From: Kenji Matsui kmatsui@earth.kiramori.net Subject: [debian-users 00101] Re: stretchで日本語入力できない Date: Sat, 22 Jul 2017 02:10:28 +0000
ここまではOK。なぜ「文字化け」したか、ですが、予想ですか、 日本語を表示できるフォントが入っていなかったか、素のコンソール だからでしょう。前者だと仮定します。
「素のコンソール」というのは、xfce や Mate などが立ち上がっていない ターミナル画面のみの環境という意味でしょうか?
そのつもりで書きました。
私は最初からxfceデスクトップにログインしました。
なるほど。
task-japanese-desktop をインストールすると、日本語入力で問題が発生しな くなりました。
それと、いつのまにかインストールした覚えのない uim-mozc が入っています。
task-japanese-desktop を入れたときに依存関係で入るようです。 https://packages.debian.org/stretch/task-japanese-desktop
または、これ。 $ apt show task-japanese-desktop
task-japanese-desktop の依存関係で入るパッケージが重要なので、 使わないものは個別にアンインストールでもよいと思います。 task-japanese-desktop も含めて。
ちなみに、uim には kkc(uim-kkc)がないですね。 anthy より kkc の方が新しいのかなと思い kkc を使い始めたのですが、違っ たかな・・・
作る人がいなければ存在しないし、利用者が少なければ廃れたりしますので。 libkkc自体、最近の開発は活発ではないっぽい?
$ dpkg -l ibus-mozc dpkg-query: ibus-mozc に一致するパッケージが見つかりません
インストールしたことがないと出てこないので、探すのであれば $ apt search ibus-mozc とか、ウェブで検索とか。 https://www.debian.org/distrib/packages
# ミラーサイトのほうを紹介しようと思ったら、 # https://www.jp.debian.org/ の証明書問題…。
ibus より uim の方が新しく、これからも長くサポートされる入力システムな のかなと感じましたので少し試してみたのですけど
…。
ibus より uim の方がこれからも長くサポートされるかどうかなどよく分から ない ということでしょうか?
調べればわかりますが、uimのほうが歴史は長いです。 そして、長くサポートされる(というか、開発される)かどうかは初出が いつかとは関係ありません。
個人的に fcitx はあまり気が進まないので、他のものから選んでいたのです けど。
まあ、選択肢がある間は、とっかえひっかえ試せばいいんじゃないですかね。
$ sudo apt-get upgrade -y をする時にせっかく "-y" オプションをつけていても、 パッケージの変更内容などの通知が出た時にそこで入力待ちになり 全自動で最後までいかないことがあります。
それを防ぐために # dpkg-reconfigure apt-listchanges でパッケージの変更内容の通知法をいつも次のように選んで設定しています。
環境変数 DEBIAN_FRONTEND を“noninteractive”にするとよいみたいです。 (調べただけで試してはない) それがだめなら PAGER=cat とか(これも試していない)。 または、apt-listchanges をアンインストールとか…。
ちなみに、testing まできている新しいバージョンの apt-listchanges では、 確認のプロンプトで止めない設定ができるようです。
# touch /var/mail/root これをやっておかないと、この設定段階かどこかでエラーが出ていたと思いま す。
そんなことはないと思いますが、試していないのでなんとも。 もし必要だったとして、私だったら、rootにメールを送るほうがいいかな。 (一般ユーザに転送しているとダメですが)
書き忘れていますが、 # apt-get install -y mutt これもやっとかないといけないですね。
メーラーもお好きなものをどーぞ、という感じですね。