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[debian-users:19956] シリアルログインできるレスキューディスクの作り方？
こんにちは、中村昭徳と申します。
数カ月前にも同じような内容で質問をさせていただいたのですが、もう一度お
伺いしたいことがあります。
私は視力に障害があり、MS-DOSやWindowsに音声化ソフトを組み込んでパソコ
ンを操作しています。
Linuxを利用する場合は、音声化ソフトが組み込まれたパソコンとLinuxがイン
ストールされているPCを、シリアルケーブルやLANケーブルで接続して利用して
います。
現在、視覚障害者でも自力でインストール可能であることが確認できたのは、
FreeBSD、Plamo Linux、Slackwareです。
自力でインストールするためには、ブートフロッピーで起動したときに、シリ
アルポートからログインできる環境が必要だと思われます。
Web上の文章を読んだところ、ブートフロッピーの中のルートファイルシステ
ムをループバックデバイスとしてmountすることで、設定を変更できることがわ
かりました。
SlackwareやPlamoの場合は、etc/inittabファイルの下記の部分をコメントア
ウトすることにより、シリアルポートからのログインができるようになりました。
s1:12345:respawn:/sbin/agetty 9600 ttyS0 vt100
そこで、Debianのレスキューフロッピーもシリアルポートからログインできる
ようにできないものかと考えました。
レスキューフロッピーの中のroot.binを解凍して、できあがったrootファイル
をmountするところまでは成功しました。
etcには、init_tabというファイルがあったので、inittabにファイル名を変更
しました。その中の下記の部分の#をはずしたのち、先ほどと逆の手順で
root.binをフロッピーに書き戻してみました。
# Example how to put a getty on a serial line (for a terminal)
#
#T0:23:respawn:/bin/login root </dev/ttyS0 >/dev/ttyS0 2>&1
#T1:23:respawn:/bin/login root </dev/ttyS1 >/dev/ttyS1 2>&1
# T0:23:respawn:/sbin/getty -L ttyS0 9600 vt100
# T1:23:respawn:/sbin/getty -L ttyS1 9600 vt100
その後、レスキューディスクで起動してみました。端末側はあらかじめ通信ソ
フトをクロスケーブルモードで起動してあります。
フロッピーへのアクセスが数秒して停止したので、エンターキーを入力すると、
今度は数十秒間フロッピーへのアクセスがありました。
しかし、端末側には何も表示されませんでした。
PlamoやSlackwareの場合は、この時点でログインメッセージが表示され、ログ
イン後、インストーラを起動することができました。
インストールガイドを読んでみると、Debianの場合は、自動的にインストーラ
が起動するようですが、今のところ、端末側にはまったく反応がありません。
おそらくinittabファイルの設定に誤りがあるのだと思いますが、私には詳し
い設定法がわかりません。
また、Debianのインストーラ自体がグラフィックなものであれば、画面を音声
化ソフトで読みとるのは不可能ということになり、この場合はあきらめざるをえ
ません。
人に質問する前に、できるだけ自分で努力してみようとあれこれやってみたの
ですが、私にはここまでが限界のようです。
私はDebianにとても興味があり、なんとか自力でインストールできないものか
と思っています。
もし、この件に関して、何かご存じでしたら、個人メールでもかまいませんの
でアドバイスをいただきたく思います。
書籍を読むことはできませんが、Web上のものであれば自分で読むことができ
ますので、URLを教えて下さい。
では、よろしくお願いします。
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e-mail :a-naka@xxxxxxxxxxxxxxx
qzi14242@xxxxxxxxxxx
http://www.win.ne.jp/~a-naka/
中村 昭徳 (Akinori Nakamura)