入力処理時のサニタイズ抜け

KDE などで用いられている汎用のグラフィックウィジェットセット Qt の最新版に複数の欠陥が発見されました。最初の問題は、 攻撃者が任意のコードを実行する恐れがあるというものですが、 他の二つはサービス不能攻撃の危険を引き起こすだけだと思われます。 Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクトでは以下の問題を確認しています。

安定版 (stable) ディストリビューション (woody) では、この問題はバージョン 3.0.3-20020329-1woody2 で修正されています。

不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、これらの問題は qt-x11-free のバージョン 3.3.3-4 で修正されています。

直ちに qt パッケージをアップグレードすることをお勧めします。

#use wml::debian::translation-check translation="1.2" # do not modify the following line #include "$(ENGLISHDIR)/security/2004/dsa-542.data" # $Id: dsa-542.wml,v 1.2 2004/08/30 13:56:08 joey Exp $