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News/2007/20070817.wml



 やまねです。
 4.0r1 のニュース訳です。チェックとコミットをお願いします。

#use wml::debian::translation-check translation="1.6"
<define-tag pagetitle>Debian GNU/Linux 4.0 updated</define-tag>
<define-tag release_date>2007-08-17</define-tag>
#use wml::debian::news

<define-tag release>4.0</define-tag>
<define-tag codename>etch</define-tag>
<define-tag revision>4.0r1</define-tag>

<define-tag dsa>
    <tr><td align="center"><a href="$(HOME)/security/%0/dsa-%1">DSA-%1</a></td>
        <td align="center"><:
    my @p = ();
    for my $p (split (/,\s*/, "%2")) {
	push (@p, sprintf ('<a href="http://packages.debian.org/src:%s";>%s</a>', $p, $p));
    }
    print join (", ", @p);
:></td><td align="left">%3</td></tr>
</define-tag>

<define-tag correction>
    <tr><td><a href="http://packages.debian.org/src:%0";>%0</a></td>              <td>%1</td></tr>
</define-tag>

<p>
<p>
Debian Project は、安定版ディストリビューション Debian GNU/Linux <release> 
(コードネーム <codename>) の初めての更新アナウンスができることを嬉しく思います。
今回の更新では、主に安定版リリースへのセキュリティ問題の修正の追加と、
重大な問題に対する若干の調整への対応を追加しています。
この初回の更新では、リリース作業中で確認が遅れた重要な問題の修正も行っています。</p>

<p>
今回の更新は Debian GNU/Linux <release> の新たなバージョンとなるものではなく、
構成しているパッケージのいくつかに対しての更新であることに注意してください。
<release> の CD や DVD を捨てる必要はありませんが、
最新の変更を導入するために ftp.debian.org 
に対して更新を行う必要があることには注意してください。</p>

<p>
頻繁に security.debian.org から更新をインストールしている人は大量のパッケージ更新をする必要はありません。
security.debian.org での更新のほとんどが今回のアップデートに含まれています。</p> 

<p>
新規の CD/DVD イメージは更新されたパッケージを含んでおり、
パッケージアーカイブが含まれた通常の各種インストールメディアは、いつもの場所で間もなく入手可能になります。</p>

<p>
オンラインからの今回のリビジョンへのアップグレードは、通常 
aptitude (または apt) パッケージツールで Debian の FTP/HTTP 
ミラーの多くのうちの一つを指定することで実施されます 
(sources.list(5) マニュアルページを参照してください)。
ミラーの完全なリストは以下から入手出来ます:</p>

<div class="center">
  <a href="$(HOME)/mirror/list">http://www.debian.org/mirror/list</a>
</div>


<h2>Debian-Installer の更新</h2>

<p>
Debian インストーラーで Linux カーネルパッケージが更新されたので、
インストーラーも更新されています。
新しいバイナリインターフェイス (ABI) によって、古い 
netboot とフロッピーイメージが動作しなくなっているので、
再ビルドされて間もなくいつもの場所で配布される予定です。
以前は検出されなかった複数の USB CD ドライブがサポートされるようになっています。
他の変更としてミラーリストの更新、gksu の修正、翻訳の改善などが含まれています。</p>

<h2>様々なバグ修正</h2>

<p>
今回の安定版の更新では、全アーキテクチャに渡ってパッケージのバージョンが一致していなかったパッケージについて、
複数のアーキテクチャのバイナリ更新を追加しています。
また、以下のパッケージについて重要な修正を2、3追加しています。</p>

<table border=0>
<tr><th>パッケージ名</th>               <th>理由</th></tr>

<correction apache2                 "ディスクキャッシュの exprire、ドキュメントの改善">
<correction apache2-mpm-itk         "現在の Apache2 に対して再ビルド">
<correction debian-archive-keyring  "volatile.debian.org の鍵を追加">
<correction debootstrap             " lenny サポートの追加">
<correction desktop-base            "KDE で標準の壁紙へのパスを調整">
<correction epiphany-browser        "ユーザの言語設定で内容交渉 (content negotiation) を有効に">
<correction fai-kernels             "arcmsr SCSI ドライバを同梱">
<correction file                    "サービス拒否の可能性を防止">
<correction glibc                   "マウント時のハングアップ、メモリリーク、printf が失敗する問題を防止">
<correction gnome-mount             "現在の libeel2-2.14 に対して再ビルド">
<correction initramfs-tools         "SCSI モジュールリストに ESP モジュールが欠落していたのを追加">
<correction kernel-wedge            "r1 のパッケージに合致するように再アップロード">
<correction libofa                  "クリーンな環境で再ビルド">
<correction librsvg                 "依存関係の訂正">
<correction lifelines               "以前のバージョンとファイルのコンフリクトが発生する問題を防止">
<correction linux-latest-2.6        "新しい linux-2.6 へのアップグレードの提供">
<correction lsb                     "デーモンが動作している間、PID ファイルを削除しないように変更">
<correction madwifi                 "二つのリモートからのサービス拒否と一つのローカルからのサービス拒否を訂正">
<correction mail-notification       "複数のアーキテクチャ上でバイナリの再ビルド">
<correction mixmaster               "バッファオーバーフローの訂正">
<correction mozilla-traybiff        "依存関係の改善">
<correction mpop                    "中間者攻撃 (man in the middle attack) 経由でパスワードが盗難されるのを防止">
<correction mutt                    "IMAP サーバへの再接続動作を修正">
<correction nano                    "セグメンテーションフォルトを防止">
<correction neon26                  "Kerberos 認証を修正">
<correction nfs-utils               "メモリリークの防止">
<correction openoffice.org          "ファイル保存時のクラッシュを防止">
<correction orage                   "メモリリークの防止">
<correction orbit2                  "ローカルではない IPv4 接続を許可">
<correction php5                    "シングルクォートのエスケープ時のリグレッションを修正">
<correction pppconfig               "アップグレード時の問題を修正">
<correction rdesktop                "ログイン成功時のセグメンテーションフォルトを防止">
<correction tetex-base              "texlive への移行を簡易に">
<correction trac                    "CSS の調整とリモートからの攻撃の防止">
<correction user-setup              "gksu の alternatives を正しく設定">
<correction vice                    "libx11-6 のセキュリティ修正後のリグレッションを訂正">
<correction xorg                    "アップグレードを容易するための変更、及び依存関係の修正">

