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倉敷です。

第 19 号をリリースしました。

ではでは。
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KURASHIKI Satoru

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開発ニュース寄せ集め (第 19 号)
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このニュースは <http://wiki.debian.org/DeveloperNews> でまとめたものです。
寄稿はご自由にどうぞ。

GPG キーサイン coordination は wiki.debian.org に移動しました
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 GPG キーサイン coordination page は、旧来の PHP で稼働するシステムから
 Debian wiki に移動し、より簡単に編集できるようになりました。

 * http://wiki.debian.org/Keysigning
 * http://wiki.debian.org/Keysigning/Offers
 * http://wiki.debian.org/Keysigning/Need

  -- Christoph Berg

Debian OpenSSH の VCS の変更と支援の要請
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Debian にとって重要な OpenSSH パッケージのメンテナンスを支援したいと考
え、最終的に、よりよい VCS でパッケージの履歴を管理することにし、実際
に使えるようになりました。詳しくは、
http://lists.debian.org/debian-ssh/2010/01/msg00017.htmlhttp://wiki.debian.org/Teams/DebianSsh を見てください。Debian 開発者で
支援に興味のある人は、私まで連絡してください。

  -- Colin Watson

LXDE のカスタマイズがより簡単になりました。
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sid にある LXDE の構成要素の幾つかは、最近になって更新もしくは変更され
ました。

この更新/変更によって、lxsession ではカスタムセッション名がサポートさ
れました。また、lxpanel は XDG_CURRENT_DESKTOP を読めるようになり、
LXDE の代わりに他のデスクトップ環境のアプリケーションメニューも表示で
きるようになりました。これによって、Debian Pure Blends を用いたカスタ
マイズされた LXDE 作成がより容易に行なえます。

lxnm と lxpanel-netstat-plugin はともに廃止予定です。lxnm は wicd への
移行が推奨されており、live-helper などの他の Debian のユーティリティ
では既にそのように変更されています。

  -- Andrew Lee (李健秋)

WNPP BTS レポートがカテゴリ分けされました
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ユーザタグとユーザカテゴリを活用して、[WNPP][1] BTS レポートの見え方が新しくなりました。
これによって、他より多くのバグをもっている (疑似) パッケージの BTS ページでナビゲーション
がしやすくなります。Sandro Tosi さんが、カテゴリをあてはめるための適切な制御メッセージを
思いついてくれたおかげです。

バグの並び替えに使っているユーザタグはレポートの表題を元にしています。
[WNPP のサイト][2]でフォーマットが説明されています。

  -- Raphael Geissert

 [1]: http://bugs.debian.org/wnpp
 [2]: http://www.debian.org/devel/wnpp/#l2

ソースフォーマット "3.0 (quilt)" の更新
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dpkg 1.15.5.4 以降の dpkg-source は、quilt が使用する `.pc` ディレクトリを
(quilt を使わない場合でも) 作成します。また、パッチが適用されているかいないかを
把握するために `.pc/applied-patches` も使います。このように quilt とは 100%
互換ですので `--without-quilt` オプションはなくなります。

同じバージョンで、新しいオプション `--single-debian-patch` が作られました。
VCS を使っている人は dpkg-source を使って、(debian-changes-<バージョン> の
代わりに) debian-changes という単一のパッチを作成して自動更新できます。
これはフォーマット 1.0 における .diff.gz にやや似ていますが、その他の機能 (bzip2
圧縮や、複数の tar 玉など) の利点があります。
debian/source/patch-header にこの自動パッチのヘッダをセットすることができますので、
そこで変更内容を確認しやすい場所 (大抵の場合は VCS のどこか) を説明することができます。

パッケージの転換は、安定したペースで行われています:
http://upsilon.cc/~zack/stuff/dpkg-v3/

自分のパッケージを転換する方法については、http://wiki.debian.org/Projects/DebSrc3.0
で基本的な情報を確認してください。

  -- Raphael Hertzog

この記事について
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この記事は [debian-devel-announce に流れたニュース][0]の翻訳です。
翻訳は石井一夫さん・今井伸広さん・佐々木洋平さん・倉敷悟が行いました。
ありがとうございます。

 [0]: http://lists.debian.org/debian-devel-announce/2010/01/msg00001.html