[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[debian-announce:00080] 2012年度 Debian JP Project 活動報告
-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE-----
Hash: SHA1
- ---------------------------------------------------------------------------
Debian JP Project http://www.debian.or.jp/
2012年度 Debian JP Project 活動報告 board@debian.or.jp
2013年4月1日
- ---------------------------------------------------------------------------
>> 1. 体制
2012年度理事会は下記のメンバーで構成し、必要な事項について随時対応を行った。
会長: 前田 耕平
副会長: 佐々木 洋平、山田 泰資
事務局長: やまねひでき
監事: 倉敷 悟
「Debian JP Project」全体としての運営会議体として、2012年04月-2013年03月の間
隔週でIRCで会議開催し、各種議題を審議する形式で運営した。議題の調整は
titanpad にて調整した。
Debian勉強会: Debian JP Project 会員および Debian ユーザが参加し、東京エリア
並びに関西方面にて月に一回各種議題についての討議を行った。
>> 2. 活動結果のまとめ
2012年度は下記の活動を行った。
・日本における Debian の活動をサポートするインフラの維持
- www.debian.or.jp ウェブサイトの更新、ユーザの情報交換の場としてメーリング
リストを継続して提供
・日本における Debian ミラーの維持および改善
- アイーティシェルパの協力の元、cdimage.debian.or.jp としてインストール
イメージの提供
- さくらインターネットの協力の元、debian-mirror.sakura.ne.jp をフルミラー
として追加、ftp.jp.debian.org 提供経路の多重化
・試験的な広報活動として twitter において @debianjp アカウントにて情報発信
・日本および日本語圏における、Debian 開発者 (DD) の日本においての活動支援と育成
および Debian Maintainer (DM) 制度を利用したパッケージメンテナの支援と育成
(DM を活用したメンテナンス体制の改善)
- "5. Debian Developer、Debian Maintainer の育成" を参照されたい
・日本で行われる FLOSS 関連イベントへ積極的参加および支援
(OSC、KOF、勉強会など)
- 定期的に東京と関西で勉強会を開催(月1回)
- オープンソースカンファレンス(OSC)および関西オープンソース(KOF)への参加
- 福岡にて有志で開催されている勉強会への支援
・Debian の日本語環境の改善活動および支援
(man、po、po-debconf、日本語入力関係、他コミュニティとの連携への働きかけ)
- パッケージの説明文(description)の翻訳
・Debian商標を国際商標としてSoftware Public Interest管理下に移譲
>> 3. タイムライン/イベント等実績
東京方面、関西方面でほぼ毎月勉強会が開かれた他、2012年度には以下のイベント
に参加した。
2012/07 Debconf12(ニカラグア)
2012/07 オープンソースカンファレンス 2012 Sendai
2012/07 第1回福岡Debian勉強会
2012/08 オープンソースカンファレンス 2012 Kansai@Kyoto
2012/09 オープンソースカンファレンス 2012 Tokyo/Fall
2012/11 関西オープンソース2012
2013/02 オープンソースカンファレンス 2013 Hamamatsu
2013/02 オープンソースカンファレンス 2013 Tokyo/Spring
2013/03 オープンソースカンファレンス 2013 Tokushima
また、2012年6月に東西勉強会合同イベントとして「大統一Debian勉強会」 を京都
大学で主催、100名近くの参加者を集めた (http://gum.debian.or.jp/)。
開発の促進という面でも、Debian7.0"Wheezy"のリリース促進のため2012年11月に
Bug Squashing Party、2012年9月/2013年2月に「Debianパッケージング道場」、
2012年8月/9月に「Debianパッケージをいじってみようの会」などを主催した。
詳細は
http://www.debian.or.jp/community/events/2012/index.html および
http://www.debian.or.jp/community/events/2013/index.html を参照されたい。
>> 4. 雑誌/Web媒体等
以下の書籍・雑誌にプロジェクトメンバーによる Debian 関連記事の寄稿が
行われた。
・Software Design 2012年8月号
・Software Design 2013年1月号
・Software Design 2013年3月号(連載記事「Debian Hot Topics」)
・Software Design 2013年4月号(連載記事「Debian Hot Topics」)
・Software Design 2001-2012 総集編
詳細は
http://www.debian.or.jp/using/book.html を参照されたい。
>> 5. 新規参加メンバー/脱退メンバー
八津尾 雄介(やつお ゆうすけ、yyatsuo@debian.or.jp)
が新たに本プロジェクトへ参加した。
>> 6. Debian Developer、Debian Maintainer の育成
現在、
倉敷 悟 (lurdan@debian.or.jp)
佐々木 洋平 (uwabami@debian.or.jp)
が New Maintaier Process に参加し、Debian Developer を目指している。
>> 7. 翻訳
翻訳関連では以下を日本語へ翻訳する活動を実施した。
www.debian.org: debian.org のウェブページ
po, man等: フリーソフトウェアのメッセージ
debconf-po: debconf の出力するメッセージ
DDTP: Debian パッケージの説明文
DSA: Debian セキュリティ勧告
Debian プロジェクトニュース: Debian Project News
リリースノート: 7.0 "Wheezy" のリリースノート
インストールガイド: 7.0 "Wheezy" のインストールガイド
>> 8. 寄付/会計
当期は、Debian商標の移管、DebConf13への寄付などで 208,525円 の支出となった。
また、本年も複数の方から寄付を頂き32,167円の収入となったので、この場を借りて
感謝を表したい。
詳細な会計については別表で debian-private @ lists.debian.or.jp 宛に報告とする。
-----BEGIN PGP SIGNATURE-----
Version: GnuPG v1.4.12 (GNU/Linux)
iEYEARECAAYFAlFYk50ACgkQIu0hy8THJkv9zQCfYj6Vz5+HYWbXiiIKC+9vCYs2
7OgAnjEN7uPZG8JgtzKmktbzw+YjtN9M
=x7yX
-----END PGP SIGNATURE-----