#use wml::debian::weeklynews::header PAGENAME="1999 年 11 月 17 日" SUMMARY="Debian マシン利用ポリシー; Slink 向けの Y2K 修正; Corel Linux; 50,000 のバグ"
ようこそ。 Debian 開発者のみなさん向け、 ニューズレター Debian ウィークリーニュースへ。
Wichert Akkerman が、Debian マシン利用ポリシーを 投稿しました。 こちらは、開発者が Debian プロジェクトのマシンを利用するにあたって、 何が許されており、何が許されていないかついての包括的な説明です。 これへの反応はさまざまで、これを 不必要なドキュメント と感じている人もいれば、 利用者がこちらに従うことを期待する人もいます。 また、この種の適切な利用ポリシーがなくてはならないほどに、 当プロジェクトが大きくなったと考えている人もいます。 実際にかつて、その利用にあたって 違反 があったことも指摘されています。
今週末、バグ退治パーティーが開かれます。 土曜日に 参加して、 私たちが「ディストリビューションに巣くう すべてのバグを搾ってジュースにしちゃうこと!」を手伝ってください。
今週、三つのセキュリティに関する修正が公開されました。 リモートから root 権限を奪取されるという問題を修正した BIND の新バージョンが、 リリースされました。 このセキュリティ修正は安定版にも反映されました。 また、いくつかのセキュリティホールが修正された proftpd の新バージョンが、安定版向けにリリースされました。 最後に nfs-server のバッファオーバフローの修正版も、安定版向けに リリース されました。
Vincent Renardias が Slink 用 Y2K アップデートを 利用できるようにしました。 こちらでは、nethack のちょっとした Y2K 問題 (こちらの修正版はまだありません。) は例外ですが、既知のあらゆる Y2K 問題が修正されています。
Corel Linux がリリースされました。 何人かの開発者がこれを見て、初めての意見をいくつか述べています。 その意見には、「新しいオペレーティングシステムというよりは、KDE が付いて、 ちょっとグラフィックが派手な縮小版 Debian という感じを受けました」 というものから、 「これは、ユーザをハッピーにし、 私たち管理者をハッピーにしてくれる Debian を覆う素晴らしいデスクトップを実現しています」 というものまでありました。 重要な点は、これが二三の修正パッケージを付け加えた Debian システムだということでしょう。 こちらでも apt-get や dpkg は同様に利用できるのです。
既存の mail や games といったセクションと並んで 新たに "science" セクションが ftp サイトに追加されました。 この新セクションにふさわしいパッケージを管理している人は、 James Troup に連絡を取ってください。
バグ追跡システムを 50,000 の登録バグが 通過しました。 このバグのうち 8,000 ちょっとがオープンされたままです。 ですから、Debian は 41,000 以上ものバグを修正したことになります。 has fixed over 41 thousand bugs. みなさん、素晴らしい仕事ぶりです。
Debian 関連商品が copyleft で入手可能になりました。 シャツはまだないのですが、 Debian ロゴがついた 黒 と 白 のフリスビーがあります。
大規模な新アーカイブ管理チームが、Debian への新規パッケージ登録を記録的な時間で熱心に行ない、 多数の新パッケージ が今週 Debian に追加されました。
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