佐々木です.
Noto にするのが良いかな, と思います. BIZ UD はもともと UD フォントなので, 多少癖がありますし, Noto の方がグリフが多いので.
Debian Wikiを見ると、VLゴシックとIPAフォントにalternativesでvirtual packageが設定されています。
- Fonts/Japanesefontpkg - Debian Wiki:
https://wiki.debian.org/Fonts/Japanesefontpkg
なので、いきなり変えるとその辺が影響ありそうですが、この仕組み必要なのかな?と思ったり。
Ghostscript で日本語を表示したり PDF を生成する際に alternative で指定されたフォントを利用する仕組みになっています. /etc/ghostscript/cidfmap.d/90gs-cjk-resource-japan{1,2}.conf あたりを参照のこと. というわけで必要ではあります(保持して欲しい).
TeX に関しては, 現在のデフォルトは Noto 由来の https://github.com/trueroad/HaranoAjiFonts です. Debian では texlive-lang-japanese パッケージとして提供されています. なので, あまり気にしなくて良いです.
気がついた点はこのぐらいでしょうか.
On Thu, 01 Aug 2024 14:09:28 +0900, Jun Nogata via debian-devel debian-devel@debian.or.jp wrote:
野方です。 debconf24参加中です。
前に投げたことがありますが忙しくて放置していました。 DebConfでそれについてやまねさんと話をしたので、またぼちぼち考えてみようかと思って投げます。 なので意見をください。
## 日本語標準フォントをNotoとBIZ UDフォントに変えたい
自分の意見としては、「Debian日本語標準フォントをNotoとBIZ UDフォントに変えたい」です。
現在、taskselのtask-japanese-desktopで入るフォントは、VLゴシックとIPAフォントです。 これを
- VLゴシックからNoto CJKフォントに変える
- IPAフォントをBIZ UDフォントに変える
1の理由は、他のLinuxディストリビューションが日本語フォントにNotoを採用しています。 しかし、DebianだけVLゴシックでは相互運用上の問題がある。
自分の話でいうとLibreOfficeの日本語フォントの優先度は、Noto系が最初にマッチするようにしています。 https://git.libreoffice.org/core/+/refs/heads/master/officecfg/registry/data...
VLゴシックは、入れてません。これは単純に忘れていたこともありますが、 VLゴシックを標準で採用しているのはDebianとVineぐらいしかなく、大きな影響もないのでそのままです。
2の理由は、IPAフォントはメンテナンスも終了していてバグなどの対応も終わっています。 これを使い続けるより、他のOSでも標準でインストールされているBIZ UDフォントに変えたほうが 相互運用性からも良いのではないか。
## 影響について
変更の影響については、デスクトップ関係が思いつきます。 ほかにTeX方面もありますが、どうやって調べたらいいのか使っていないので検討がつきません。 ほか、どのようなところに影響ありそうか想像つきません。
Debian Wikiを見ると、VLゴシックとIPAフォントにalternativesでvirtual packageが設定されています。
- Fonts/Japanesefontpkg - Debian Wiki:
https://wiki.debian.org/Fonts/Japanesefontpkg
なので、いきなり変えるとその辺が影響ありそうですが、この仕組み必要なのかな?と思ったり。
## まとめ(まとまってない)
まず、影響がどの辺にありそうか調べる必要があるので、その辺、教えてください。 あと、変えると良い・悪い点で思うところあれば意見をください。
-- Youhei SASAKI uwabami@gfd-dennou.org uwabami@debian.or.jp GPG fingerprint: 4096/RSA: 66A4 EA70 4FE2 4055 8D6A C2E6 9394 F354 891D 7E07