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Re: [Translate]security/2003/dsa-253.wml - 254.wml



久保田です。

From: Mariko GODA <mgoda@xxxxxxxxxxxxx>
Subject: [Translate]security/2003/dsa-253.wml - 254.wml
Date: Fri, 28 Feb 2003 18:07:37 +0900

> 郷田です。
> 
> 標題の訳ができましたので、添付にて投稿いたします。
> 査読お願いいたします。

おつかれさまです。

(dsa-254)

> ただし、このような攻撃の
> 大部分は Debian におけるものではありません。</p>

意味が良く分かりません。これまで実際に攻撃が多数起きているけど、
その事例の大部分は Debian への攻撃ではない、ということでしょうか?
ぼく自身も、原文を読んでも意味が取れずにいます。どなたか、分かる方
いらっしゃいますか? 原文は以下の通りです。

Though, most probably not in Debian.

たぶん、most は「大部分」ではなく、probably にかかる副詞じゃないかと
思っています。また、not 以下、動詞までもが省略されてしまっていますが、
たぶん直前の文の内容 (can be exploited by a remote attacker) がくると
思います。そこで、
「この脆弱性は、Debian ではおそらく攻撃に利用できないだろうと思われる」
とかだと思うのですが、most という最上級が使われている理由がよく
分からないのです。他のディストリビューションと比べて最も安全、という
ことなんでしょうか... そんなこと、言えないと思いますし。

> <p>The Common Vulnerabilities and Exposures (CVE) プロジェクトは
> さらに、以下のような脆弱性を確認しています。これらは、Debian の中では
> 現安定版 (stable)(woody) と旧安定版 (potato) で修正されたものであり、
> その完全性に言及されているものです。(また、他のディストリビューション
> については個別の勧告が出されます。):

「完全性に言及されている」ですが、言及しているのは、CVE プロジェクト
ではなく、dsa-254 だと思います。つまり、すでに修正が出されているけど、
念のため、もう一度ここに書いておくよ、という意味だと思います。
なぜなら、「are mentioned here」と、「here」が使われているからです。
他のディストリビューションについての部分が、「since」でつながっているのが
よくわからないのですが。

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久保田智広 Tomohiro KUBOTA <kubota@debian.org>
http://www.debian.or.jp/~kubota/