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[debian-users:41477] Re: LANG=ja_JP.UTF-8 のときのマニュアル中のハイフン



At Thu, 9 Sep 2004 20:28:05 +0900,
SATOH Fumiyasu wrote:
> 私はこのごろ Debian sid にて環境変数 LANG を ja_JP.UTF-8 で
> 利用しています。発覚している問題としては、
> 
>   1. sawfish の描くウィンドウタイトルの日本語が文字化ける。

これは unicode 対応の XLFD フォントが入っていないというだけではありま
せんか。xfontsel などで確認すると良いでしょう。

>   2. man や perldoc でマニュアルを表示したとき、
>     ハイフンが 2種類現われる。
>     
> があります。sawfish の問題はともかく、man の問題は、
> マニュアル中の例などをコピー&ペーストする場合に
> 非常に欝陶しいです。一方のハイフン (マイナス記号) は
> ASCII の '-' で、こちらは問題じゃありません。

devutf8 だとハイフンを U+2010 にマップしているようです。
groff-1.18.1.1/font/devutf8/NOTES には、下記のようにあります。

	Character 0x002D has not been given a name because its Unicode name
	"HYPHEN-MINUS" is so ambiguous that it's unusable for serious typographic use.

groff-1.18.1.1/font/devutf8/R.proto:

	-       24      0       0x2010
	hy      "
	
	'       24      0       0x2019
	aq      24      0       0x0027

man 7 groff_char などにも少し書いてありますね。元の manpage がちゃんと 
\- を使ってないなどが原因なのかもしれません。元の manpage をチェックし
てはいかがでしょうか。

--
後藤 正徳