Common Unix Printing System (Unix 共通プリンティングシステム) CUPS に、情報を漏洩する欠陥が発見されました。これにより機密情報、 例えばユーザ名やパスワードなどがログファイルに書き込まれ、漏洩する恐れがあります。
使用されたパッチは、error_log ファイルにロギングされるデバイス URI 内の認証情報を除去するだけで、環境およびプロセステーブルからは URI 情報を除去しません。そのような理由から、CUPS 開発者はシステム管理者がデバイス URI 内に認証情報をコード化しないように最初から勧めています。
安定版 (stable) ディストリビューション (woody) では、この問題はバージョン 1.1.14-5woody7 で修正されています。
不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) では、この問題はバージョン 1.1.20final+rc1-9 で修正されています。
直ちに CUPS パッケージをアップグレードすることをお勧めします。