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[debian-users:45410] [Translate] Debian Weekly News 2005-12-13



いまいです。

すでに 51 号が出ていますが、DWN の 2005 年 50 号の日本語訳です。翻訳は
田村さんと今井が行いました。上川さん、武井さん、杉山さん、佐藤さんから
コメントを頂きました。ありがとうございます。

DCC 3.0 リリースの記事は、最後の部分がややあやふやなままとなっています。
詳細は直接 http://www.dccalliance.org/releasenotes.html を見てください。
これに限らず、何か気づいた点があれば教えてください。

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Debian Weekly News
http://www.debian.org/News/weekly/2005/50/
Debian ウィークリーニュース - 2005 年 12 月 13 日
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Debian コミュニティのための週刊ニュースレター、Debian ウィークリーニュー
スの今年の第 50 号へようこそ。Wouter Verhelst さんが、今度の FOSDEM[1]
カンファレンスのデベロッパールームで講演する人を募集しています[2]。
Nathanael Nerode さんは、C++ の移行はうまく進行していると報告しました[3]。
彼は、この件で新たな問題が生じるとは考えていません。

  1. http://www.jp.debian.org/events/2006/0225-fosdem
  2. http://lists.debian.org/debian-events-eu/2005/12/msg00000.html
  3. http://lists.debian.org/debian-release/2005/12/msg00074.html

Branden Robinson さんへのインタビュー。TuxJournal が、Branden さんの簡
単な経歴や Debian ディストリビューションの利点などについて話したインタ
ビュー[4]を配信しました。彼の、Debian プロジェクトリーダーとしての第一
の焦点は、開発者やユーザのストレスとなっている、いくつかの長期に渡るイ
ンフラストラクチャの問題解決に取り組むことです。

  4. http://www.tuxjournal.net/intervista6.html

Skolelinux のパワーを結集。Steffen Joeris さんが、debian-edu コミュニ
ティの基盤として、プロジェクトメンバーに関する Planet[5] RSS のフィー
ドアグリゲータを始め、メールアドレスやウェブスペースに
www.skolelinux.org[6] を使ってはどうか、と提案しました[7]。これは、
debian-edu コミュニティの増強というだけにとどまらず、別々のローカルチー
ム間の調整や連携をも容易にするであろうと思われます。

  5. http://planetplanet.org/
  6. http://www.skolelinux.org/
  7. http://lists.debian.org/debian-edu/2005/12/msg00166.html

Debian が Linux の展望を安定化。Tom Adelstein さんは、彼がどのようにし
て他のいくつかのディストリビューションから Debian GNU/Linux に乗り換え
たか、また、なぜ Debian が彼に最も適しているのかを説明しました[8]。
Debian プロジェクトは高度な専門技術や、フリーソフトウェア財団との強い
結び付きを持ったメンバーを引きつけることが多々あります。Netcraft[9] に
よると、Debian は現時点で 120 万を越すアクティブなサイトが存在する、ウェ
ブサーバ用途では最も急速に増加している GNU/Linux ディストリビューショ
ンとなっています。

  8. http://lxer.com/module/newswire/view/49490/index.html
  9. http://www.netcraft.com/

DCC Common Core 3.0 がリリース。DCC Alliance[10] が、DCC 3.0 のリリー
ス[11]を発表しました。これは LSB[12] 3.0 に準拠したパッケージのベース
セットで、Debian sarge[13] をベースとし、これと互換性を持っています。
DCC 3.0 には 237 個のパッケージが含まれており、そのうちの 200 個は
Debian sarge から、32 個は etch[14] からのバックポートです。残りの 5
個は LSB 3.0 準拠の環境を提供します。DCC 3.0 のデフォルトアプリケーショ
ン環境は、標準的な Debian sarge と 100 % 互換性があります[15]。

 10. http://www.dccalliance.org/
 11. http://www.dccalliance.org/pressrelease2.html
 12. http://refspecs.freestandards.org/lsb.shtml
 13. http://www.jp.debian.org/releases/sarge/
 14. http://www.jp.debian.org/releases/etch/
 15. http://www.dccalliance.org/releasenotes.html

buildd.net の新機能。Ingo Ju:rgensmann さんは、armeb[16]、
hurd-i386[17]、kfreebsd-i386[18]、m32r[19] それぞれを buildd.net[20]
に追加したと発表しました[21]。また、さまざまなアーキテクチャでのパッケー
ジビルド時間の予測、さらなる統計情報、パッケージ情報やバグへのリンク、
そして、buildd.net をサポートしている各ビルドデーモン[22]が現在ビルド
しているパッケージの一覧[23]といった機能が追加されています。

