#use wml::debian::template title="デフォルトの言語を設定するには"
注: このページは完全ではありません。 もし以下の一覧にあげられていないブラウザに関する設定をご存知であれば、 webmaster@debian.org までお知らせください。
明らかに、世界中の誰もが同じ言語を使っているわけではありません。 また、ウェブが広まるにつれて、 複数の言語で読めるページもよく見かけるようになりました。 そのため、content negotiation (内容交渉) と呼ばれる 標準的な手法が導入されています。 この手法を用いれば、どの言語で書かれた文書を受け取りたいか、その優先順位を 設定することが可能です。 実際にどのページが配信されるかは、ブラウザとサーバの間で交渉されます。 ブラウザが設定された言語の優先順位を送信すると、 サーバは送られてきた優先順位や、サーバ自体の設定、 どの言語で書かれたページが存在するかなどを調べて配信するページを決定します。
ブラウザのデフォルトの言語を設定するためには、 ウェブサーバに送信される変数を設定しなければなりません。 こちらをどのように設定するかは、ご利用のブラウザによって異なります。
*httpAcceptLanguage: [preferred_language string]を追加してください。
Edit -> Preferences -> Navigator -> Languagesを開きます。言語の選択は必ずこちらのメニューから行ってください。 設定ファイルに直接変更を加えたために問題が発生したとの報告が、 多くの方から寄せられています。
(setq url-mime-language-string "preferred_language=fr; q=1.0, en; q=0.5")と設定するか、custom パッケージを使って (URL version p4.0pre.14 なら) 以下のメニューから設定してください。
Hypermedia -> URL -> Mime -> Mime Language String...
View -> Internet Options -> General/Languages
Edit -> Preferences -> Browser -> Fonts,Languages
Debian ウェブページのオリジナル言語が英語であることや、 すべての文書があなたのお好みの言語に翻訳されていないであろうことから、 予備としてデフォルトの言語に英語も設定しておくとよいでしょう。 例えば、母国語がフランス語である方が lynx を利用される場合は .lynxrc に次の行を付け加えます。
preferred_language=fr; q=1.0, en; q=0.5このように設定した場合、 サーバにフランス語で書かれたドキュメントがあればそれを、 なければ英語のドキュメントを要求します。
なお、言語のサブカテゴリの指定には注意を払ってください。 例えば 'en-GB, fr' と指定することは、 (http 仕様書を読んだことのない) たいていの人にとっては予期せぬ結果をもたらします。 お好みの言語の優先順位として 'en-GB, fr' という要求を受け取ったサーバは、 'en' と 'fr' の両バージョンのドキュメントが存在する場合、 フランス語のドキュメントを送信します。 フランス語のドキュメントではなく英語のドキュメントを送信するのは、 言語拡張子 .en-gb をもつファイルのバージョンが存在する場合のみです。 そのため、お使いのブラウザが 'en-GB, en, fr' か、あるいは単純に 'en, fr' を送信するように設定するべきです。
特に理由がない限り、 言語識別子には国識別子を追加しないことを強くお勧めします。 もしこちらを追加する場合は、 その国識別子を省いた言語識別子もあわせて設定してください。
preferred_language 変数の設定に関するより詳しい情報は、 content negotiation (内容交渉) に関する Apache のドキュメントを参照してください。