#use wml::debian::projectnews::header PUBDATE="2011-02-28" SUMMARY="Debian 6.0 Squeeze
リリース、新しいレイアウトとウェブサイト関連のニュース、使いやすい Squeeze
のバックポート"
#use wml::debian::acronyms
#use wml::debian::translation-check translation="1.3"
今年 3 号目の DPN、debian コミュニティの会報、にようこそ。 この号で取り上げられている話題は:
Squeezeリリース
Debian 5.0 Lenny
がリリースされてからほぼ 2 年が経過し、Debian 6.0 Squeeze
が 2011
年 2 月 6 日にリリースされました。数ある改良の中でも特に、Debian
が採用した完全にフリーな Linux カーネルは\
フリーソフトウェア財団 (FSF) から歓迎されました。
リリースチームマネージャである Adam D. Barratt さんによって\
最初のポイントリリースは来月に予定されていることが既に発表され、
メンテナに不安定版
へのアップロードを推奨することに関して
アドバイスがありました。つまり、Wheezy
は既に人々の意識するところにあります。
Debian
ウェブサイトの新しいレイアウトがいくつかの Debian
プロジェクトの主要なウェブインターフェイスで既に利用可能です。Gerfried
Fuchs さんによって、ウェブチームのメンバーが新しいレイアウトを作り、
www.debian.org
擬似パッケージに関するいくつかのバグを選んで潰し、
CVS から脱却することに興味があるかどうか等の話題が議論されている、WWW
スプリントに関する報告が送信されました。DSA
チームのメンバーであり、これに関連した多くの仕事をこなした Martin Zobel-Helas
さんによって、Kalle Söderman さんが提案した新しいレイアウトを Debian
Squeeze
のリリースにあわせてオンラインに設置した\
ウェブチームに感謝の言葉が述べられました。
Squeezeのバックポート
Alexander Wirt さんによって\
次世代バックポートの開始が発表されました。Squeeze
(と Lenny
) のユーザは、squeeze-backports
(と lenny-backports-sloppy
) にあるテスト版 (Wheezy
)
で利用可能なパッケージの新しいバージョンを使えるようになる予定です。
さらに彼は、メンテナに向けてパッケージをバックポートアーカイブに
アップロードする方法を説明しました。APT
になされた最近の変更によって、テスト版からインストールされたパッケージの
新しいバージョンへのアップグレードを管理するために
バックポートリポジトリにピンを設定する必要が無くなり、以前に比べてより簡単に
squeeze-backports
を革新的に使えるようになります。
Debian Volatile アーカイブが新しいプロジェクトに移行しました。
つまり、今回の安定版リリース (Squeeze
) から、Volatile
リポジトリで管理されていたパッケージは squeeze-updates
プロジェクトとして公式リリースに含まれる予定です。
アップデートされたパッケージは \
debian-stable-announce メーリングリストで発表があったように、
安定版のポイントリリースにも含まれる予定です。
Debian プロジェクトリーダーである Stefano Zacchiroli さんによってDPL
からの一言レポートが送信されました。彼は、例えば Debian 派生物調査や\
ディストリビューション間会議を通じた他のディストリビューションとの協力、
彼が最近行った講演である誰が
Debian を大切にしているか?
を通じた他のプロジェクトや企業との
対話について考察しました。この中で彼は、最近公開された目標のようなものに関して
Debian と DebConf の関係に触れ、DebConf
司会者のボランティアを探していると述べました。
Stefano さんはまた、Linux
Outlaws ポッドキャスト のインタビューを受けました。
Richard Darst さんは DebConf 運営組織との連絡手段に関して Debian Administration サイトにブログを書きました。DebConf とは 年 1 回の Debian カンファレンスを運営するグループです。彼は IRC、wiki、メーリングリストなどの DebConf チームとの連絡手段に関して言及し、 それぞれの連絡手段の使用方法と貢献方法について述べました。
何処でDebian T
シャツ等のグッズが作られているか疑問に思ったことはありませんか?
どうやって格好良い Squeeze
T シャツを手に入れるのでしょうか?