 16. http://www.debonaras.org/
 17. http://www.jp.debian.org/ports/hurd/
 18. http://www.jp.debian.org/ports/kfreebsd-gnu/
 19. http://www.linux-m32r.org/
 20. http://www.buildd.net/
 21. http://lists.debian.org/debian-devel/2005/11/msg01102.html
 22. http://www.jp.debian.org/devel/buildd/
 23. http://www.buildd.net/cgi/nowbuilding.cgi

異なる上流パッケージの混在。Jay Berkenbilt さんは、異なる上流開発者に
よる複数のサードパーティプログラムを 1 つの Debian パッケージに収録す
ることについて思案し[24]、意見を求めました。Mark Brown さんは、NIS パッ
ケージでの詳細を返信しました[25]。Nathanael Nerode さんは、収録すべき
か否かは新プログラムのサイズと、予想される使用法に依存すると付け加えま
した[26]。

 24. http://lists.debian.org/debian-devel/2005/11/msg01140.html
 25. http://lists.debian.org/debian-devel/2005/11/msg01143.html
 26. http://lists.debian.org/debian-devel/2005/11/msg01156.html

パッケージの分割。Bill Allombert さんは、担当するパッケージを通常のバ
イナリパッケージとデータパッケージとに分けている開発者に対し、Debian
のアーカイブを整然と保つための助けとなる多くのルールに従ってほしいと要
請しました[27]。これらのルールには、パッケージ命名規則、プログラムデー
タは通常パッケージ内に収めること、シンボリックリンクの使用、共有データ
はデータパッケージへきちんと移すことなどが含まれます。

 27. http://lists.debian.org/debian-devel/2005/11/msg01170.html

設定ファイルの扱い。Frank Ku:ster さんは、TeX システムでは設定ファイル
が多数必要になる可能性があるため、Debian パッケージで取り扱うにはどう
するのが最善か疑問に思いました[28]。Ku:ster さんは、推奨されるローカル
ファイル用に新規ディレクトリを使うことを提案しました。Bill Allombert
さんは、menu[29] パッケージの設定ファイル処理方法の詳細を返信しました[30]。

 28. http://lists.debian.org/debian-devel/2005/11/msg01239.html
 29. http://packages.debian.org/menu
 30. http://lists.debian.org/debian-devel/2005/11/msg01254.html

GPLv3 策定プロセス。Francesco Poli さんは、フリーソフトウェア財団[31]
が、まもなく発表される GNU GPL[32] バージョン 3 の策定プロセス[33]の詳
細を、先ごろ明らかにしたと報告しました[34]。最終版は 2006 年 9 月から
2007 年 3 月までの間にリリースされる予定であり、それまでに少なくとも 2
つの草案が、2006 年 1 月および 6 月にリリースされるでしょう。

 31. http://www.fsf.org/
 32. http://www.gnu.org/copyleft/gpl.html
 33. http://gplv3.fsf.org/process-definition
 34. http://lists.debian.org/debian-legal/2005/12/msg00005.html

Debian 作業の説明文。Andreas Schuldei さんは、Debian プロジェクトにあ
る様々な作業[35]の説明文を書いてくれるボランティアを募集しました[36]。
これらの説明文では作業の名称と個人とを区別することで、将来、より公平な
議論が行なわれるのを目標としています。

 35. http://wiki.debian.org/JobDescription
 36. http://lists.debian.org/debian-project/2005/11/msg00132.html

ゲームボーイ・エミュレータ。Robert Millan さんは、GNU GPL[37] の下でリ
リースされているゲームボーイ・エミュレータは、main か contrib のどちら
に置くべきか悩みました[38]。というのも、non-free なゲームを潜在的に必
要としているからです。しかしながら、gngb[39] は main 内にある一方で、
gnuboy[40] は contrib 内にあります。Andrew Suffield さんは、ゲームボー
イ用のフリーなゲーム[41]を開発している人たちの活発なコミュニティがある
と付け加えました[42]。

 37. http://www.gnu.org/copyleft/gpl.html
 38. http://lists.debian.org/debian-legal/2005/12/msg00024.html
 39. http://packages.debian.org/gngb
 40. http://packages.debian.org/gnuboy
 41. http://sourceforge.net/projects/opengbgames
 42. http://lists.debian.org/debian-legal/2005/12/msg00029.html

