Mitsuya Shibata mty.shibata@gmail.com wrote:
amdgpuのupstreamというのはどこでしょうか?
おそらくAMDだと思います。
KabyLake Gを動かそうとしたときに調べた限りだと、以下のような流れのようです。
- AMDからRadeon Software for Linuxがリリースされる
https://www.amd.com/ja/support/kb/release-notes/rn-amdgpu-unified-linux たとえばUbuntu版だとamdgpu-dkmsにファームウェアが入っています。
- 上記に含まれるファームウェアがlinux-firmwareに取り込まれる
https://git.kernel.org/pub/scm/linux/kernel/git/firmware/linux-firmware.git/... 最新の19.50からも取り込まれているようですが、全部入っているわけでもなさそうです。
On Thu, 6 Feb 2020 16:39:15 +0900 Takashi Sakamoto o-takashi@sakamocchi.jp wrote:
識者というわけじゃないのですが、わたしが思うに、firmwareはAMD社が自社の ウェブサイトで提供しているドライバーパッケージの中に含まれているのが 最初のリリースで、それが適当なタイミングでAMD社の社員によって linux-firmware.gitにPRされ、マージされるのだと思います。
今AMD社のウェブサイトから得られるRadeon™ Software for Linux® 19.50の リリースノートが以下です。 https://www.amd.com/en/support/kb/release-notes/rn-rad-lin-19-50-unified
Download/Unpackしてdpkg-debしてみると、「amdgpu-dkms_19.50-967956_all.deb」が ファームウェアをたくさんインストールすることがわかります。
柴田さんと坂本さんからコメントいただいたように
・AMDは「Radeon Software for Linux」を最優先にリリースしている ・コード自体はInternalなGit repoがあって、それを適宜firmwareのツリーに マージしている。
なのでDebian的には 「linux-firmwareがwatchするupstreamで変わらず」 になりそうですね。
・「Radeon Software for Linux」に入れてfirmwareのツリーに入れない、という 判断基準自体は不明
このあたりはamd.comなコミットしている人に「どうして?」という疑問とか、 「Radeon Software for Linux」と同時にlinux-firmwareツリーに入れる、という 運用はできない?という質問はしても良さそうです。
**どうしても今のタイミングで**エラーを消したい場合はUbuntu用の「Radeon Software for Linux」配布内のamdgpu-dkmsパッケージから該当のfirmwareファイルを 取り出してディレクトリにコピー (あるいはそのままapt install ./<local package>、で良さそう)
となるでしょうが、これは私の求める解決ではないです ;) #firmwareだけ選択的に入れるのであれば弊害は少ないでしょうが、面倒がって マルっと「Radeon Software for Linux」を入れるだと、環境ぶっ壊れるとかの 可能性考えちゃいますね。