答えは、Debian 代表者が現れるいくつかのイベントで Debian
グッズをコーディネートする Debian グッズチームと共にあります。Gismo
として知られる Luca Capello さんは\
グッズチームの仕組みを説明しました。Debian
グッズのリストに目を通してみてください。
Ana Guerrero López さんは\
今年の Google Code-in への Debian の参加についてブログを書きました。
コンテストの準備を始めるのは遅かったし、
いくつかのタスクは Debian をインストールしない人に向けたものでしたが、
ほどほどの成功を収めました
。Ana さんが言った様に、およそ 30
人の学生が参加し、作業中の 39
のタスクは翻訳、バグの選別、ドキュメント作成に関するものでした。
今週の Debianインタビュー続報
前号の Debian プロジェクトニュース以降、今週の Debian
ポッドキャストが 2 回分新たに公開されました。Debian Med チームの Andreas
Tille さんへの Debian Pure Blends に関するインタビューと、dpkg
の共同メンテナである Raphaël
Hertzog さんへのインタビューです。
Debian を陰で支える人
インタビューが 2
回分公開されました。Firefox/Iceweasel のメンテナである \
Mike Hommey さんと、カーネルチームのメンバーである \
Maximilian Attems さんへのインタビューです。
\ 開発者向けの様々なニュース の第 24 号がリリースされ、以下の話題に触れられました。
Squeezeのリリースがマイクロブログで生中継
Cyril Brulebois さんは 3 番目、4 番目、5 番目、6 番目の
Debian XSF ニュース
を発表しました。この中で、experimental
、
不安定版
、安定版
への新バージョンのアップロード;
Wayland の初めてのテスト;
メンテナンスされていないドライバの削除要求;
など、その他たくさんの Debian における X.org
パッケージング周りの最近の出来事をまとめました。
さらに彼はバグレポート投稿者に感謝の言葉を述べました。
David Paleino さんは最初の ITP バグからほぼ 6 年経過し、Code::Blocks がついに Debian に取り込まれたことを報告しました。
前回の Debian プロジェクトニュースから後に、2 人の応募者が Debian 開発者として認められ、1 人の応募者が Debian メンテナとして認められ、19 人の方々が\ パッケージのメンテナンスを始めました。Stefano Rivera さん、Frédéric-Emmanuel Picca さん、Javier Merino Cacho さん、Pedro Ribeiro さん、Julien Viard de Galbert さん、Markus Schulz さん、Nik Lutz さん、Thomas Krennwallner さん、Qijiang Fan さん、Rafael Kitover さん、Andy Bailey さん、Andrey Rahmatullin さん、David Kalnischkies さん、Damian Johnson さん、Dmitry Eremin-Solenikov さん、Benoît Knecht さん、Nicolas Dandrimont さん、Alessandro Ghedini さん、Simon Ochsenreither さん、Julian Taylor さん、Pierre Saramito さん、Olaf van der Spek さんを私たちのプロジェクトに歓迎しましょう!
Debian セキュリティチームは最近、以下のパッケージ (抜粋) にセキュリティ勧告を公開しました: pcscd、 postgresql-8.3、postgresql-8.4、postgresql-9.0、 cgiirc、 vlc、 tomcat6、 openjdk-6、 openssl、 python-django、 shadow、 ffmpeg-debian、 chromium-browser、 phpmyadmin、 openafs、 telepathy-gabble、 mailman、 asterisk、 moodle、 pam-pgsql、 avahi。 勧告の内容をよく読んで、適切な対策を講じてください。
Debian バックポートチームは以下のパッケージにセキュリティ勧告を公開しました: git、 openafs。 勧告の内容をよく読んで、適切な対策を講じてください。
これらは、先週発表されたセキュリティ勧告の中からより重要なものだけが\
抜粋されていることに注意してください。Debian
セキュリティチームが公開したセキュリティ勧告の最新情報を
チェックする必要があるなら、アナウンスを受けとるために\
セキュリティメーリングリスト (これとは別に\
バックポートメーリングリスト、それから\
安定版の更新メーリングリストあるいは旧安定版である Lenny
向けのvolatile
メーリングリスト) を購読してください。
最近、以下のパッケージが Debian 不安定版のアーカイブに追加されました。\ 新規パッケージからの抜粋:
#I've dropped all libraries, all d-i, all -data -dbg -doc. But list is still #huge. So, feel free to remove other entries. -- madamezou現在のところ、 379 のパッケージからメンテナがいなくなり、 139 のパッケージが後継メンテナ募集状態になりました。完全なリストは支援が必要なパッケージにあります。
この会報の作成を手伝ってみませんか? 我々は、Debian コミュニティの活動を眺め、 何が起きているのかを報告してくれるボランティアのライターを募集しています。\ 貢献に関するページをご覧になって、 手助けの具体的な方法をご確認ください。我々はあなたからのメールを \ debian-publicity@lists.debian.org でお待ちしています。
#use wml::debian::projectnews::footer editor="Francesca Ciceri, Jeremiah C. Foster, Alexander Reshetov, David Prévot" # Translators may also add a translator="foo, bar, baz" to the previous line