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[debian-users:19333] Re: patch for Panasonic CD-ROM KXL-810



佐野@浜松です。

# Cc: debian-users@debian.or.jp 

In article <19991125020041J.shibata@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
 Hisaaki Shibata <shibata@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> さん writes:

> Panasonic の Note PC 用 ポータブル CD-ROM drive である
> KXL-810 を、外部給電なし(pcmcia カードからの給電)で
> 使えるようにしたパッチを、のむら@ソニーさんがつくっています。
>
> 私の手元で問題なく動いておりますので、のむらさんの了解の上
> 下記のURIに置きました。
> 
> ftp://his.luky.org/pub/KXL/kxl810.tgz

 Nifty FUNIX での野村さんと pynchon.jr さんのやり取りを
見てはいたのですが、Library から取ってくるのが面倒だったので
試してませんでした。

先日、上記の柴田さんのところから頂いてきて、先程テストしてみました。
環境は Debian potato (libc6 2.1.2-10, kernel 2.2.12-4) です。

> pcmcia-cs-3.1.4をお使いの方は、カーネルへのパッチのみで
> 完璧に動きます。

同じく、pcmcia-cs 3.1.4-2 ですが、カーネルへのパッチ無しでも
附属のコマンド kxl810 を使うことで動作することを確認しました。

メディアを入れてカードを挿入すると、電源ランプは点灯しますが、
 README に書かれているようにディスクが回転しないために、そのまま
にしておくと、タイムアウトするまでかなり長い間待っています。

Debian では (/dev/sga ではなく) /dev/sg0 になっているので
 "kxl810 0" を実行して (当然他に SCSI 機器は接続していません)
しばらく待っていると、メディアが回転を始め、使えるようになります。

ここまで確認してから、あらためて README を読むと、

○ CD-ROM ドライブを接続する時および外す時、メディアが入っていないと
  時間がかかります。
  これは CD-ROM ドライバが初期化時/終了時に CD-ROM を open しに行き、
  それが timeout するためのようです。
  メディア無しで接続または cardctl eject してしまった場合は、ドライブ
  の扉を OPEN してみて下さい。

と書かれていたので、接続後に "kxl810 0" を実行してフタを開閉してみると、
すぐにメディアが回転を始めるではありませんか。

ということで、私的にはカーネルへのパッチが無くても

 1. 接続
 2. "kxl810 0"
 3. フタを開閉

という 3 段階で十分実用になると判断しました。

> のむらさん、ありがとう^_^

野村さん、柴田さん、ありがとうございました。

# 個人的には今のところあまり使う機会は無いのですが (試したドライブは
# 職場で他の人がレンタルしてるもの) やはり使えないより使えるほうが
# 気分がいいですからね。

-- 
     # (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
    <xlj06203@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)