安達と申します。
2015年(h27)分の申告から 確定申告書等作成コーナーをDebianで使用しています。 「印刷して書面による提出」を選び郵送で提出しています。 Windows縛りのシステムの多い中、当時からなかなか優秀でした。 ウェブ標準に準拠する範囲で設計してくれれば、推奨にならなくても 使えると感心したものです。
今年、スマホ連携で「マイナンバーカード」利用を利用しようとすると 本当に拒否されて前に進めなくなりました。 Debian+Chromeでもだめでしたから、OSもチェックしているようです。
紹介していただいたページをそのときに検索で見ていたと記憶しています。
https://osamuaoki.github.io/jp/2023/02/28/etax2022/
実際にUA文字列のスプーフィングでの回避策を試され成功した方います?
ユーザーエージェント文字列にはOSも書かれますから、 行けるかもと思ったのですが、今年は様子を見ようと印刷することにして Debian+firefoxで無事終えました。 印刷は「必ずAdobe Acrobat Readerで」とあり、 Debianではこれに従えませんが、 ブラウザで表示されたものを印刷すると配置が乱れるので このように指示しているのだと判断してevinceで印刷しました。 縦書き部分の丸括弧が横にならず、句読点の位置がずれますが、 機械での読み込みをする部分ではないので問題ないかと思って 毎年これで出しています。
「ID・パスワード方式」は取得するのが面倒でやっていませんでしたが、 改めて取得の方法を読みました。届出完了通知の発行は税務署に出かける 必要があります。 自宅からもできると書いてありますが、 届け出にはマイナンバーカードとICカードリーダライタが必要になります。 ID・パスワード方式はマイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応なんだそうですが、なんか矛盾しています。
お役所でDebianでもできるトップの省庁でしたので、 今回の対応は残念。