明瞭な点を指摘してお
きます。
Taketoshi Sano <sano@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> さんは
Subject: [debian-users:09030] Source Package (Re: Pristine Upstream Source)
Message-ID: <199810140834.RAA01456@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
において言いました
>> 佐野@浜松です。
>> しかし、現状の .orig.tar.gz では展開後に
>> package-upstream-version.orig という
>> ディレクトリに入ることが規定されているため、
ダウト。package-upstream-version になってもいいはず。よって、
>> 上流コードのアーカイブそのままでは
>> 使えず、パッケージ作成時に tar し直す必要がある。 ( tar し直す際に gzip -9 に
>> よって圧縮することが徹底される、という利点はあるかもしれない。)
かならずしも、そうなるとは限りません。
>> Mule のように「上流コード」が複数の段階に分かれている場合、パッ
>> ケージ作成時に
>> それらをまとめたものを .orig.tar.gz として作成し直すことになる。
ちょっと、この例がわからないです。「Mule のように上流コードは複数の段
階にわかれていた」ってのは一体何を意味してるんですか?
Mule-2.3 は mule-2.3.tar.gz 単体でコンパイルできましたが。
>> 作成時の「手間」という面では、実際にはたいしたことは無いだろう。
>> しかし、例えば Emacs + Mule のような構成で、 Mule の部分だけバージョン
>> アップした時など、現状では Emacs 部分のコードを含む .orig.tar.gz 全体を
>> アップロードし直さなければならない。
Emacs + Mule のような構成ってなんですか? Mule を version アップしたな
ら、Mule だけ upload すれば良いと思うんだけど。???
>> 済むようになれば、それはメンテナーに対する負荷を下げることにならないか。
メンテナのひとりとしての感想としては、とりあえず、その辺はあんまり負
荷になってません。
>> メンテナーは .dsc と .diff.gz のみを送れば良く、
>> ftp サイトの管理者側で適当なコマンドを使用することで
>> (現状 mv コマンドを使ってソースパッケージ構成ファイルをアップロード
>> された場所から適切な場所に移動するのと同程度な手間で)
>> ネットワーク上から .orig.tar.gz の構成物を入手し、
>> ftp サイトに置いておける
メンテナが管理しているパッケージは高々数個です。それに対して ftp のメ
ンテナが相手をするのは、パッケージメンテナ全員とパッケージ全部です。
現状でさえ ftp メンテナひとりに負荷が集中しているのに、さらにその負荷
を増すような方法は、好ましいとは思えません。
そういう負荷を増やさないためなら、メンテナのひとりとしては(多少手間で
も)、orig.tar.gz を upload することを選びます。
>> ソースパッケージをダウンロードしたければ、とりあえず
>> .dsc と .diff.gz を入手する。 .dsc ファイルに書かれている
>> .orig.tar.gz の構成物が、もし手元にあればそのまま使用できるし、
>> もし無ければ、その上流コードがミラーされているところならどこでも、
>> ( debian のミラーサイト以外からでも) 近いところから探して
>> 入手すれば良い。
こっちは、賛成します。要するに、FreeBSD の port とかに近い感覚ね。
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