安達と申します。
2015年(h27)分の申告から
確定申告書等作成コーナーをDebianで使用しています。
「印刷して書面による提出」を選び郵送で提出しています。
Windows縛りのシステムの多い中、当時からなかなか優秀でした。
ウェブ標準に準拠する範囲で設計してくれれば、推奨にならなくても
使えると感心したものです。
今年、スマホ連携で「マイナンバーカード」利用を利用しようとすると
本当に拒否されて前に進めなくなりました。
Debian+Chromeでもだめでしたから、OSもチェックしているようです。
ユーザーエージェント文字列にはOSも書かれますから、
行けるかもと思ったのですが、今年は様子を見ようと印刷することにして
Debian+firefoxで無事終えました。
印刷は「必ずAdobe Acrobat Readerで」とあり、
Debianではこれに従えませんが、
ブラウザで表示されたものを印刷すると配置が乱れるので
このように指示しているのだと判断してevinceで印刷しました。
縦書き部分の丸括弧が横にならず、句読点の位置がずれますが、
機械での読み込みをする部分ではないので問題ないかと思って
毎年これで出しています。
「ID・パスワード方式」は取得するのが面倒でやっていませんでしたが、
改めて取得の方法を読みました。届出完了通知の発行は税務署に出かける
必要があります。
自宅からもできると書いてありますが、
届け出にはマイナンバーカードとICカードリーダライタが必要になります。
ID・パスワード方式はマイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応なんだそうですが、なんか矛盾しています。
お役所でDebianでもできるトップの省庁でしたので、
今回の対応は残念。