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[debian-users:09458] Re: NIS cannot login (client Debian 2.0, serverFreeBSD	 2.2.6)
中野です。
<199810290900.SAA21711@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>の記事において
s1031160@xxxxxxxxxxxxさんは書きました。
> nakanoさん>おそらく NIS クライアントも shadow にしないといけないと思います。
> 	『Linux Shadow Password HOWTO』
> 	      2.1 Shadowパスワードを使わない方が良い場合
> 	にあたるようなのでshadowにはしていません。
> 	#でも どうしてなのか理由が書いてない…。
 ibc5 時代の NIS は shadow に完全対応していなかった、というのが
一つの理由。 もう一つは、ユーザが ypcat shadow したら見えちゃうん
だから shadow にしても意味がない、というものでした。
 現在の Kukuk 版 NIS では、両方とも解決しています。 が、 hamm のは
一世代前のやつみたいで、うまく行くかどうかちょっとわかりません。
	http://www-vt.uni-paderborn.de/~kukuk/linux/nis.html
から最新版の yp-tools や yobind-mt を取ってくれば良いのですが...
> 	自分で調べた結果、見に行くmap名はこうなっているようです。
> 	○FreeBSD master.passwd.by{name,uid}	<- encodeされたpasswordが入ってる
> 		  passwd.by{name,uid}		<- passwordが[*]になっている
> 	○Linux	  passwd.by{name,uid}
> 	
> 	Linuxからloginする時にpasswd.by{name,uid}にencodeされた passwordが
> 	入っていないから認証に失敗するのだという考えています。
 そのとおりです。 ですので、やっぱり Linux は shadow のマップを
見に行くようにしないと (つまり shadow 化しないと) だめだと思います。
 FreeBSD の方で、shadow.byname というマップを作って流してもらえば
いいと思います。 私は FreeBSD 扱ったことがないので詳しいアドバイスは
できませんが、管理者の方に Debian の /var/yp/Makefile から 
shadow.byname のところを見ていただければ、だいたい想像つくんじゃ
ないかと思います。
> nakanoさん># サーバを非 shadow 化するのが一番楽だとは思いますが...
> 	同じく非shadowにするのが早いと思ったのですが、
> 	「セキュリティーレベルが下がるので他の方法でなんとかしてくれ」
> 	と言われて困っています。
 まあ私が管理者でも、一回 shadow 化したサーバに対してはそう言う
でしょうね... (^_^;
> 	client側で見にいくmap名を変える設定fileなどは存在するのでしょうか?
> 	それともどこかの関数をいじらないと変更できないのでしょうか?
 うーん、これはちょっとわかりませんです。 すみません。
-- 
中野@成蹊大