Paul Starzetz さんにより、現行の Linux カーネル (2.4.x と 2.6.x) の mremap() システムコールの境界チェックに欠陥があり、ローカルの攻撃者が root 特権を奪えることが発見されました。カーネル 2.2 にはこの問題はありません。
安定版 (stable) ディストリビューション (woody) では、この問題は mips および mipsel 向け kernel-images のバージョン 2.4.17-0.020226.2.woody3 で各々修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題は新規にアップロードされるパッケージで近いうちに修正予定です。
すぐに kernel パッケージをアップグレードすることを勧めます。 この問題は上流では 2.4.24 で修正されています。