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devel/join/nm-amchecklist (r1.34)



#use wml::debian::template title="応募管理者による確認事項"
#use wml::debian::translation-check translation="1.34"

<p><b>注意:</b> このページよりも wiki ページ<a
href="http://wiki.debian.org/FrontDesk/AMTutorial";>\
応募管理者チュートリアル</a>の方が現状を反映しています。</p>

<p>ここでは新規メンバーの確認事項の最も重要な領域を取り上げているだけです。<a
href="./newmaint#Applicant">応募者</a>の背景やプロジェクトでの計画により、<a
href="./newmaint#AppMan">応募管理者</a>はここに挙げられているものをいくらか無視したり、
あるいは他のものを追加して差し支えありません。</p>

<p><a href="nm-amhowto">応募管理者のための Mini-HOWTO</a> も見てください。</p>

<h3><a name="identification">本人確認</a></h3>
<p><a href="./newmaint#Applicant">応募者</a>は最低でも 1 人以上の <a
href="./newmaint#Member">Debian メンバー</a>による署名済み OpenPGP
公開鍵を持たなければなりません。可能であれば、さらに別のうまくつながった
OpenPGP 鍵を持っている人の署名が必要です。応募者の同一性検証には、
<tt>gpg --list-sigs</tt> ではなく、常に <tt>gpg --check-sigs</tt>
を使ってください。</p>

<p>Debian キーリングに登録する OpenPGP 鍵はバージョン 4 の鍵である必要があります。
この確認には、鍵のフィンガープリントを取得し、その長さが 16 進数で
32 桁か 40 桁のどちらなのかを確認してください。バージョン 3
の鍵は 32 桁しかなく、バージョン 4 では 40 桁になります。
この鍵は応募者の同一性検証に使った鍵と同一である必要はありません。</p>

<p>応募者は暗号化するための鍵を持たなければ<em>なりません</em>。
<tt>gpg --list-keys <var>&lt;鍵 ID&gt;</var></tt> を実行して確認してください。
出力に <tt><var>&lt;数字&gt;</var>E/<var>&lt;鍵 ID&gt;</var></tt>、
<tt><var>&lt;数字&gt;</var>g/<var>&lt;鍵 ID&gt;</var></tt>、
のどの行も含まれない場合、応募者は暗号化用のサブ鍵を追加する必要があります。</p>
 
<p><a href="./newmaint#Applicant">応募者</a>が署名済みの鍵を提供できない場合は、
政府発行の写真付き身分証明書を本人確認に使うことができます。その場合は<a
href="./newmaint#FrontDesk">受付</a>に連絡してください。</p>

<p>応募者の同一性にいくらかの疑問がある場合は、
さらに検証を追加する選択肢があります:</p>

<ul>
 <li>応募者が学生であれば、その大学の誰かが同一性を裏付けることができるでしょう。
     この人は大学職員のウェブページにも掲載されているべきです。</li>
  
 <li>応募者が比較的大きな会社に勤務している場合、
     その雇用者が同一性を裏付けることができるはずです。</li>

 <li>逆引きのできるウェブサイトがありますが、携帯電話の場合は通常使えません。
     応募者が提供した番号を逆引きして応募者自身の名前が出てくるか、
     その番号に電話を掛けて本人が応答すれば、
     それをもって応募者の同一性は確認できたものとすべきでしょう。</li>
</ul>

<h3><a name="pandp">哲学と手順</a></h3>
<p>この項目に決まった基準はありませんが、
 常に対象としておくべき領域がいくらかあります
 (また、他の人と話し合うことを勧めています):</p>
<ul>
 <li>応募者は <a href="$(DOC)/debian-policy/">Debian ポリシー</a>と <a
     href="$(DEVEL)/dmup">Debian マシン使用ポリシー (DMUP)</a>
     の維持に同意しなければなりません。</li>

 <li>応募者は<a href="$(HOME)/social_contract">社会契約</a>に同意し、
     Debian がどのようにフリーソフトウェアコミュニティとやりとりしているのか\
     説明できなければなりません。</li>

 <li>応募者は <a href="$(HOME)/social_contract#guidelines">Debian
     フリーソフトウェアガイドライン</a>をよく理解していなければなりません。
     応募者はあるライセンスがフリーなのかフリーではないのか判断できる必要があり、
     また、フリーソフトウェアについて確固とした意見を持つべきです。</li>

 <li>応募者は Debian バグ追跡システムがどのように動作するのか、どのような情報を
     Debian がそこに置いているのか (疑似パッケージや wnpp など)、
     そしてどのようにしてそれを操作できるのかを理解しなければなりません。</li>

 <li>応募者は Debian QA プロセス (メンテナ変更、削除、メンテナ以外の人や
     QA によるアップロード) について知っているべきです。</li>

 <li>応募者は Debian のリリースプロセスについて理解しておくべきです。</li>

 <li>応募者は Debian の地域化および国際化の取り組み、
     その促進のために何ができるのかということについて知っておくべきです。</li>
</ul>

<h3><a name="tands">課題と技能</a></h3>
<p>課題と技能の確認で必要となる対象は応募者が作業しようとする領域によります:</p>

<ul>
 <li>パッケージ作業を目的とする応募者はアーカイブに自分のパッケージを最低でも
     1 つは持っていなければ<em>なりません</em>。
     そのパッケージには十分なユーザがいるべきで、それにより、
     応募者のパッケージ作業の技能、ユーザやバグ報告者、
     バグに対する対応の仕方といったものの土台となる資料を提示することになります。
     <br />
     詳細な質問によっても Debian パッケージ作業 (設定ファイル、メニュー、init
     スクリプト、サブポリシー、移植、複雑な依存関係)
     の基礎的な面についてはいくらか対象となるはずです。</li>

 <li>文書を書こうとしている応募者は作業の例をすでに提供していなければなりません。
     また、将来どういった文書の作業をしたいのか、明確な見通しを持つべきです。</li>
</ul>

<h3><a name="finalreport">Debian アカウント管理者への最終的な応募の報告</a></h3>
<p>確認がすべて完了し、応募管理者が応募者の能力について満足すれば、Debian
アカウント管理者と新規メンバー受付に報告を提出します。
報告では、新規メンバーの確認の様々な部分について満足に至るまでに行ったことと、
応募者について集めた情報をすべて提供すべきです。</p>

<p>メールは &lt;da-manager@debian.org&gt; と &lt;nm@debian.org&gt;
に宛て、以下の内容を含めてください:</p>

<ul>
 <li>応募者の基礎的な情報をいくらか含めた、応募の簡単な概要。</li>

 <li>応募者が要望するアカウント名。これは最低 3 文字以上であるべきです。</li>

 <li><var>&lt;account&gt;</var>@debian.org
     に宛てた全メールを転送する先のメールアドレス。</li>

 <li>応募者の OpenPGP 公開鍵のフィンガープリント。
     Debian キーリングに取り入れられているべきです。</li>

 <li>その応募について、応募管理者と応募者の間で行った議論の全ログを
     gzip で圧縮した mbox で。</li>
</ul>

<p>応募プロセスでの応募管理者の職責はこれで完了です。
新規メンバー受付とアカウント管理者が確認、応募の報告を判断します。</p>

<hr />
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victory
no need to CC me :-)
http://userscripts.org/scripts/show/102724