#use wml::debian::projectnews::header PUBDATE="2011-03-28" SUMMARY="Debian: 6.0.1 アップデートリリース、Debian Derivatives Exchange プロジェクトの立ち上げ、Debian インストーラチームからの一言" #use wml::debian::acronyms http://lists.debian.org/$0 # Copyright (c) 2011 Alexander Reichle-Schmehl # Copyright (c) 2011 Andrei Popescu # Copyright (c) 2011 Alexander Reshetov # Copyright (c) 2011 Francesca Ciceri # Copyright (c) 2011 Jeremiah C. Foster # Add other people here # All rights reserved. # # Redistribution and use in source and binary forms, with or without # modification, are permitted provided that the following conditions are # met: # # * Redistributions of source code must retain the above copyright # notice, this list of conditions and the following disclaimer. # * Redistributions in binary form must reproduce the above copyright # notice, this list of conditions and the following disclaimer in the # documentation and/or other materials provided with the distribution. # # THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE COPYRIGHT HOLDERS AND CONTRIBUTORS "AS # IS" AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED # TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A # PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE COPYRIGHT # OWNER OR CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, # SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT # LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, # DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY # THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT # (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE # OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.

今年 5 号目のDPN、debianコミュニティの会報、にようこそ。この号で取り上げられている話題は:

Debian: 6.0.1 アップデートリリース

Debian 6.0 (コードネーム Squeeze) の最初のアップデート がリリースされました。 このアップデートには安定版の致命的問題に対するいくつかの調整と セキュリティ問題に対する修正が含まれます。

DebConf12 はニカラグアで開催

DebConf 委員会は DebConf12、2012 年 Debian 開発者会議、を ニカラグアのマナグアで開催すると発表しました。 マナグアはブラジルのベロオリゾンテとの入札に競り勝ちました。 より詳細な内容は主催者の wiki を参照してください。

Debian Derivatives Exchange プロジェクトの立ち上げ

Stefano Zacchiroli さんと Matt Zimmerman さんは Debian dErivatives eXchange プロジェクト (DEX) という新しいプロジェクトを立ち上げました。 このプロジェクトの目標は Debian とその派生物の間の技術的な差異を低減することです。 このような試みを行った最初のグループは Ubuntu DEX チームで、 これは Ubuntu から提供されているパッケージや変更の Debian への統合を目的としています。 また、gNewSense DEX チームが近いうちに立ち上げられることが期待されます。

今回立ち上げられた Debian による DEX プロジェクトは全ての Debian ベースのディストリビューションとその他のプロジェクトに対して DEX プロジェクトへの参加と同じ基盤の上で一緒に作業を行うことをお願いします。

Debian インストーラチームからの一言

Otavio Salvador さんはDebian インストーラチーム からの一言を投稿しました。この中で Squeeze のリリース以降チームにあった変化 (例えば、Subversion から Git への転換)と、Wheezy リリースに向けてのチームの目標 (とりわけ、netcfg のより多くの機能: WPA ワイヤレスネットワークのサポート、IPv6、 VLANネットワークインフラのサポート、リンクの検出) について要約しています。 このメールの重要な部分は、誰かの助けを求めている点です。つまり、チームに入って貢献を開始する適当なタイミングは、 新しい開発サイクルが始まった、まさに今この時だということです。

DebConf11 組織における最近の開発のまとめ

Vedran Omeragic さんが DebConf11 組織における最近の開発についてブログ記事を書きました。公式 DebConf11 ウェブサイト が完成し、今年の Debian 開発者会議に参加したいと思っている方々に向けた 多くの情報が載せられています。もう1つの重要なステップが(2月22日に行われた会議中に)発表され、資金提供レベル が去年のレベルから少し変更されたこと、全部で3つの異なるタイプの資金提供パンフレット が完成したことを伝えました。また、ボスニアのビザ制度に関する説明があり、全ての情報は関連する wiki ページに載っているということです。 最後に Vedran さんは次のステップとして、参加登録の開始、参加者に最適な交通機関を見つけること、 スポンサーを探すこと、宣伝用の資料の準備を挙げました。debconf11-localteam@lists.debconf.org メーリングリストで DebConf11 組織チームと連絡を取ることが出来ます。

Debian -offtopic メーリングリスト

Debian や、さらにはコンピュータとも全く関係のないことを、ユーザや開発者と 議論したいと思ったことはありませんか? debian-user では、題名に [OT] を つけてから始めるのがならわしです。

残念ながら、これは関心のない購読者にとっては混乱の元となり得ます。 debian-user のように流量が多ければなおさらです。このため、 Holger Levsen さんと Debian コミュニティプロジェクトの助力のもと、 d-community-offtopic メーリングリストが作成されました。

このメーリングリストは、他のほとんどの Debian メーリングリストと同様に、 誰でも参加可能ですので、CC と Reply-To をこのメーリングリストに設定する ようにしてください。そうすれば、興味のある人には、議論がこのメーリングリストに 移ることが伝わります。楽しんでください、そしてお互いに素敵でいましょう!

