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[debian-devel:00231] Re: ROOT-JP.BIN, dpkg-jp



 吉山@神戸大です。こんばんは。

 今月の LINUX JOURNAL に Debian-1.1 のインストール記が載っていました。
「Floppy 6 枚使った」「ENTER ばっかりだった」「パッケージ管理は非常に
クール」という内容でした。

I received from ukai@xxxxxxxxxxxxx on 11 25 , 1996. 

+ なんか yosshy@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxさん宛が Host unknown (Name server: 
+ jedi.seg.kobe-u.ac.jp.: no data known) なんかで最近よく落ちていたので
+ kobe-u.ac.jp を中継させるようにしてみました。
+ # もっと近くで中継する方がよいかな?

 何ででしょうね。いい加減うちの研究室のサーバ jedi が退役の時期という
のは分かっているのですが…

# 折角の SPARC server なのに

+ From: yosshy@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (Akira Yoshiyama)
+ Subject: [debian-devel:00229] Re: ROOT-JP.BIN, dpkg-jp
+ Date: Sat, 23 Nov 1996 02:32:40 +0900
+ 
+ >  よくよく考えてみれば、init が実行するスクリプトに fsck を書か
+ > なければ良い事に気がつきました。これで1つ問題がなくなりました。
+ または fstab で 6th column に 0 を書いておけばいいですね
+ # see fstab(5)

 なるほど。そういう逃げ道もありますね。
 また、/tmp や /var をそこで RAM disk として宣言すれば、いきなりの
CD-ROM マウントも可能でしょう。

 Slackware のように各種 kernel を全部揃えるというのも1つの解なの
でしょうけど。

+ >  ただ、問題なのは Win95 です。Win95 はメモリのプロテクトをする
+ > そうなので、Win95 上から LOADLIN 出来ないかも知れません。その場合
+ LOADLIN は「MS-Windows からは実行するな」と言ってます:-)
+ 「MS-DOSモードでコンピュータを再起動する」をすれば 
+ いいみたいですが。

 どうやらそのようです。
 PHT(Pacific HiTech) の "Turbo Linux" という製品を先頃 T-ZONE の
店頭で見かけました。こちらも、「一旦 Win95 を終了して、MS-DOS モード
に落としてから INSTALL.EXE を実行」という風に書いてありましたが、

	CD-ROM が MS-DOS モ−ドで見えるんかいな?

という素朴な疑問が残りました。

+ # config.sys やらをちゃんと書いておけば一応 見えるようです。

 私は後から Win95 を入れたので、Win95 がプレインストールされたマシン
がどうなっているのか知りません。どうなっているのですか? \
	> 御存知な方々

+ >  この問題は2なら関係ないので、いいと思うのです。

	:-)

+ ところで Boot + Root Floppy だと Root Floppy が /dev/ramdisk0 に
+ 展開されて / になりますよね。これで menuとかで CD-ROM device を
+ 選んで それを /mnt あたりに mount、そして /mnt/var/tmp に ramdisk
+ を mount という story ですよね。そうすると /dev/ramdisk0 とは
+ 別にもう一つ ramdisk を作らないといけないような…
+ # /dev/ramdisk0 を mount しようとしても already mounted と
+ # 言われてしまう:-<
+ symbolic link じゃ chroot したら link を辿れなくなっちゃうし…

 結構重要な問題です。(~"~
 本当は、initrd にてデフォルトで実行されるコマンド(スクリプト可)
が終了すると、initrd の領域を開放して本来の Root Filesystem をマウ
ントするらしいので、この「本来の Root Filesystem」を後から指定でき
れば言う事ないのです。この場合、chroot とは別のアプローチになるで
しょう。

# なんとか出来ないものでしょうか?

 あまり嬉しくはないですが、一旦それで設定してから LILO で設定し、
2回目でめでたくマウントというアプローチも考えられます。

 また、mount -o ro,remount /dev/cdrom などで CD-ROM をマウントし、
そのまま /dev/ramdisk の内容を消去して、/var+/tmp にしてしまうとい
う荒技もあります。その際、initrd が仇にならないかなと心配しています。

+ そうすると メモリ要求量が増えちゃいますね。
+ # でも、8M あれば充分なのかな?

 4MB では無理かも。
 カーネルに 400kB, コマンド、モジュールの入った RAMdisk に 1MB と
考えています。これぐらいなら圧縮して Floppy 1 枚に収まってしまうで
しょう。

 とにかく、CD-ROM なら CD-ROM だけ、NFS なら NFS だけが見えるように
するならば、カーネルや INITRD イメージは2、3種類で済むはずです。一
旦マウントできれば…後はその先のファイルシステムの世界が広がります。

# ノートマシンはどうしましょう? PLIP かな?

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  name   : 吉山あきら (Akira Yoshiyama)
  e-mail : yosshy@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
  URL    : http://jedi.seg.kobe-u.ac.jp/~yosshy/linux.html

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