セキュリティ上の更新。いつもの手順はご存知でしょう。もしこれらのパッケー
ジがひとつでもインストールされていたら、システムを更新してください。

 * DSA 916: inkscape[43] -- 任意のコードの実行。
 * DSA 917: courier[44] -- 認証されていないアクセス。
 * DSA 918: osh[45] -- 権限の昇格。
 * DSA 919: curl[46] -- 潜在的なセキュリティ上の問題。
 * DSA 920: ethereal[47] -- 任意のコードの実行。 

 43. http://www.jp.debian.org/security/2005/dsa-916
 44. http://www.jp.debian.org/security/2005/dsa-917
 45. http://www.jp.debian.org/security/2005/dsa-918
 46. http://www.jp.debian.org/security/2005/dsa-919
 47. http://www.jp.debian.org/security/2005/dsa-920

新規または注目すべきパッケージ。以下のパッケージは、最近[48]、不安定版
(unstable) の Debian アーカイブに追加されたか、または重要な更新を含ん
でいます。

 48. http://packages.debian.org/unstable/newpkg_main

 * bmp-crossfade[49] -- クロスフェードまたは継続的な出力を行なう Beep-Media-Player 用プラグイン。
 * gwsetup[50] -- Geneweb データベースの設定および操作用ユーティリティ。
 * hocr-gtk[51] -- ヘブライ語 OCR 用の GTK+ 版フロントエンド。
 * kanjisaver[52] -- 日本語漢字スクリーンセーバー。
 * os-prober[53] -- ディスクドライブにある他の OS を検出するためのユーティリティ。
 * pcmciautils[54] -- Linux 2.6 用 PCMCIA ユーティリティ。
 * pfb2t1c2pfb[55] -- PFB を圧縮可能な形式に変換したりもどしたりする。
 * pybaz[56] -- リビジョン管理システム bazaar 用 Python バインディング。
 * remctl-client[57] -- Kerberos 認証を利用したコマンド実行用クライアント。
 * remctl-server[58] -- Kerberos 認証を利用したコマンド実行用サーバ。
 * sword-comm-tdavid[59] -- SWORD 用の C. H. Spurgeon 作 Treasury of David。
 * xhtml2ps[60] -- HTML から PostScript への変換プログラム - Tcl/Tk GUI フロントエンド。 

 49. http://packages.debian.org/unstable/sound/bmp-crossfade
 50. http://packages.debian.org/unstable/misc/gwsetup
 51. http://packages.debian.org/unstable/graphics/hocr-gtk
 52. http://packages.debian.org/unstable/kde/kanjisaver
 53. http://packages.debian.org/unstable/utils/os-prober
 54. http://packages.debian.org/unstable/admin/pcmciautils
 55. http://packages.debian.org/unstable/tex/pfb2t1c2pfb
 56. http://packages.debian.org/unstable/python/pybaz
 57. http://packages.debian.org/unstable/net/remctl-client
 58. http://packages.debian.org/unstable/net/remctl-server
 59. http://packages.debian.org/unstable/text/sword-comm-tdavid
 60. http://packages.debian.org/unstable/text/xhtml2ps

みなしご化されたパッケージ。今週 2 個のパッケージがみなしご化され、新
しいメンテナを必要としています。これでみなしご化されたパッケージは合計
190 個となりました。フリーソフトウェアコミュニティに貢献した以前のメン
テナ達に感謝します。完全なリストが、WNPP のページ[61]にあります。もし
パッケージを引き取るつもりがあるなら、バグレポートに一言付け加えて、タ
イトルを ITA: に変更してください。

 61. http://www.jp.debian.org/devel/wnpp/

 * gtk-engines-begtk[62] -- GTK+ 用の BeOS 似なテーマ。(Bug#342454[63]) 
 * manderlbot[64] -- Erlang で書かれた IRC ボット。(Bug#342918[65]) 

 62. http://packages.debian.org/unstable/x11/gtk-engines-begtk
 63. http://bugs.debian.org/342454
 64. http://packages.debian.org/unstable/net/manderlbot
 65. http://bugs.debian.org/342918

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 66. http://www.jp.debian.org/News/weekly/contributing
 67. mailto:dwn@debian.org

今週号の Debian ウィークリーニュースは、Meike Reichle さん、Alex Owen
さん、Martin 'Joey' Schulze さんが編集しました。
--
Nobuhiro IMAI <nov@xxxxxxxxxxxx>
Key fingerprint = F39E D552 545D 7C64 D690  F644 5A15 746C BD8E 7106