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security/2005/dsa-652.wml



 やまねです。

 security/2005/dsa-652.wml を訳してみました。

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#use wml::debian::translation-check translation="1.1"
<define-tag description>複数の脆弱性</define-tag>
<define-tag moreinfo>
<p>複数の脆弱性が、non-free な ARJ 形式アーカイブの解凍ユーティリティ unarj 
に見付かっています。The Common Vulnerabilities and Exposures Project では
以下の脆弱性を認識しています:</p>

<ul>

<li><a
href="http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0947";>CAN-2004-0947</a>

    <p>アーカイブに含まれる長いファイル名を取り扱う際に、バッファオーバフロー
    が見付かっています。攻撃者は、特別に細工を施したアーカイブを作成し、犠牲者が
    展開した際に unarj をクラッシュさせる、あるいは任意のコードを実行させること
    が可能です。</p>

<li><a
href="http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-1027";>CAN-2004-1027</a>

    <p>ディレクトリ間の不正な移動の脆弱性が見付かっており、このため攻撃者は、
    特別に細工を施したアーカイブを作成し、犠牲者が展開した際に上位のディレクトリ
    にファイルを作成することが可能です。再帰的に利用することで、この脆弱性
    はクリティカルなシステムファイルやプログラムを上書きするのに使えます。</p>

</ul>

<p>安定版ディストリビューション (stable、コードネーム woody) では、
これらの問題はバージョン 2.43-3woody1 で修正されています。</p>

<p>不安定版ディストリビューション (unstable、コードネーム sid) では、
unstable/non-free には unarj パッケージが含まれていないので、
これらの問題は適用されません。</p>

<p>unarj パッケージのアップグレードをお勧めします。</p>
</define-tag>

# do not modify the following line
#include "$(ENGLISHDIR)/security/2005/dsa-652.data"