This Week In Debian インタビューについて

前号の Debian プロジェクトニュース以降、新しく This Week In Debian ポッドキャストが 2 回分公開されています。Debian Mono チームの Joe Shields さん へのインタビューと、Jonathan Nadeau さんに Debian と Northeast GNU/Linux Fest についてインタビューしたものです。

その他のお知らせ

Michael Gilbert さんは 最初の非公式な Debian テスト版スナップショットのリリースを発表しました。 現在のところ i386 と amd64 アーキテクチャ用の小型 ISO イメージが入手できます。

Alexander Reichle-Schmehl さんは\ Linux New Media Award 式典のビデオがついにオンラインで入手可能になった ことを告知しました。この中で Alexander さんと Meike Reichle さんが Debian プロジェクトの代理人として2つの賞を受け取っています。

Ana Guerrero さんがメールで報告したとおり、 Google Summer of Code (GSoC) プロジェクトへの申し込み締め切りが近づいています。 ご存知の通り、今年もまた Debian は GSoC の指導者組織として承認されました。 学生による企画案の提出は今日開始されましたが、プロジェクト企画案と指導者の 割り当てが済んでいないものもまだ残っています。つまり、 去年のプロジェクトページを覗いてインスピレーションを得たり、 チーム内でプロジェクトを立案してみて、プロジェクトに申し込んでみてはいかがでしょうか。

新しい Debian 貢献者の方々

9 人の方々が前回の Debian プロジェクトニュースから パッケージのメンテナンスを開始しました。 Vincent Cheng さん、Rodolfo García Peñas さん、Guillaume Mazoyer さん、 Fernando Mercês さん、Daniel Thomas さん、Christo Buschek さん、 Jean Schurger さん、Manu Garg さん、Vasudev Kamath さんを 我々のプロジェクトに歓迎します!

重要な Debian セキュリティ勧告

Debian セキュリティチームは最近、(とりわけ) これらのパッケージに 勧告をリリースしました: proftpd-dfsgchromium-browserlibcgrouplibvirtphp5maradnsquaggatex-commoniceapeiceweaselwiresharkapache2nss、それから imp4。 内容をよく読んで、適切な評価をしてください。

Debian Backports チームはこれらのパッケージに勧告をリリースしました: subversioniceweasel。 内容をよく読んで、適切な評価をしてください。

Debian 安定版リリースチームはこれらのパッケージの更新をアナウンスしました: clamavtzdata。 内容をよく読んで、適切な評価をしてください。

Debian Volatile チームはこのパッケージの更新をアナウンスしました: tzdata。 内容をよく読んで、適切な評価をしてください。

これらは、先週の重要なセキュリティ勧告からの抜粋であることに注意してください。 Debian セキュリティチームがリリースしたセキュリティ勧告について、最新情報についていく必要がある のであれば、アナウンスを受けとるために セキュリティメーリングリスト (と、それとは別に backports メーリングリスト、それから 安定版の更新メーリングリスト あるいは旧安定版である Lenny 向けの volatile メーリングリスト) を購読してください。

新規または注目すべきパッケージ

以下のパッケージは、最近、不安定版 (unstable) の Debian アーカイブに追加されました (これ以外にも多数あります)。

作業を必要なパッケージ

現在のところ、 330 のパッケージからメンテナがいなくなり、 149 のパッケージが後継メンテナ募集状態になりました。完全なリストは支援が必要なパッケージにあります。

これからもDPNを読みたいですか?

もしよろしければこの会報を作るのを手伝っていただけますでしょうか。我々は Debian コミュニティの活動を眺めてして何が起きているかを報告していただけるボランティアのライターを募集中です。 貢献に関するページ をご覧になって、手助けの具体的な方法をご確認ください。我々はあなたからのメールをdebian-publicity@lists.debian.orgでお待ちしています。

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