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[debian-users:31394] tk8.0-ja の del キー動作の Debian ポリシー違反 ( パッチ添付しました。 )
菊地ともうします。
woodyを使わせていただいています。
submit@bugs.debian.or.jp
へバグ報告を送信しましたが、debian-users@debian.or.jp にも流れて来るはずと
思うのですが、流れて来ないので、念のために、debian-users@debian.or.jp に投
稿します。今回はパッチを添付しています。
tk8.0-jaを使うテキストエディターにおいて、delキーの動作が
back space動作になってしまいます。
この件に関して、
debian-users@debian.or.jp
のメーリングリストでアドバスをいただいて、
Debian ポリシー (Section 3.8) で、DEL キーの動作が定められていて、
`Delete'
カーソルの右側の文字を消す。
となっているそうです。
ポリシー違反は Debian ではバグと考えられているそうですので、今回、バグ報告
をさせていただきました。
そして、その原因が
/usr/lib/tk8.0jp/kinput.tcl と /usr/lib/tk8.0jp/xim.tcl の中の
bind Text <Delete> {
if {[%W tag nextrange sel 1.0 end] != ""} {
%W delete sel.first sel.last
tkTextSetCursor %W insert
} else {
tkTextSetCursor %W insert-1c
%W delete insert
%W see insert
}
}
の部分にあり、
delキーの動作をDebianポリシーに従うようにするには、
下記のようにすることで、達成されることがわかりました。
bind Text <Delete> {
if {[%W tag nextrange sel 1.0 end] != ""} {
%W delete sel.first sel.last
tkTextSetCursor %W insert
} else {
tkTextSetCursor %W insert
%W delete insert
%W see insert
}
}
つまり、"insert-1c" -> "insert" です。
今回、パッチを作りましたので、添付します。
kinput.diff
xim.diff
上記です。
/usr/lib/tk8.0jp/kinput.tcl
と
/usr/lib/tk8.0jp/xim.tcl
に
当ててください。
--
菊地 white@xxxxxxxxxxxxxxxx
--- kinput.tcl.orig Sun Dec 23 15:29:11 2001
+++ kinput.tcl Sun Dec 23 15:30:51 2001
@@ -274,7 +274,7 @@
%W delete sel.first sel.last
tkTextSetCursor %W insert
} else {
- tkTextSetCursor %W insert-1c
+ tkTextSetCursor %W insert
%W delete insert
%W see insert
}
--- xim.tcl.orig Sun Dec 23 15:28:32 2001
+++ xim.tcl Sun Dec 23 15:54:23 2001
@@ -371,7 +371,7 @@
%W delete sel.first sel.last
tkTextSetCursor %W insert
} else {
- tkTextSetCursor %W insert-1c
+ tkTextSetCursor %W insert
%W delete insert
%W see insert
}