[debian-users:45992] Re: LBP-3300

[Kenshi Muto <kmuto@xxxxxxxx>]

武藤＠Debianぷろじぇくとです。

At Sat, 25 Feb 2006 08:17:28 +0900,
sakahara_t@xxxxxxxxxxx wrote:
> 先日canonから発表された新型CAPTプリンタLBP-3300(http://cweb.canon.jp/satera/lbp/lineup/3300/index.html)についてです。
> 
> 日本語サイトにはlinuxに関する言及など微塵もないのですが、Canon Europeのサイト(http://www.canon-europe.com/For_Home/Product_Finder/Printers/Laser_Beam/LaserBase_LBP3300/index.asp?specs=1)には、
> > Supported PC OS	Windows 98/Me/2000/XP/Server2003/ Linux(only English on the web site)
> …という謎の記述があります。
> 
> CUPSにもCAPTにも全く詳しくないのでこれが何を意味するのか良く解らないのですが、技術的にはどういう話なのでしょう…？

単純に言ってしまうとCUPSは裏方として印刷ジョブを管理するサーバで、
CAPTはCanonプリンタの独自命令セットですね。CUPSからジョブを印刷
したいなら、そのジョブをプリンタに送る前にCAPT形式に変換する必要
がある、と。
でこれをやっていたのがcndrvcups-captパッケージの中のソフト。

ですので、「CAPT対応」なプリンタなら、とりあえずcndrvcups-captを
使って印刷できるはずです。ただ、完全にマッチしたプリンタ定義ファ
イル(PPD)がないと、機能を最大限に使えなかったりあるいは違ったデ
ータが出てしまったりということはあるかもしれません。
LBP3300はまだPPDが用意されていないようですが、LBP3200のPPDでとり
あえずそのまま使えるんじゃないかなぁ(Webインターフェイスなどで
Canon→LBP3200を選ぶ)。

> 本音としては、cndrvcups-captでの対応見通しが凄く気になる、ということなのですが(武藤様すみません…汗)。

CAPTドライバはコア部分がバイナリオブジェクトになっていて、そこが
バギーなのに直しようがないわ、x86向けなのでx86_64環境ではビルド
できないわでどうにもやる気が削がれますね。

と言ってる間に1.20が出ているようですね。LBP3600対応とな。
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武藤 健志＠ kmuto @ kmuto.jp
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