</table>


<h2>セキュリティ更新</h2>

<p>
このリビジョンでは、以下のセキュリティ更新が安定版リリースに対して追加されています。
セキュリティチームは、これらの各更新について既に勧告をリリースしています:</p>


<table border=0>
<tr><th>勧告 ID</th>  <th>パッケージ名</th>    <th>修正内容</th></tr>

<dsa 2007 1280    aircrack-ng              "任意のコード実行">
<dsa 2007 1281    clamav                   "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1282    php4                     "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1283    php5                     "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1284    qemu                     "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1285    wordpress                "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1286    linux-2.6                "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1288    pptpd                    "サービス拒否">
<dsa 2007 1289    linux-2.6                "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1290    squirrelmail             "クロスサイトスクリプティング (XSS)">
<dsa 2007 1291    samba                    "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1292    qt4-x11                  "クロスサイトスクリプティング (XSS)">
<dsa 2007 1293    quagga                   "サービス拒否">
<dsa 2007 1295    php5                     "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1296    php4                     "権限上昇">
<dsa 2007 1297    gforge-plugin-scmcvs     "任意のシェルコマンドの実行">
<dsa 2007 1298    otrs2                    "クロスサイトスクリプティング (XSS)">
<dsa 2007 1299    ipsec-tools              "サービス拒否">
<dsa 2007 1300    iceape                   "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1301    gimp                     "任意のコード実行">
<dsa 2007 1302    freetype                 "任意のコード実行">
<dsa 2007 1303    lighttpd                 "サービス拒否">
<dsa 2007 1305    icedove                  "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1306    xulrunner                "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1307    openoffice.org           "任意のコード実行">
<dsa 2007 1309    postgresql-8.1           "権限上昇">
<dsa 2007 1310    libexif                  "任意のコード実行">
<dsa 2007 1311    postgresql-7.4           "権限上昇">
<dsa 2007 1312    libapache-mod-jk         "情報漏洩">
<dsa 2007 1313    mplayer                  "任意のコード実行">
<dsa 2007 1314    open-iscsi               "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1315    libphp-phpmailer         "任意のシェルコマンドの実行">
<dsa 2007 1316    emacs21                  "サービス拒否">
<dsa 2007 1318    ekg                      "サービス拒否">

</table>

<p>
更新を受け入れられたパッケージと受け入れを拒否されたパッケージについて、
根拠も含めた完全なリストがこのリビジョンについての準備のページ上にあります:</p>

<div class="center">
  <url "http://release.debian.org/stable/<release>/<revision>/">
</div>


<h2>URL</h2>

<p>今回のリリースにて変更が加わったパッケージの完全なリストは以下です:</p>

<div class="center">
  <url "http://ftp.debian.org/debian/dists/<downcase <codename>>/ChangeLog">
</div>

<p>現在の安定版ディストリビューション:</p>

<div class="center">
  <url "http://ftp.debian.org/debian/dists/stable/";>
</div>

<p>安定版ディストリビューションへの更新提案中のパッケージ (Proposed updates):</p>

<div class="center">
  <url "http://ftp.debian.org/debian/dists/proposed-updates/";>
</div>

<p>安定版ディストリビューションの情報 (リリースノート、正誤表など):</p>

<div class="center">
  <a
  href="$(HOME)/releases/stable/">http://www.debian.org/releases/stable/</a>
</div>

<p>セキュリティ関連のアナウンスと情報について:</p>

<div class="center">
  <a href="$(HOME)/security/">http://security.debian.org/</a>
</div>

<h2>Debian について</h2>

<p>
Debian Project は、完全にフリーなオペレーティングシステム Debian GNU/Linux 
をボランティアで時間と労力を割いて開発しているフリーソフトウェア開発者の団体です。</p>

<h2>連絡先について</h2>

<p>
より詳細な情報については、Debian のウェブページ <a 
href="$(HOME)/">http://www.debian.org/</a> を訪れるか、&lt;press@debian.org&gt; 
宛にメールする、もしくは &lt;debian-release@lists.debian.org&gt; 
から安定版リリースチームに問い合わせを行ってください。</p>