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Re: bug(1)



小島基靖と申します.
bug のマニュアルには目を通したつもりでしたが,まだ知らないことが
一杯かいてありました.日本語はやっぱりいいですね.
ほとんど,言い回し修正です.

>> > DESCRIPTION
>> >        bug  will figure out what the current version of the pack-
>> >        age with the bug is on your system. If the package is  not
>> >        installed then a generic bug report will be generated.
>> 説明
>>        bug は、現在自分のマシンにインストールされているバグのある
>>        パッケージのバージョンが何かを調べる。

bug は,システム上で不具合のあるパッケージのバージョンを調べる.

>> >        If the description of the problem is given on the command-
>> >        line and a subject is provided with the -s option then bug
>> >        will  run in batch mode and send a correctly formatted bug
>> >        report to submit@bugs.debian.org.
>>        問題についての説明がコマンドラインで与えられ、かつ Subject
>>        が -s オプションにより与えられた場合、 bug はバッチモー ド
>>        で 動 作 し、 正 し い 書 式 に 従っ た バ グ 報 告を sub-
>>        mit@bugs.debian.org に送信する

コマンドラインから問題の説明を入力し,かつ,Subject を ....

>> >        If no description is given on  the  commandline  then  bug
>> >        will  invoke  the  editor ( $VISUAL or $EDITOR environment
>> >        variables or per default joe(1) ) for you to edit the text
>> >        to  be  send.  If you do not change the text no bug report
>> >        will be sent!
>>        コ マンドラインで問題の説明が与えられないときは、 bug はエ
>>        ディタ( $VISUAL もしくは $EDITOR 環境変数、又はデフォル ト
>>        の editor(1) )を起動し、送信用文書の編集を促す。文書に変更
>>        がない場合は、バグ報告を送信しない。

コマンドラインから問題の説明を入力しなかった場合は,エディタ
( $VISUAL もしくは $EDITOR 環境変数、又はデフォルト の editor(1) )が
起動し,送信するバグ報告に説明を入力する.
バグ報告文に変更がなかった場合は,バグ報告を送信しない。

>> >        -x     Do not send a CC to the submitter of the bugreport
>>        -x     バグ報告の提出者に CC を送らない。

       -x     バグ報告の提出者に CC(Carbon Copy) を送らない。


<199811061340.WAA03028@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>の記事において
nakano@xxxxxxxxxxxxxxxxさんは書きました。

>> 中野です。 マイナーな部分だけですが、気付いたところを。
>> 
>> > >        Since  bug could include sensitive system information in a
>> > >        bug report when run as root it will not allow being run as
>> > >        root. Also the return address for e-mail should be a regu-
>> > >        lar username on a system and not root.
>> >        bug を root 権限で実行するとバグレポートに危険なシステム情
>> >        報を含めることが可能となるため、 bug はroot権限での実行 を
>> >        許さない。また電子メールの返信用アドレスはシステム上の正規
>> >        のユーザ名にすべきであり、root にしてはいけない。
>> 
>> 「bug を root 権限で実行すると、システムに関する危険な情報が
>>  バグレポートに含まれてしまう可能性があるため、〜」
>> 
>> # regular は「通常の」とどっちが実情に近いでしょう?

bug は,メールアドレスとして,username@ '/etc/mailname' を自動生成し
送信します.ですから,regular username は,Internet E-mail address の
一部です.というわけで,'正規の' で正しいです.

bug にメールアドレスを自動生成されると困る人 (Dial up PPP ユーザーとか)は,
環境変数 EMAIL に 自分の正規のアドレスと設定しましょう.

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    小島基靖    Private E-mail: mkojima@xxxxxxxxxxxx