複数の欠陥

さんにより、/etc/printcap を使わずに lpd プリントを行うユーティリティ rlpr にフォーマット文字列バグが発見されました。 この欠陥を調査している際に、関連コードでバッファオーバフローも発見されました。 これらの欠陥を攻撃することで、ローカルおよびリモートのユーザが 1) rlprd プロセス特権 (リモート)、あるいは 2) root 特権 (ローカル) で任意のコマンドを実行する恐れがあります。

\ CAN-2004-0393: rlpr の msg() 関数の syslog(3) 経由のフォーマット文字列バグ

\ CAN-2004-0454: rlpr の msg() 関数のバッファオーバフロー

安定版 (stable) ディストリビューション (woody) では、この問題はバージョン 2.02-7woody1 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題は近く修正予定です。

直ちに rlpr パッケージをアップグレードすることをお勧めします。

#use wml::debian::translation-check translation="1.1" # do not modify the following line #include "$(ENGLISHDIR)/security/2004/dsa-524.data" # $Id: dsa-524.wml,v 1.1 2004/06/21 08:52:44 alfie Exp $